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ガラスの靴はいらない  作者: 朝日奈 松葉
閑話:ダイアモンドリリー~また会う日を楽しみに~
23/41

この幼稚な思い

 ラグナードについて大体のことを話し終わると、ヴェルドは暫く黙っていた。妙な沈黙が部屋の中を支配する。が、その沈黙を破ったのは意外にもヴェルドだった。

「……そうかよ」

 とても静かな声で、やつはそう言った。

「……ああ」

 俺は、それしか言うことが出来なかった。

「そうかよ!!」

 最後に、ヴェルドはそれだけ叫んで、出て行ってしまった。

 無理もないだろう。やつが、ラグナードを好きだと、愛してるのだと言っているのに、俺は挑発でもするようなことを言ってしまったのだから。

 ――――俺は、俺は……あいつのことを愛していたかもしれないなぁ。

 何度思い出しても笑える台詞だ。まさか俺がこんな餓鬼っぽいことを口走るなんて、そんなこと、思いもしなかった。

 だが、そうだな。悪くない、時間だったなあ。もう戻れないのが、とても惜しいくらいには。

 そう、たしか、あいつに初めて会ったのは生徒会の顔合わせの時。たしか、新学期そうそうに、仕事を押しつけられたのを、今でも忘れていない。

「……はいっ、と言うわけで、今年もそうそうたる顔ぶれだね~。さすが、優秀な人材が集まってるよね。じゃ、先生はこれで退散するので、生徒会総会の要項とか進行とか、その辺は任せるから。頑張ってね」

 とか何とか言って、生徒会の顧問は消えていった。二階の生徒会室の窓から。

 正直に言おう、まるで猿のようだった、と。

 もちろん、新入生達はそんなやつが顧問だなんて知らなかったから、みんな窓の方を見て唖然としていた。開いた口がふさがらないという言葉は、きっとこの時のためだけにあるんだろう。そうに違いない。

 その時、ラグナードも例に漏れず、ただ唖然とするばかりであった。そう言えば、俺のラグナードの第一印象は、髪の長いやつ、ただそれだけだった。同じ生徒会にいても、事務的な話をするだけで、プライベートはお互いに持ち込まなかった。だから、生徒会以外では、会うこともないだろうと思っていた。

 でも、天体観測部の新入生の歓迎会に、ラグナードはいた。もともと、天体観測なんて、相当物好きじゃないと、部活まで入ろうなんて思うやつもいなかった。まあ、そんな部活に入っている俺は、物好きに分類されるんだろうが。何より、その高校では、別に部活をしなくちゃならないなんて校則は存在しなかったから、部活をやっている生徒自体がそんなに多くはなかった。そんな理由を踏まえて、ウチの部は部員がわずか四人ほどしかいなかった。そんな部活にまさかラグナードが入るとは思っていなかった俺は、心底驚いた。ちなみにその年の新入部員は三人だった。これは過去最高記録だ。悲しいかな、今も破られていないらしい。

 歓迎会と言っても、みんなでお菓子を持ち寄って食べるくらいのことしかしないから、残った時間は天体観測。二つしかない天体望遠鏡を順番で覗いたり、ただぼうっと、肉眼で星空を眺めるだけ。

 活動は、週に一日、水曜日。時間は自由。参加もそんなには強制されないし、部費もほとんど掛からないと言っても良い。ここまで言ったら分かるだろうが、ウチはかなり緩い部活だ。だから、部活に参加していれば、自然と学年を超えて部員達は仲良くなる。

 俺とラグナードもそうだった。

「お前、手、よく怪我してんのな」

 初めに話しかけたのは俺だった。その日は校庭で部活をやっていた。望遠鏡を異動している時に月明かりに照らされて見えた、ラグナードの手は、傷だらけだった。いつもそうなのだ。生徒会で顔を合わせた時から、ずっとこいつの手からは傷が絶えない。その全てが切り傷で、その全てに手当がされていない。俺には、不思議でならなかった。

「そうですね。よく、怪我してますね」

 ラグナードは、素っ気ない返事だけを俺に寄越して、視線はずっと空に向けられていた。

 俺は、ラグナードが座っている校庭の端っこにあるベンチに座った。俺と、ラグナードの距離は、近すぎず、遠すぎずの距離を選んだつもりだ。

 俺は、恐る恐る聞いてみた。

「手当、しないのか?」

「手当、は、しないです。面倒なので」

 面倒、いや、それはないだろう。現に今も、傷口が開いてそこから、わずかに血が流れている。

「痛くないのか? そんなんで」

「痛いです。いつも、いつも、痛いです」

 正直、俺は驚いた。この傷は、実は自分でやっていて、痛みにはもう慣れてしまった、なんて、仕方の無い落ちを自分で作っていたからだ。

「どうしていつも、怪我してるんだ?」

「……どうしてでしょう? いつも怪我をしないように、注意はしているつもりなんですが。痛くて、手を見てみると、いつも血が出ていて。また、やっちゃったなあって」

 依然、ラグナードは星空を眺めていて、その表情は伺えない。

「ドジなのか」

「はい、ドジなんです」

 少しだけ、こいつが笑った気がした。

 それから、二人でぽつぽつと他愛のない会話をし、気が付くと二人だけになっていた。

「なあ、お前、帰らないの?」

 時刻は八時半を回った。

「お邪魔なら帰ります」

 ラグナードは立ち上がろうとする。

「あ、いや、そういうつもりじゃないんだ。ただ、その……」

 ただ、その後に付けるべき言葉は何だ? 思いつかない。俺は珍しく焦っている。

 どうすればいい。考えても、目に入ってくるのは校庭の砂ばかり。

「ふふっ」

 その声に、俺は顔を上げる。そこには、ラグナードの微笑んだ顔があった。堪えたような、小さな笑み。

「あ、ごめんなさい。つい、つい、先輩もそんな顔するんだなって思ったら、可笑しくて」

 口では謝りながらも、クスクスと笑いが収まらない様子だ。

「そんな顔って……」

 俺は一体どんな顔をしてたって言うんだ。

「ふふっ、でも、そろそろ帰りますね。お休みなさい、先輩」

「ああ、お休み」

 その他に、何を言う間もなくラグナードは早足で帰って行った。

 俺は、月明かりに照らされるラグナードの後ろ姿を、何の意味もなく眺め続けていた。

 そう、その晩はとても明るい夜だった。

 それからいつも、部活の時には二人で話をした。いつしか、俺は週に一回の部活の日を、首を長くして待つようになっていた。

 そして、部活のある日には決まって、校庭の隅っこの古びたベンチを二人で占領していた。今日はまだ、日が沈んでいない。丁度、夕暮れ時だ。

「先輩、今日はお菓子を作ってきたんですよ。一緒に食べませんか?」

 そう言って目の前に出された箱に入っていたのは、ブルーベリー入りのマフィン。夕日が邪魔して、色は分からないけど、そんな匂いがした。

「へえ、自分で作ったの?」

 そう聞くと、ラグナードは少しだけ顔を赤くしてコクリと頷く。こいつの顔が赤いのも、夕日の仕業だろうか。

「美味しそうだね。じゃあ、一つもらっても良いかな?」

 ラグナードが頷いたのを見てから、俺は一つ手に取った。そのまま、それを口に入れる。その一連の動作を、全てラグナードは注意深く見ていた。そんなに見られると、かなり食べずらかったが、マフィンの美味しさにそんな些細なことは忘れてしまっていた。

「美味しいよ、ラグナード。すごいじゃないか!」

 そう言った途端、ラグナードはあからさまに嬉しそうな顔をする。

「よかった。そう言って貰えると嬉しいです」

 でも、その笑みには何か少しだけ何か引っかかるものがある、そんな気がした。でも、今日は新月。月が出ていないので、暗くてよく見えない。

「なあ、ラグナード。何かあったのか?」

 俺は、聞くつもりはなかったのに、気付いたら、そう言葉を発していた。

 ラグナードはそれを聞いて、自然な動作で上を向いてからこう答えた。

「……そうですね、なんか、僕の作った物って、美味しくないような気がして。でも、先輩が、美味しいって言ってくれて、嬉しいんです。けど、やっぱり、変だなあって。あははっ、何言いたいんでしょうね? 僕は」

 俺は、慌ててラグナードの方を向いた。ラグナードが、泣いている気がしたからだ。でも、夜空がラグナードの視線を奪って離さないらしく、ラグナードはこちらを見てはくれない。

「さあ、何がしたいんだろうな。でも、うまいよ、コレ。もう一つ貰ってもいいか?」

 そう言うと、ラグナードはやっとこちらを向いた。思っていたより、酷い顔はしていない。

「ええ、たくさん食べて下さい。実は作りすぎたみたいで、家にもたくさんあるんですよ」

「そうか、ありがとう。よく、お菓子とかは作るのか?」

 俺はラグナードの膝の上の箱から、また一つマフィンをつまんだ。

「少し前まではよく作っていたんですけど、最近は忙しくて。昨日はたまたまって感じです。小麦粉もたくさんあったし……って、白状すると、実は小麦粉の袋を破っちゃったんです。それで、早く小麦粉を使ってしまおうと思って」

 割と丈夫な、小麦粉の袋がどうやって破れるのか気になるところだが、神話が出来そうなので、突っ込むのは止めておく。

「他には、どんなの作ってたんだ?」 

「そうですね、パイには一時期ハマってましたね。そうだ、シルア先輩、ミートパイは好きですか?」

 ミートパイ。あれは頂けない。小学生の頃、祖母が作ってくれたのを食べたが、あれは希に見る不味さだった。それ以来、ミートパイとは美味しくない物だという刷り込みが生まれていた。

「うふふっ。シルア先輩、あまり好きじゃないって、顔に書いてありますよ?」

 何故ばれた。俺ってそんなに顔に出るのか?

 慌てる俺をよそに、ラグナードは楽しそうに笑っている。

「べ、別に、高三にもなって、好き嫌いがある訳じゃ……。だからその、ミートパイ、良いんじゃないか?」

 そう言うと、ラグナードは目をパチクリさせて、一瞬固まった。でも、それから今度は嬉しそうに笑って言う。

「そうですか? では、今度はミートパイを作ってきますね。冷めてても美味しく食べられるようにしてきますよ」

 正直、俺は腹を括っていた。そしてやってくる、次の週の水曜日。

「先輩、シルア先輩。そんなに固くならないで。美味しくなかったら、食べなくても良いんですよ? と言うか、そんなに嫌いなら……」

 先週より月が出ていて少し明るい校庭で、ラグナードが心配そうに俺をのぞき込んでいる。

「あ、いや、そんなんじゃないさ」

 俺は目を泳がせた。見透かされている気がしたのだ、ラグナードに。

「そうですか? それなら……はい、先輩。食べて貰えますか?」

 俺は、ああ、と短く答えて差し出されたミートパイを受け取る。そして、恐る恐るそれを口に運んだ。サクリといい音を立てて、口の中にミートパイが転がり込んでくる。昔の、あのゴムみたいな具の肉を想像すると、しかめっ面になりそうだがもう遅い。なっているだろう。とりあえず、口に入れて噛み砕く。が、思っていたよりも肉は軟らかく、味もしっかりしていて、とても美味しかった。

「うまいな」

「よかった。嫌いな物が一つ減りましたね、先輩」

 ラグナードは、イタズラっぽく笑う。

 俺は、なんだか恥ずかしくて、話題を変えることに努めた。

 そう言えば、こいつは料理をするから怪我をしているんだろうか。

「に、しても、最近、手の怪我さ、減ったよな」

「そう言えば、そうですね。大分、よくなりましたね」

 そう言いながら、ラグナードはこちらに手を見せてくる。雪みたいに白い手に、それなりに筋肉は付いているのだろうが、それでもまだ細い指。その、あちらこちらにある、治りかけの傷が痛々しい。

 俺は、口を大きく開けてパイを放り込み、その手を取った。冷たい手だ。

「今まで、気付いてやれなかったけど、今日は絆創膏を持ってきたんだ。もっと早く、こうすればよかった」

 俺は、無言で絆創膏をこれでもかと言うほど貼っていく。

「よし、はい、次はそっちの手ね」

 今まで掴んでいた手を解放し、反対側の手を要求する。でもラグナードは、絆創膏の貼られた自分の手を、自分の胸のあたりに持っていったっきり、ぼうっとしている。

「ラグナード?」

 名前を呼ぶと、ラグナードは、我に返ったようにこちらに視線を寄越してきた。

「は、はいっ。ええと、あの……?」

 その顔は、やはり薄暗くてよく見えないが、赤く染まっている気がした。

「反対の手、こっちによこして」

「はい」

 ラグナードは、おとなしくそれに従った。手にはもう、先程の冷たさはなく、俺の手よりも温かいほどだった。

 このときに、俺は悟った。ラグナードは、俺のことが好きなのだと。自惚れでも何でもない。でも何故か、異常であるはずのその状況が、何故かごく自然なことに思えた。

「よし、終わり。もう、あんま怪我すんなよ?」

「はい、ありがとうございます」

 やはりラグナードは自分の胸にきゅうっと手を当てて、そして俯いた。

 ラグナードの気持ちを知っても俺は、ラグナードの側を離れていく気にはなれなかった。だから、ずっとそんな日常が続くものだとばかり思っていた。だから、卒業式の時に俺は、ラグナードに言ったんだ。

「時間が空いたら、たまには遊びに来るから。そしたらさ、その内一回くらいは、またお前のミートパイ、食べたいな」

 確かに言った。

「はい、分かりました。きっとですよ! それまでに、もっと上手になりますから」

 ラグナードもそう言っていた。少し悲しそうな顔をしてたけど、寂しいとか、行って欲しくないだとか、その顔は言っていたけど、ラグナードの口から、そんな言葉は一度も出てこなかった。

「ああ、楽しみにしてる」

 それから二回、俺はふらりと、部活に現れた。そして、ラグナードとくだらないことを話して、今度こそは、と言う約束をして帰って行った。

 あいつは俺を拒まない。俺は、取っ付きにくい性格をしているのか、それとも真顔が恐いのか、あまり話しかけられたりすることがない。それはいい。俺から話しかけても、相手の顔が引きつっていることがある。それが、何気なしに俺を傷つける。でも、あいつはそんなことしなかった。いつも欲しい言葉をくれた。あいつは絶対に俺の前からいなくなったりしない。

 そう思っていただけに、卒業後、あいつに言われた一言は相当きつかった。

 確か、卒業して母校を訪れるのは三度目だったと思う。

「あれ、あいつ、ラグナードはいないんですか?」

「あ~、彼ねえ。止めちゃったんだよね。少し前に」

 申し訳なさそうな顔をしながら、そう言った生徒会顧問。

「え?」

 初めは、何を言われてるのか分からなかった。

「ちょっと、色々あったらしくてさあ。詳しいことはよく分かんないんだけど」

 俺は、校庭に走った。まだ日は昇っている。だから、ラグナードは生徒会室で仕事をしていると思っていたのに。

 校庭に行く途中の廊下で、部活の顧問にも会った。呼び止められたが、正しいか。

「ああ、クジョウ君!」

 その声に、俺は振り返った。そこには、年配の男の先生が立っている。この人が、部活の顧問だ。

「なんでしょうか?」

「トールステン君のことなんだけどね、彼、急に部活を止めてしまったんだ。だから、多分、今日は部活には来ないと思うよ。君は、あの子と仲が良いみたいだったから、一応ね、伝えておくよ」

 そう言われても、まだ、諦めきれなくて。俺は、二年生の教室のある階に行った。その時、ラグナードは高二だったから。その階の、教室で俺は、ラグナードを見つけた。長かった髪は、少し短くなっているが、あれは間違いなく、ラグナードだと思っていた。

「ラグナード!」

 それなのに、ラグナードは首だけでこちらを向いて、こう言ったんだ。

「あんた、誰?」

 俺の頭の機能が、一瞬凍結する。でも、それがどういう意味なのか理解した頃にはもう、ラグナードの視線の先に俺はいなかった。ラグナードはうつろに、ただ広いだけの空を眺めていた。

 俺は、納得いかなかった。おもちゃを買って貰えない子供みたいに、駄々をこねたい気分だった。だから、俺は、ラグナードの当時の担任の所まで行ってしまった。その担任を問いただすと、何でも、突然、ラグナードの母親が再婚相手と無理心中をしたんだとか。母親の方は、再婚相手を刺して、飛び降り自殺。再婚相手の方は、まだ息があるようだが、いつ意識が戻るかは分からないと言うことだった。

 俺は唖然とした。そんな不幸が、こんな身近で起こるなんて考えもしなかった。でも、俺だって、そこですぐ引き下がった訳じゃない。ラグナードに自己紹介したり、話しかけてみたり、とにかくコミュニケーションを取ろうとした。

 だが、俺が近付くと、ラグナードは異常に怯えた。俺が伸ばした手は、振り払われて、空を切った。何度名前を呼んでも、聞こえないようだった。

 結局、俺には見ていることしかできなかった。

 でも、そんなことが出来たのも、ラグナードが高校を卒業するまで。それからは、どこに行ったのか、何をしているのか、全く分からなかった。それでも、俺は探し続けた。

 それは、バイト先の先輩に誘われていったバーだった。そこでマスターと呼ばれていたのは、間違いなく、ラグナードだった。もしかしたら、思い出しているかも知れない、なんて期待もあったがあっさりそれは打ち砕かれてしまった。

 幸か不幸か、ラグナードはまた俺を好きになったらしかった。それに気付いたのは、婚約して一ヶ月後のことだった。

 それでも、俺はまだ、果たされていない約束が果たされる日を、ずっとずっと待っている。

 今思うと、俺は確かにあいつが、ラグナードが好きだったのかも知れない。だから、ヴェルドには、関わるなと言ってしまったのかも知れない。だが、どうだろう。俺がレイアに抱いているこの感情は、紛れもなく愛と呼べるものだ。ラグナードに対して抱く、依存に似た友情のようなものとは異なっている。

 今でこそ思う、ラグナードがヴェルドに救われることを。もし、あの愚弟の愛とやらが、本物だとしたら、ラグナードは少しでも救われるんじゃないかと、勝手な期待をしないではいられないのだ。それは、先にも言ったように、妻に抱く愛ではなくて、依存心と友情を足して二で割ったような、この幼稚な思いからである。


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