表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二人の願望と苦悩  作者: 夜
11/53

9話

「今年の学園祭は英雄が2人来るらしい!」

「おぉぉ!」

学園は専ら学園祭の話で持ち切りだった。

「しかもトーナメント1位になると戦ってくださるそうだ!」


現状学園にはランキングが存在する。

学園は実際には戦う為の人を排出する場所だ。

卒業者は軍隊、警備隊、冒険者……色々な場所へと配属される。

それは学園側がその人の素質を見て決める。

つまり自分の意思は通らない事を意味していた。

その1位は生徒会長となる訳だが……生徒会長が軍隊へと配属され、肉塊となった事例も多い。

優秀だから、そうでは無いからと言って戦場で生き残れるかとか、生き残れるとかでも無いのだ。


「トーナメント……リアも出るの?」

「僕が……?僕に戦闘力は無いよ。それこそアミが出ればいいんじゃない?」

「いやー……私が出てもつまらない試合になっちゃうもん。出ないよ。」

「そうか……。」

アミはスキルに《救国》を持っている為、特に守りに強いスキルだ。

ポイント制の試合であればアミは活躍出来るだろうが……トーナメントはどちらかが戦闘不能になるか、ギブアップするまで続けられる。

つまり泥仕合となる確率が高い。


「でも今回来てくれる英雄の2人は気になるねー。誰が来るんだろうね?」

「警備隊長と……学園長?」

「いやー……学園長は無いと……思うよ?」

アミはケラケラ笑う。

それもそのはずだった、学園長はその姿を1度たりとも生徒の前に晒したことは無かった。

「どうなるのかなー……。」




「私達は正義ですっ!!」

「そうだっ!!」

「キャプテン!!!何を迷っているのですか!?」

「…………。」

キャプテンと呼ばれた男は頭を抱えていた。

「だが……。」

「私達はもう覚悟出来ています!」

「迷っているのはキャプテンだけです!!」

「「今回の学園祭こそ狙い目です!!!」」

「………わかった。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ