28話
「ルビア様!!皇宮に不審人物がいまして、捕らえました!!」
部屋へと兵士が入ってきてルビアを呼び止める。
「不審人物?……なかなか勇気ある不審人物だな。」
不敵にルビアは笑うと兵士に連れてこいと命令する。
「すまぬな2人とも。一応緊急事態とさせて貰おうか。」
「それにしても楽しそうですね?」
「それはそうだろう。『種族戦争』以来の快挙でもある。実に面白い。」
「そうですか……。」
部屋へと1人の男を連れてくる。
「その男か?そこに置いておけ。」
「はっ!」
兵士は部屋を出ていくとルビアは拘束されている男に近寄る。
「さて、何故この様な勇気ある行動に出たのか聞かせてもらおうか?」
「…………。」
「黙っていると余としても少し乱暴にしなくてはならないのだがな?」
ルビアは転がっている男を蹴り上げる。
男は呻き声を出して蹲るが、反抗的な目でルビアを見ていた。
「暴力では言わない……か。恐らく革命軍だろう?それならそういう手段を使うぞ。」
キャプテンは萎縮して何も言えなくなってしまっていた。
「2人は帰るがいい。これからは少しだけ刺激が強いからな。」
実に楽しそうにルビアは笑っていた。




