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不協和音協奏曲(二人のアイドルのコンチェルト)

現在の秋葉原ではパフォーマンスが厳しく禁止されていますが、この物語内では許容されているというIFの世界観となっております。もともとスクールアイドルが大人気というIF世界ですし、そこらへんはご容赦ください。

第三十三幕 秋葉原


 決戦の日はすぐにやって来た。

 決闘が決まった当日の夜には、美沢先生から歌のセットリストが送られてきた。課題曲は五曲。この五曲を審査員の前で歌うらしい。

 五曲中二曲は有名なミュージカルの楽曲。一曲は知名度の高いアニメの主題歌。残り二曲はメジャーアイドルのヒット曲であった。心は当日まで毎日演劇部員の女子とアイドル部の二人も加わって一日中特訓しているらしいかった。

 らしい、というのは、僕のほうは朝から晩までミュージカルについて、大人たちと内容から音楽から衣装まで、大小様々な打ち合わせにつきっきりで、まともに心の練習も見れなかったからだ。

決戦はその週の日曜日。学校集合とあった。

 学校のどこかで歌うものと思っていたが、学校につくとそこから用意されていたワゴンに乗り、美沢先生の運転で秋葉原へ向かう。車で一時間もかからないだろう。

 僕と心と猪島はなんとかワゴンに乗れたが、残りのメンバーは電車で来いとのことだった。芽理沙さんは面倒がっていたが、蜜葉さんの説得で一応来てくれるようだ。

 さて勝負内容だが、歩行者天国の秋葉原で、二人は一定の距離を置きそこでゲリラライブを行うと言うもの。音楽はワゴンに積んであるスピーカーでCDを鳴らし、歌はマイクなしのアカペラである。

 この告知もなしの突発的なゲリラライブで、どちらが歩行者の注意をひき、人だかりを作れるかというものであった。審査員はいわば通行人である。学園を一歩出れば、一般人に毛が生えたような猪島と完全一般人の心。普通なら人だかりなんて作れるはずもない。それを歌の力だけで呼び寄せてみろということらしい。美沢先生も実に厳しいというか、無茶な勝負方法を考えるものだ。

 単純な歌唱力勝負ならば、おそらく心の圧勝だ。心は上手い。それぐらい僕にもわかる。しかし人を集めるのが勝利条件となると、歌唱力は二の次、三の次になる可能性がある。条件の中にMCは一切禁止というルールがあったが、パフォーマンスが禁止とはなかった。ダンスは可ということだ。ダンスならこれまでずっと練習してきた猪島が有利。

 聴かせる心と魅せる猪島。そういう勝負になるだろうと揺れる車内で外を見ながら考えていた。

 ただどちらにしても、こんなゲリラライブでは絶対はどこにもない。その場に居合わせた人によっては、どうとでも転ぶものだ。公平かもしれないが、双方納得できるのだろうか。僕はそっと二人を見る。猪島はずっと目をつぶって静かにしている。何を考えているのだろうか。心は緊張した様子でそわそわと外を見ている。

 秋葉原に到着すると、美沢先生と二手に別れてスピーカーのセッティング。二人は車内に残って衣装に着替える。衣装がそれぞれ二人に用意されていた。

 準備が済むと二人は車内から出てきた。

 心はパニエで膨らんだ黒と青のコルセットドレスに身を包み、頭には青いコサージュをつけている。

 始めてみる心のアイドルらしい姿だった。僕はその姿に釘付けにされた。


「ど、どうかな?」


 少し照れたように聞いてくる心に、僕は無言で親指をたてる。

 というか喋れなかった。たまにやって来る発作のような、胸に去来する嵐のような爆発しそうな感情で、とても冷静でいられなかったのだ。

 心はこんなにも可愛くて綺麗なのに、そして大好きな筈なのに、どこかで感じる『これじゃない』という違和感はなんなのだろうか。

 全体的にクールな感じのする心に対して、藻乃は肩をだしたピンクの甘いドレス。こちらもパニエでスカートは大きく膨らんでいる。

 何というか圧倒された。彼女から放たれるアイドルのオーラに目が眩みそうだった。

 二人は歩行者天国となっている大通りへ歩いていく。


「猪島さん、お互い精一杯頑張りましょう」


 ここから二手に別れる、というところで心は握手の手を差し出す。


「私と握手したかったらCDを買うといいわ。購買部でも買えるから」


 猪島は心の握手には応えず、自分のポジションへさっそうと歩いていく。

二人の距離は百メートル以上離れており、マイクなしの屋外の騒音の中では、互いの歌は聞こえないだろう。

 二人が定位置につくのを確認すると、


「よし、それじゃ同時に始めるぞ。ミュージックスタート!」


美沢先生の携帯を通した号令でついに勝負は始まった。


 僕は心の歌う場所から少し離れたところで見ていた。近くで見ることは心の人集めの手助けになってしまうので禁止されていた。これだけ遠く離れれば、さきほどの胸騒ぎもなくなり落ち着いてみていられた。

 真夏の秋葉原の歩行者天国はいつも通り多くの人が歩いている。特定の層の男性の率が高い気もするが、基本的には観光地でもあるので、多様な老若男女が楽しそうに闊歩している。午後の日差しとなり周囲のビルの影が道に落ち、直射日光を浴びることはないが、じっとしていてもむっと暑い。

 そんな中さすがに普通の服とは言い難い服を身に纏っている心は、道行く人たちの注目を集めている。

 しかし注目されているのは、衣装だけのせいではない。

 定位置についてから、美沢先生の号令がかかるわずかな時間。その時間を心は無駄にしなかった。

 心はここであの「空気壁」のパントマイムを始めたのだ。両手を広げ何もない空間を触り、叩く。一瞬にして心の回りに見えない壁が出来た。

 演劇部を始めたとき、演技力を向上させるため見よう見まねで始めたパントマイム。それをここで持ってきた。始めた初期よりも抜群にうまくなって……心はきっと僕が見ていないときでもずっと練習していたんだ。

 心を見て、素通りするだけの人が足を止めた。一人止まれば二人止まる。二人止まれば四人、五人が一気に止まる。こういった大道芸は人が人を呼ぶ。だから最初に人の足を止めさせるのが大事なのだ。心はそれをまだ歌を唄う前から達成した。

 猪島の方をさっと見る。遠くに見える彼女は静かに立っているだけ……

 踏んできた場数が違う……そう思った。校内のライブではあるけど、毎日毎日三講演こなしてきたのだ。デビューしたての猪島とでは積んでる経験値が違った。

 勝利とは戦う前から決定されている。中国の兵法書「孫子」の言葉を思い出していた。

 今の心にはそれだけの凄みがあった。

 そこに携帯から美沢先生の号令が聞こえた。僕はさっと片手をあげ、心に試合開始の合図を送る。

 心もそれにあわせてパフォーマンスを切り替える。それまで空気壁の動きをしていたのが、突然時でも止まったかのように制止する。ここでさらに周囲の注意を惹き付ける。

 人が一瞬「え?」と意識が止まり、動き出そうとするベストなタイミングで、一曲目の音楽が鳴り出す。

 心の足元に置いてある屋外用スピーカーには携帯音楽プレイヤーが繋がっていて、その小型のリモコンが衣装の腰につけている。心はそれをいつのまに手に握っていたようでそっとCDの再生ボタンを押したのだ。傍目にはいきなり音楽が鳴りだしたと思うだろう。

 ついに勝負の火蓋が切っておとされたのだ。


 一曲目は大ヒットしたミュージカルアニメの一曲。有名なだけあって、心が唄っているのをこれまでに何度も聴いたことがある。

 だからこそ、その違和感にはすぐに気づいた。


「あれ?……これ……どういうことだ?」


 心の歌声がこれまでとは全然違っていた――それは良い意味で。

 声量、声の伸び、音の安定さ……全てが僕の知ってる心を上回っている。この数ヵ月で、僕の知らないうちに心の歌は格段に上手くなっていた。


「この数日ずっと練習したからか?いや、これはそんなレベルじゃない……なんで………」


 僕の独り言にノロイちゃんが答えてくれた。


「きっと毎日の演劇部の練習だよ。基礎練習は大事だね」

「そうか、肺活量や腹筋の鍛えたからか……」


 演劇部の活動として、走り込み、腹筋、肺活量を鍛える地道な練習を繰り返しこなしてきたことが、歌唱力の基礎部分を鍛えてもいたのだ。

 あの太っていたマロンがすっきりするほどの運動量だ。その練習の日々が心の肉体を完全に一から作り直した。演劇部の活動はまったく無駄ではなかったのだ。

 先日心が猪島に言った、「遠回りこそが近道」という言葉は本心だった――心は自分のことだから分かっていたんだ。歌が上手になっていることが――

 一皮むけた心の歌声はマイクなど必要とせずに、雑踏の中でもはっきりと通行人に届いた。アイドルのような可憐な衣装をまとったディーヴァがこの秋葉原に誕生した。

 足を止める人は加速度的に増えた。

 こうなると今度は野次馬的に人が足を止め始める。

 猪島の方にも人は集まっているが、一曲目が終わる頃には心との差は圧倒的になった。

 ミディアムテンポな一曲目とは打って代わり、二曲目はかなりアップテンポなビートになる。一曲目の時は歌うことに集中し、ほとんど動かなかった心だが、二曲目が始まると今度は踊り始めた。

 これも有名なミュージカルな曲なのだが、その時のダンスを真似たダンスをはじめた。さすがにダンスのレベルはまだまだだのようだが、それでもちゃんと踊れている。

 ダンスに関しては練習なんて一切してこなかったが一体どうして?と疑問に思っていたところで後ろからマロンに声をかけられた。


「結構人集まってるじゃな~い」

 

 振り向くとマロン、蜜葉さん、芽理沙さん、それに鹿野が立っている。蝶林の姿は見えないので、猪島の方に行ったのだろう。そして鹿野の姿で合点がいった。


「ダンスは鹿野が指導してくれたのか?」

「くっくっくっ、い、いかにも。わ、我の指導の賜物ぞ」


 心に教えることが出来たからか、得意気な鹿野。


「それよりすごい人じゃない。これは心ちゃんの勝ちじゃない?」


 マロンが遠くの猪島の方と見比べて言った。確かにこのままいけば心の勝ちは決まりだろう。

 曲は二曲目も終わり三曲目に移る。

 三曲目は有名なアニメの主題歌で、場所柄的にも知っている人も多いからか、オーディエンスも盛り上がり始めている。心はダンスをやめて普通に歌うつもりらしい。連続でダンスしながら全力で歌いきるのは、鍛えているといってもまだまだ体力的に厳しいのだろう。

 三曲目まで圧倒的に心が優勢だったが、四曲目のアイドル曲になった頃から、猪島が追い上げてきているのがわかった。徐々に彼女の方にも人だかりが出来始めていた。

 一体どんなパフォーマンスをしているのかが気になった。


「少し猪島の方を見てくる」


 僕は猪島の方に歩き出す。


「え?ちょ、ちょっと心ちゃん見てあげなよ」

 

 つい素になった鹿野の制止を聞かず、僕は猪島のほうに向かう。多少の罪悪感はあったが、それよりも猪島のパフォーマンスがどんなものか見たいという欲求が勝った。

 僕がそこで見たのは完璧なアイドルだった。

 歌唱力は一枚も二枚も心の方が上だ。というか決して上手ではない。ダンスだって心より上かもしれないが、それだって対して変わらない。

 なのに何故だろう、彼女の動きと声は人を惹きつける。

 振り払う腕が。しなる指先が。跳ねる睫毛が。眩しい太ももが。揺れる髪先が。貫くような瞳が、道行く人の視線を惹きつける。


「すごい……完璧だ……」


 つい口から感想がこぼれる。猪島藻乃。彼女は僕が知る限りにおいて、完璧なアイドルだった。きっと今からあと数年、いや一年もないかもしれない。そんな瞬間にしか存在できない完璧な生命体。ミュージカルの曲やアニメの曲では、彼女の輝きを発揮できなかったが、アイドル曲で、水を得た魚のように可憐に踊り歌いつづける。

 視察はすんだのだから、勝敗に関係なく自分は心のところに戻るべきだった。だって僕は心を応援する立場なのだから。それなのに数メートル先にいる女神に目を奪われその場から動けないでいた。

ほんの一瞬のうちに五曲目が終わった。

 曲が終わり猪島が深々とおじぎをしたところでハッと我に返った。急いで心の方を向くと、人だかりはさらに大きくなっていた。猪島も追い上げたが、彼女の魅力は幅広い層には届かず、数の上では心の勝利で間違いなさそうだった。

 ここで美沢先生から電話が入る。


「薫風か?お前いま何処にいる?」

「いまは猪島のところにいます」

「見てわかるだろうが私の予想以上に人が集まった。二人に変な奴等が近づかないよう速やかに退散する。お前はちょうどいいから猪島を守れ。私は大谷たちと心を守って車までいく!じゃあ切るぞ」

「わかりました。任せてください」


 僕は群衆をかき分けて猪島の前にでた。真夏の昼間に五曲を全力で歌って踊りきった彼女は、汗だくで息が上がっている。

 僕の方が不審者だと思われないよう、急いで振り返り大声を出す。


「本日は皆様、フラワーパネル、猪島藻乃のゲリラライブご視聴ありがとうございました!本日はここで終了させていただきます」


 ここで猪島があわせてお辞儀をしたことで、不審者ではないと思ってもらえたようで、周囲からは大きな拍手が巻き起こった。

 僕は猪島を誘導しつつ、彼女を守るように集まった人をかき分けて歩きだした。

 暴動や彼女に手を出すような人もおらず、無事に何事もなく大通りから路地に入ることが出来た。路地に入ったところで手に持っていた薄手のジャケットを羽織らせる。これで少しは普通の格好になる。

 追ってくる人もおらず、二人まで停めている車まで歩くことになった。振り返っても心の姿は見えない。まだ人だかりから出られていないのだろうか。彼女も相当疲労しているはずだ。


「藻乃の……完敗ね」

 

 猪島は少しふらつく足取りで歩みを進める。負けたことに打ちのめされているのか、僕に対して心を落選させた日の事を語りだした。


「オーディションがあったあの日、最初は藻乃もあの子を見た時、合格だと思った。鹿野と蝶林に続く四人目として、容姿は十分に合格だと思ったわ。グループメンバーが奇数だとセンターがど真ん中にならないけど、それもしょうがないかなって思った」

「じゃあ、どうして……」

「でも――実際に彼女の歌を聞くと藻乃は考えを改めさせられた。あの子の歌唱力は群を抜いていたから……でも上手ければいいという物でもないの。あの歌唱力はアイドルグループで必ず不協和音を起こす」


僕は猪島の言いたいことがわかった。


「アイドルグループの歌は、共鳴、共振、いうなればユニゾンが大事ってことか……」

「そう、一人が突出していいことはない。あいつの歌い方、夢、あの女が目指すべきはアイドルじゃない――アーティストがやりたいなら素直にそちらを目指すべきだ――アイドルを冒涜するなと思った。他の審査員は合格にしたがっていたが、かなり無理をいって彼女を不合格にさせた」


猪島の説明に何も言えずただ横を歩くことしかできない。


「数日前に、みんなと楽しくやっていきたい!等と、藻乃に向かって甘い戯れ言を言う奴の本質こそ孤高で、無頼を気どる藻乃の方が協調を第一と考えてると言うわけよ。一体これは何の皮肉でしょうね」


猪島は乾いたように笑った。


「自分のことを無頼を気取るだなんて、蔑むようなことをいうなよ。勝負は惜しかったよ。もしあともう一曲アイドル曲があったなら、逆転していたかもしれない。選曲はわずかに心に有利だったとも言える」


 何故だか猪島を擁護したくなる。これも彼女のアイドルの才能だろう。守ってあげたいと思わせるのは、トップアイドルになるには不可欠な要素だ。


「いいよ。敵をそんなに慰めてくれなくても」

「本心だよ……」

「そうかもね。途中から私に釘付けだったしね」


 猪島がこちらを見て軽く微笑む。疲れきっているからか、素直な高校生らしい笑顔だった。


「ばれていたか……なあ、ジェームズディーンって知ってるかい?」


 気恥ずかしさもあって話題を変えたくなった。


「……?古い俳優でしょう。映画は見たことないけど名前くらいなら知ってる。それがどうしたの?」

「僕は彼の映画は全部見ている。彼は二十四歳の若さで事故で急逝しているんだが、遺作となった作品では、重要な役ではあったが、主役ではなかった。だから画面にはあまり入ってこない。でも彼が少しでも画面に出てくると、僕は画面の彼に釘付けになる。今見てもそうなんだ。もう時の人でもなんでもないのに、やっぱり彼に目がいってしまう。何か”華”があるんだよ、彼には。……君と一緒だ。君は人の目を惹きつける」

「主に童貞のね」


 珍しく藻乃が投げやりに言う。疲れて受け答えも面倒くさいのかもしれない。お前も童貞だろ?と言われた気もするがここは気にしない。


「君は最高のアイドルだというのが、さっきのパフォーマンスで確信したよ。ミュージカルでは主役ではないが、君は必ず舞台で誰よりも注目される。脚本も君が輝けるように細心の注意を払う」


いつのまにか目的の車の所まで着いていた。僕らは車の前に立ち止まる。車まで辿り着いた安心からか、猪島はぐったりと疲れた表情になっていた。心との勝負に負けたことで、アイドルという憑き物がおちたようだった。普通の十六才がそこにいた。


「だから”私”に腐らず真面目にミュージカルをやれってこと?」

「そうすれば君は、必ず主役を喰う影の主役になれる」


猪島の目をじっと見る。彼女はうっすらと笑っている。


「まあここは素直に騙されておきましょうか。”私”には華があるんでしょ?いいよ。ちゃんとミュージカルはやるよ」


 猪島はそういうと車に乗り込んだ。中で着替えるだろうから僕は車の外で待っていた。

 しばらくして、美沢先生やマロンに守られるように心もこちらにやってきた。心も汗だくだ。

 心は何か言いたそうだったが、藻乃以上に疲労しており、結局何も言わずそのまま車に搭乗した。中で二人はどんな顔をするのだろうか?

 こうして暑い夏の日の対決は心の勝利で決着がつき、彼女を主役としたミュージカルプロジェクトが本格的に動き出した。


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