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プロローグ
ある空間にひとつの生命体らしきモノが生まれた。
それはとても小さく、矮小で、異物で……そして最も輝く存在であった。
その生命体は考える。
「………。」
自分の生まれた意味を。
いくら考えても答えは出てこない。
しかし、ひとつだけ解る事があった。
それは「ひとつ」だと思っているものが「ひとつでは無かった」と言うことだ。
ただその生命体は理解が出来ない。
何故生まれたのか、いや……厳密に言うと「何故この様な生まれ方をしたのか。」
そして「ひとつ」だと思っていたモノは結果「分離」した。




