「授業に○○はいらない!」ではなく、時が経ったら「○○はいらなかった」と言えるように。
鶴舞麟太郎さまのエッセイ
『「学校の授業に歴史はいらない!」「古典を消せ!」だと!? 俺にも言わせろ!「英語をなくせ!!」』
こちらを読んで、書いたエッセイです\\\\٩( 'ω' )و ////
そして、八坂 悠布さまエッセイ
『学校に睡眠室を作ってくれ』
にも、同意かつ諭してみる試みヾ(๑╹◡╹)ノ"
どうも、こんにちは。エッセイジャンルのすみっこにいる物体げんらです。
鶴舞麟太郎さまエッセイ
『「学校の授業に歴史はいらない!」「古典を消せ!」だと!? 俺にも言わせろ!「英語をなくせ!!」』
を読んで感想を書いたら、反論又は擁護エッセイの方はいかがですか? とお言葉を頂きました。
こんなすみっこにいる存在感のうっっっすい奴に、お声がけしてくださるなんて……素敵なお方でごさいます。ありがとうございます。(*´ω`*)
お題を頂けたので、せっかくならばと、学生時代の不満を頭に呼び起こしてみました。
あ、とめどなく出てくる……。止まれ、マジで止まれ、黒歴史!
では、その中で出てきたものの、ひとつを書いてみます。それは高校の教育ですね。
げんらは職業科のある高校へ進学しました。
そこでやった基本5教科――国語、数学、社会、理科、英語。これらが『中学の時のおさらい』でしか無かったため、新しい事が覚えれなかったのです。
数学なんて、中学の最後辺りで、微分積分を習うはずでしたが、授業日数が足りなくて、ろくすっぽ出来なかったところまで一緒でした。
今でも、微分積分を理解していません。キチンと習ってないから。日常生活で使う部分が多分無いため、今は困ってません。今は。
職業科で専門的な勉強が増えるからって、普通科教科をおざなりにしちゃうとか、ダメじゃない?! ステップアップした意味ないよ?!
ごめんなさい。普通科の内容を全くもって知らないので、想像でしかないのですが、普通高校の5教科は、かなりステップアップしていると思っております。
私が進学したところは、上でも下でもない、わりとど真ん中あたりのはずで、中学のおさらいを3年間しなくても、平気な学力を持つ人らが集まっているはずだったのですが、やったのは中学のおさらいのみ。
進学した意味、まっっったく無いじゃん!!(普通科目に関しては)
学校の授業は、つまらないものではありますが、知識を溜め込んで損はないのです。なので、新しい事を少しでも学べればうれしかったな……と今でも思います。
そしてこれは、完全に愚痴ですが……
もっと教え方の上手い教員を、用意してください。
『みみずが張ったような文字を、声にしたらこういう奴です』と言わんばかりの、聞き取れなさレベルがカンストしている人を、教員として置かないでください。
教え下手・ミミズ声を兼ね備えていると、本当に授業メンタルが死にます。上まぶたと下まぶたが、結ばれてしまいます。ピッタリくっつき、何があっても離れない、イチャイチャカップルになります。
興味のない科目でも、教えてくれる教員が、話上手な場合、自然と授業を聞くものです。
この教科いらない、って思えるモノって、教員の教え方にも問題あるのかな、と思ってます。
学生さんが「この教科いらない」って思ってしまい、授業を聞く気が無くなる要因は、こういうのも少なからずあると思っています。ってか、私がそうでした。
さて、ここから本題です(前置きなげぇよ)
○○教科をなくせ! と言うのは、賛成とは思っておりません。
今のあなたにとって無駄かもしれないけれど、将来のあなたに必要かもしれない。そう思うからです。
なくせ! に賛成して、将来その方にとって必要になる可能性だってある。なので、無責任な賛成は出来ないのです。
鶴舞さまのエッセイでも、学校で学ぶ事は『基礎』だと書かれてあり、その意見に同意です。
学んだ中で、役に立った事・立ってない事を、自分の力で生きる事が出来ないうちに決めるのは、あまりにも早すぎると思います。
私が高校で学んだ内容は、ぶっちゃけ何ひとつお金を稼ぐうえで役立っていません。
もともとパソコン関係は、自力かつ独学で覚えました。
進学先の専門(短大)で学んだ事、取った資格は、今の仕事に何ひとつ活かせておりません。
ですが、資格を持っているので、いざという時は現場に出る事ができます。
備えにはなっている分、心の余裕があります。
学校で習った事は、仕事になってはおりませんが、その知識があるので、書いている物語に組み込んで、キャラクターの知識として描いております。
趣味でやっているプラモデル改造・塗装は、進学先で学んだ塗装がベースになっています。
造形・色・塗装について、学んだ事が多くあり、趣味として大いに楽しんでおります。
学校で学ぶ事が、将来の仕事全てになる事はありません。学んだ事と違う職種に就いている場合もあります。(私がそうです)
学んだ事が、無駄になったか……というと、そうも言えない現在となっています。
ここいらで、私の本音をぶちまけよう。
オンは仕事中じゃねぇ!
仕事が終わってからが、私のオンタイム!
所詮仕事なんて、生活費稼ぐツールでしかないんだよ。
お金があれば、飢える事なく生きれるんだ。飢える事なく生きていれば、趣味に没頭できるんだ!
趣味に割く時間が多いと、充実しているし、心の余裕ができる。趣味をするにはお金が掛かる。じゃあどうすればイイ?
ホワイト企業と呼ばれる労働環境が標準で、給料のいい会社に入ればイイんだよ。
そのために、イイ学校で学んで、イイ成績取って、イイ就職先みつけるんだよ。
学校で何習ったって、メシ食っていける金稼げなきゃ、人生始まらないよ!
まず、自分の人生充実させないと。
『自分らしく生きている』って、胸を張れるようにしないと。
なので、自分のチカラで生きて、充実してから、いらなかったモノを振り返って笑うくらいが、人生のちょうど良さだと思っています。
いらない勉強だって踏み台にして、将来を築く一欠片になっているんです。
経験したすべては、使わなくても、自分を作り上げた一部となっているんです。
ひとつ、ひとつの積み重ねが作る自分が、今もこれからも素敵なものでありますように
笑って過ごせる人生になーれ!
˚✧₊⁎ヽ(๑╹∀╹๑)ノ⁎⁺˳✧༚
今回のエッセイを書くきっかけになった、鶴舞麟太郎さまのエッセイや他の方のエッセイが、とても面白いです。
ぜひぜひそちらをお読みください╰(*´︶`*)╯
鶴舞麟太郎さま、八坂 悠布さま、お名前及びエッセイタイトルの掲載許可、ありがとうございました!