7話
「そうだよね……そういう事もあるよね……。」
何故か中庭で泣いている人と励ましている人がベンチに座って周りから注目されている。
2人のうち1人は大した特徴は無かったが、1人は僕と同じ白い髪。そして真紅の目を持っていた。
「いい人がまたいるって……!大丈夫。」
その人達を後目にリアは廊下を歩く。
入学して1週間が経ち、イベントがある事を初めて知った。
リアはそれまで学園にある優等生しか入れない図書館に狙いを定めていた。
それは一重に両親の処刑に対しての疑問から来るものだ。
未だにあの処刑には謎が多い……否、何も分かっていないのが現状だ。
学園は知識を集める場所。
ならば何かヒントがあってもおかしくないはずだ。
「リア、学園祭はどうするの?」
「あぁ……僕は適当に回ろうかと思ってるけど……?」
「いや、そうじゃなくてさ。私達のクラスの出し物ってーー。」
「おーい、そこの2人!」
クラスメイトが僕とアミを呼びに来る。
「………リアには今回特別な衣装があるからさ。着てね?」
「??」
アミは僕を可哀想な目で見ると何も言わずに肩を叩いた。
学園祭を開催する理由は2つある。
1つ目はクラスメイトの仲を良くするため。
2つ目は簡易的に稼ぐという事を知らせるため。
そういった教師側の思惑があるが学生からしたら関係などない。
楽しめればそれで良かったりするのだ。
僕達のクラスはカフェをする……。
演劇などをするクラスもある様だが……学園祭自体を満喫したい人がカフェを提案し、それが採用された。
「私が学園の警備を?」
「ああ。もしもがあってはならない。万全には万全を期すべきだと思うが?」
「ええ。確かにそうですが……学園には学園長が居ますよね?」
「確かにそうだが……アイツは守るという事を知らない、術もない。」
「あぁ……確かに……。」
「この頃革命軍が嫌に大人しいしからな。」
「私の力不足です。」
2人は笑い合うと1人は部屋を出た。




