13話
「学園長。革命軍があの方を狙っていると情報が入ってきました。」
「ん……。」
珍しく学園長センスは起き上がるとベットに腰掛けた状態で真剣に話を聞いていた。
「その様な状態ですので……私共はどう動けばいいでしょうか?」
「……何もしなくていいよ。」
「承知致しました。」
男性は部屋を出ていくと周りの人に指示を出す。
「怪しい者が居たらとりあえず確保しておいて下さい。」
「承知致しました。」
センスはそのまま考えに耽っていた。
今学園には英雄が2人いる。
その2人に任せておけば正直片がつく可能性もある。
だが……ボクは学園長として皇帝ルビアに任されている。
「…………。」
そしてセンスは他の英雄に怒られるのも怖かったりした。
センスはため息を吐くと自分の足で久しぶりに歩き出した。
「これで今日の試合は終わりね。明日も応援よろしく。」
コルはリアとアミに一方的に言うと去っていった。
「何なんでしょうか?あの人……。」
「アミはコルが嫌い?」
「いえ?……別に大丈夫です。」
アミもそれだけ言うと去っていく。
残されたリアとキャプテンはどうしていいのか分からず立っていた。
「リアとか言ったか。アミと友達になってくれてありがとうな。」
「いえ……僕にとって必要な人だと思いましたし、僕に足りない物を持っていると思います。」
「……ああ。そうかもな。と言うか大体の人はアミの持っている色んなモノは足りてないだろうからな。」
「キャプテンも……?」
「もちろん。」
2人は雑談しながら歩くと自分の帰る場所へ向けて歩きだした。




