谷岡君を忘れよう
谷岡君とは別れたが、忘れられない私は、
少しでも顔が見たいと言う気持ちから、
新聞配達が終わると店舗に戻り、
店の犬の散歩をすることにした〜。
犬の散歩をしながら、遠くから眺めていられる〜
それが毎日の楽しみだった。
ある日、犬の散歩をしてると、
私と同じように犬の散歩をしてる人から
『ワンちゃんの散歩一緒だね』
『名前は?』と
声をかけられたので、私は犬の名前を教えた。
私の名前も聞いてきた。
犬の散歩の度、会うようになり、
名前も教えてくれた〜
名前は、吉川孝幸 通称 たかちゃん
たかちゃんと毎日会ってると
『付き合ってくれ』と
言われた〜
谷岡君を忘れられない私は断った。
『じゃ〜友達を紹介して』と
言われたので、
私は網川あんずと言う友達を紹介する事にした。
たかちゃんも友達を連れて来ると言うので、
4人で合う事になった。
4人で合う日
たかちゃんの友達は来なかった。
仕方ないので3人で喫茶店でお茶した。
その後、たかちゃんの家に行き
3人で楽しく話した。
バイトに行く時間になった。
いつもなら、あんずは私の後を付いて周るんだけど…
あんずが
『たかちゃんの家で待ってる』と
言うので
あんずをたかちゃんの家に残し、
私はバイトに行った。
私がしんぶんを配ってる間、
あんずはたかちゃんと
2人きり、
その間に、たかちゃんとあんずは仲良くなり、
付き合うと決めたみたい。
次の日、4人で合う事になった〜
またまた、待ち合わせ時間に来ないので、
多分…
ここにいるはずとたかちゃんが行ったので、
探しに行く事になった。
たかちゃんの言葉通り、その人は、
パチンコ屋にいました。
パチンコをやめてもらい、
4人で行動する事になった。
その人が森田一也であった。
あんずとたかちゃんが付き合う事になったので、
『私と一也も付き合え』と
進めてきた。
谷岡君を忘れられない私、
『何を言ってるの』と
笑ってごまかした。
4人で楽しく遊び、最後に4人で喫茶店に入った。
テーブル毎に座ろうって事になり、
当然の如く、私は一也君と座る事になった。
一也君が
『パチンコをやめる』
『俺たちも付き合おう』と
言ってきた。
美鈴は忘れられない人がいるとは言えず、
『会ったばかりじゃない』と
言った。
『友達から始めよう』と言ってきた。
『う〜ん』
谷岡君を忘れなきゃいけないし〜
『う〜ん』
『じゃ〜友達から』と
OKした。
一也君との付き合いが始まり
毎日、ダブルデートをするようになり、
楽しく過ごした。
でも、2人きりで会う事が出来ない。
これではいけない。
だから、2人きりで会う事にした。
忘れるんだ忘れるんだと心の中で思って
初めて、2人きりのデート
ダブルデートもあるけど…
何度か2人きりでのデートを重ねた。
そして『キス』
谷岡君への想いを胸の奥にしまい込んた
瞬間だった。