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卵ボーロは戸惑う 1
「今回の数学のテストどうだったよ」
「91、流石にあんだけ先生が誤植しといて満点は無理」
「逆に誤植でそこまでいけるのバカだろ」
「んーまぁ部分点根こそぎとってただけだから」
「それでも部分点取りに行けるのすごいだろ...」
「まぁ、がんばった」
「んー淡泊!!!やっぱ将来の夢宇宙飛行士の人間は違うなぁ!!!!!」
「うるせぇロケットのボディに縛り付けるぞ」
「それだけはやめてくださいおねがいします!!!!...っととりあえずまた明日な」
「おー...って待った、国語のテストって明日返されんだっけ?」
「そだよ」
「おっけ、ありがと」
「そいじゃなー」
一人。
夕飯のこととか、買ってこなきゃいけないものを考えながら歩く。
少し先には、学校近隣の施設で暮らしているという集団が3~4人。
とはいえあまり知っている人間でもないので無視。
そのまま歩く。
数分後。
世界は、赤かった。