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北斗七星は頭がショートする 1

目が覚める。天井が白い。 


一体ここはどこなんだろう。


起き上がろうとするが右腕と右足に力が入らない。


それでも何とか立ち上がって体を見れば丁寧にまかれた包帯。


何があった?


俺が気を失う前、何があった?


俺はただ仲間と帰りながら....





あぁ、そうだ。


俺は、先生に切られたんだ。


なんで、切られたんだ?


分からない。


何もかも。


仲間たちは大丈夫なのだろうか。


なんで先生は俺たちを傷つけた?


本当に良く解らない。


今になって刺された腹と腕、足に痛みが来る。


頭が回らない。


瞼が重くなる。


あぁ、


どうか、


どうか、








これが夢でありますように。



---------------------------------------------------------------------


こうして、北斗七星は眠りに落ちる。

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