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秋の夜とほしめがね
詩
星がきれいなのだと知って窓を開ける
近眼と夜景はあまり光を教えてくれない
そんな作られたものをみたいのじゃないの
眼鏡をかけて 目を凝らして
ああ 秋の夜の空気はきれい
しんでしまいたいなあ
お目当ての地面は草たちが布団を用意している
3Fからじゃ しねないわ
葉を落とした街灯の傍の木が、わたしはここにいるよと囁きかけてくる
蝶が一匹とんでた
いきてるんだわ
鳴いている夜行性の虫たち せっせと活動している
だから草は 敷かれてなどいない
こんなにかんたんなこと
こんなよるは、わたしはひとりではないのだということ
眼鏡をかけて 目を凝らして
三等星よりも小さな星さえ ときどき飛び込んでくる
それに混じって 電気塔のてっぺん 街のネオン ライトアップ
そんな作られたものをみたいのじゃないの!
目を凝らして光につぶやく
ねえ、みんながいることを教えてよ。
20120924




