暗、日
ちょっと残酷かもですが
因果応報のようなものです。
西野が言う。
「おい、待ってくれ。」
僕は西野に向かって銃を突きつけている。
今すぐ殺したい怒りを抑えて
長く苦しませる為に急所を外しながら
何発か撃った。
西野は必死に生にすがろうとしている。
「助けて、助けて、」
僕はそんなの聞く耳を持つ訳もなく
口にタオルを詰め込んで頭をぶち抜いた。
爆音とともに西野の体はぐったりと倒れ込んだ。
血液が僕の足元にこびりつく。
なんだかもっと虚しくなり
西野の墓を建てようとした。
裏山にスコップ、死体、懐中電灯。等々持ち込み
埋め込んだ。
何時間かかっただろう。
気がつけば朝日が登りそうな時間帯だ。
光が射し込む
ようやく、明日が見えそうだ。
数日後、やはりバレたようで僕は捕まった。
でも、僕は復讐をやり遂げた。
ざまぁみろ。
最後まで見てくださった方ありがとうございます。
好みが分かれると思うんですが
ちょっとこういうのも書いてみたいなと思いました。