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無理言って申し訳ありません。

作者: 福田光一

 「あのさ、いくら亜空間倉庫だっつったって無理なもんは無理なんだよ。もう入んないの。ワンスパン空いてるはずだって、そういうデータだけ持って来られて苦情言われても困るわけ。あんたの上司が先週さあ、可塑性セルベリクリーム五十パレット何とか引き受けてくれって言ってたの、知ってんだろ。受けたよ入れろって言うんだもん。可塑性のやつは量が多くなると均衡異常を起こすから遮蔽板入れなくちゃなんなくて場所喰いますよって説明までしてやったよ。聞いてないの。知るかそんなこと。ああ無理無理。出庫する時だって無茶苦茶になるに決まってんだから。なんだ困ってんのか。他の誰も引き受けてくれない。そう言われてもなあ。ヤミヌケのところも入らねえってのか。繁忙期だからなあ。それ、いつ出庫すんだ。来週の水曜日。均衡異常のリミットが八日だから、遮蔽板引っこ抜いて入庫できねえわけじゃないが、手間がなあ。時間はいいのか。ふん。仕方ねえやるしかねえな。いいよ頭なんか下げなくたってどうせ仕事だできるとなりゃやるだけだ」


 科学用語を適当に使いました。SFと言い張ります。

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