ギルド登録完了
おっちゃんの指示通りに左に進み、しばらくすると、大きな教会のようなものが見えてくる。
「ここが冒険者ギルドかぁ」
田舎者が都会に行くと上を見てしまう。というがそれはこういう事を言うんだろうか。
なんか違う気がするがいいか。
取り敢えず中に入り、受付係の女の子に話しかける。
見た目はかなり可愛いと思う。ギルドの制服だろうか。その制服が龍馬の高校生時代の女子制服に少しだけ似ていた。
「すみません。冒険者登録をしたいのですが」
「はい冒険者登録ですね。ではこちらの紙に名前、従者、種族名、年齢をお願いします」
「すまない。住所と種族名がわからないのだが…空白でも大丈夫か?」
「種族名がわからない?えっとですね住所は任意なので大丈夫で、種族名は登録するときに、分かるのでもんだいないですよ。記入が終わりましたら登録手数料として、50ラルクいただきます」
種族名がわからないという事に、少し疑問を抱かれただろうか、しかしすぐに質問の対応をしてくれた。
しかしまずいおっちゃんからお金をもらったはいいがどれが50ラルクかわからない。取り敢えず袋を出してみる事にした。
「この袋から50ラルク取ってください」
「はいかしこまりました。…確かに受けとりました。
「では、こちらの紙を持ってあちらに向かってください」
案内されたのは場所は、占い師がよく使っていそうな水晶玉が置かれていた。
またその隣に説明役だろうか、先ほどの受付の女の子と同じ服を着ている女性が立っていた。
「ギルドカード登録を担当している、メーシャといいます。よろしくお願いします」
深々とお辞儀をされる。かなり礼儀深い人なのかもしれない。
「ああ、こちらこそよろしく」
「ではこちらに手をかざして、少々お待ちください」
「はい」
言われた通りに手を水晶玉玉にかざす。
そうするといきなり目の前に例えるならゲームのウィンドウのような物が出現する。
「あなたの前には、基本数値と書かれている項目と、特殊能力という二つが表示されていると思います。
確認が終了したらこのカードに情報をペーストしてください」
促されるまま、能力に目を向ける。
基本数値
生命力100
筋力80
俊敏性50
魔力200
特殊能力
ハイヒール
魔力回復付与
基本4項目数値の一時的上昇
特性
動物に好かれやすい
ん?
ちょ、ちょっと待った特性!?そんなの聞いてないぞ
しかも動物に好かれやすいって、前世の影響受けすぎだろ。
しかもこのウィンドウ顔が写っている。
誰だよこのイケメン!前世の俺とは似ても似つかないような顔立ち、キリッとした目、茶髪でまるでセットしたかのような髪、筋が通っている鼻。
転生したら見た目も変わるのか!
びっくりしつつペタペタと顔を触っていると、確認が遅い事を心配したのかメーシャが声をかけてきた。
「確認が終了しましたか?終了しましたら、こちらのカードに情報をペーストしてください」
そう言って真っ白なカードを渡してくる。
そのカードを目の前にあるウィンドウに近づけると、いきなりウィンドウが、カードに吸収され、情報がペーストされていった。
「これで登録完了でございます。名前は…リョウマミタカ様ですね。お疲れ様でした」
また深々とお辞儀をされた。
「こちらこそありがとう。これからお世話になります」
お辞儀をされるとやはりお辞儀で返したくなってしまう。日本人の性だろうか。
登録が完了していく当てがなかったのでまたおっちゃんの所に向かう事にした。
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