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無垢なる君と十色の世界  作者: 犬養泳治
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色知りの儀式

すいません、自分でも何を書いているのかわからない感じです。

意味不明な点ばかりだと思いますが、長い目で心の片隅にでも置いていただけるなら幸いです。

 色知りの儀式 イロシリノギシキ

   色知りの儀式とは、そのなの通り人々の色を知る方法、また知るまでの行動である。

   主に15歳前後の人が受ける。自分の過去を知り、これまでの人生に大きな影響を与えた『モノ』を知り、それに触れることを指す。『モノ』の形は千差万別で、何が当てはまりやすいのか、そうでないのかは研究途中である。

          『人の色入門』より抜粋










 今日僕は色知りの儀式を受ける。といっても、色はそれほど重要ではない。大事なのは何が『モノ』になるかだからだ。過去には、『初恋の思い出』何てものが『モノ』になり、それをとても良いと思う人と、それを笑う人が出てきて、学校の雰囲気がギスギスしていたこともあったらしい。『モノ』は隠そうとして隠せることは少ないらしい。なぜなら_


「受講番号15番から20番までの人は入室してください」


 どうやら僕の番が来たようだ。18と書かれたカードを持って(見た目は受験と一緒だ)それまでいた自分のクラスから隣のクラスへ移動した。

 そのクラスには、人数分の水を張った銀製の皿がある。この皿を覗きこんで自分の『モノ』を知るのだ。まあこの皿自体には意味はないというか、覗きこむこと自体が自分への暗示のようなものになるらしい。


「それでは皆さん、それぞれのお皿を覗いてください」


 儀式が始まるようだ。

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