序章 禁忌
始めましてくろ&ネコです。
小説を書いてことがないので誤字脱字は大目に見てやってくださいお願いします、これから禁忌の書をがんだって継続して投稿していきたいと思います!
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ぶらっくりすと?何それ
ライン大陸首都ラステリア王国から東へ約5000㎞、アストリアという街がある。街の近辺にある封印の森、そこへ訪れた青年シンジ……それが全ての始まり……
封印の森、貴重な果実、薬草、鉱石が採取できる森。そのため凶暴な猛獣や特殊変異した植、物幻獣種が生息している。ラステリア王国の領土管理省はその森を3級危険区域に指定した。3級危険区域には3級冒険免許以上の免許が必要とされている。
免許を持たない青年シンジが封印の森の洞窟に足を踏み入れる
「ここに…あるのか……禁忌の書が…」
洞窟の最深部に向かうシンジ……
数分後…
「ぬぉぉぉぉ~~何だよぉこの猛獣ぅぅ」
とても騒がしい声が洞窟に響く。どこから現れたかわからない猛獣に追いかけられシンジは全速力で逃げていた。
「なななんだよぉ!見たこともねぇ猛獣だな!やべーー食われるぅぅ」
猛獣はぬべぬべした白い皮膚に口が異常にデカく足がとても短い、体はまるでカブトムシの幼虫を連想させる姿ぶっちゃけ幼虫よりも気持ち悪い。
「ぬあ?頭が無茶苦茶ベトベトに!俺に粘液かけても需要ねーよ!かけるなら女にかけろ!そっちのほうが需要があるわ!口デカ幼虫野郎!」
猛獣は口から粘液を出した粘液はとても臭くベトベトしているシンジが文句を言ってるうちに行き止まりに当たる。
「行き止まりぃ!くっそぉぉてゆうかこの洞窟分かれ道なかったぞどお言うことだ!」
そうシンジが下ってきた道に分かれ道はなく一本道だったのだ。シンジは行き止まりに追いつめられる。
「やばいやばいやばいやばいやばいぃぃどうすりゃいいんだよ~」
と、行きどまった壁の岩を押してしまう。
「ん?あっ!やばい!何かのトラップかぁ?」
その瞬間シンジを中心に魔法陣が展開する。それと同時に口デカ猛獣が食いかかってくる。
「やばっ!」
シンジは食いかかってくる猛獣を避けようとするが動いた瞬間猛獣がいなくなり風景が変わる。
「あれ?猛獣がいなくなった?いやあの場から俺がいなくなったのか、でここはどこ?」
特殊な模様が描かれた岩壁が壁や床、天井に敷き詰めらている、模様はとても不気味で洞窟という暗い場がいっそ不気味さを引き出す。シンジはランプのロウを補充して先に進む。
「何だこの模様は不気味極まりないな、あー怖いなー助けてーママー(棒)」
どうでもいい独り言を言いながら進んでいると光が見えてくる。
「お!出口か?どこか広いところに出てきたのか?あー早くシャワー浴びたいわー」
光の方向へ駆け足で向かうシンジ、するとふと思い出す、。
(あっ!ここに来た目的をうっかり忘れるとこだったあぶねー)
光の場所が徐々に近ずき広い場所に出る。
「ここは……何だ?」
シンジが目にしたのは少し広い区間の奥にお札が数枚貼られた光る大きな水晶玉が鎖で結び付けられていた。
「何かを封印しているのかなぁ?」
シンジが首をかしげるが、よし!と何か思いついたような顔になる。
「何かか分からんからひとまず鎖を解いてみるか!」
バカである。通常であれは何かか分からないものを無暗に触れないものだが、シンジは触れるどころか鎖を解くというのだもう一度言おう、バカである。
「この鎖どぉ絡まってるんだ?これ解けるかな?」
シンジは絡まっている鎖を解こうと鎖に触れる。
「あっ!この鎖先端がねぇこれじゃ解けねぇじゃねーか!」
鎖が解けない事に築くが、なにか思いついたかのようにポン!とジェスチャーする。
「そうか!斬ればいいんだ!」
腰にある長剣の塚を掴み剣を抜く、抜かれた剣はとても単純な作りをしている。
「よし!いくぞ!」
剣を上げ右上方向から左下へと斬りかかろうとした。
(あっ、てか鎖てっ剣で斬れるかな?)
無論、鎖は剣では斬ることはできないが…
バキン!ジャラジャララ!
何故斬れた。
「おお!斬れた!鎖って剣で斬れるんだ!」
違う、そうじゃない…普通は斬れません!
「ん?何も起こらない……あっお札がついてるからか!」
シンジはお札を剥がすと光る水晶がさらに光出す。
「うわ!まぶっ!」
光る水晶は見ることもできないぐらい光ったが数秒で消えて暗くなるランプだけが光る。シンジは眩しすぎて周りが見えなくなるが徐々に視界が戻っていく。
「うぅ何が起こったんだぁ?」
目の前にあったはずの水晶がなくなっていた、がそこには裸の幼女がいた。
幼女は銀色のとても長い髪がとても特徴的でとても表情が読み取りずらいジト目と真顔、第一印象はクールな真面目な小学生といった感じな見た目だ。
(幼女?!てか裸じゃねぇか!女の体ってこんな感じなのか~)
童貞である。そんな感じでマジマジ見ていると。
「ねぇ……あなたが、私を、起こした、の?」
とても可愛い声とイメージどおりのクールなトーンで問いかけられる。
「ああそう…だと…思う……てかほらこれ着ろ!」
シンジは羽織っていたシンジでも大きいコートを脱いで渡す。
「うん、ありがとう……」
幼女は大きいコートを羽織るが大きすぎてコートが地面に半分ぐらいついてしまっている。
「えーと…名前はなんていうの?あー俺はシンジよろしく」
「私は、シズ、よろ、しく」
「それでシズ、でなんで水晶から出てきたんだ?」
「それは、私が十二禁忌、だから、十二神官に封印、された」
「じゅうにきんき?じゅうにしんかん?なにそれ?」
シンジが首を傾げる。
「私は、禁忌の書を読み禁忌を犯した一人」
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