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世界に勝利した皇国よ新世界に勝利せよ  作者:
世界に慣れ始めた
50/72

遊撃隊の日記

しばらくテストのため投稿が遅れます、お許しください

遊撃隊軽巡洋艦夕張艦内

艦長「にしても暇だな」

副艦長「情報を流したため、もう数時間には沢山の艦隊がきますよ。釣りと同じです。餌に食いつくまで待てばいいのですよ」

艦長「そうはいってもな~通信兵探球に反応ないのか?」

通信兵「いえ何もありません」

2時間40分後

通信兵「探球に反応あり、敵艦は、敵艦は……!」

艦長「どうした?早く言え」

通信兵「戦艦約20隻と空母5隻の大艦隊です。」

副艦長「ふぅむ、我が遊撃隊は巡洋艦6隻や駆逐艦13隻、軽空母1隻の少数です。流石に勝てません。どうなさいますか?艦長」

艦長「通信兵はすぐさま本土に連絡、【本丸が釣れた、時間は稼ぐ、至急増援を求む】と、砲撃長は敵艦が見えたら攻撃開始せよ、副艦長は他艦隊に同じように連絡してくれ、そして最後に『全船員に伝達、間もなくしたら我が艦隊は敵本丸と戦闘を開始する、確実に本土援軍が来るまでにこの艦隊は沈むであろう、しかしこれで逃げる帝国艦隊ではない、よって敵艦隊に向け、出来る限りの時間稼ぎをする。うまくいけば生きられるかもしれないという、僅かな希望にかけ、敵軍に向け嫌がらせをする。我らが落ちるとしても、ここで腐らずに敵を叩き、後の者に道を作れ。理解したか!』」

全船員「了解!!」

遊撃隊は激烈な戦闘に突入した。敵戦艦の主砲が海面に弾け、空母からは無数の艦載機が飛び立つ。夕張は砲撃と機銃で応戦し、駆逐艦は魚雷を叩き込み、軽空母も全艦載機を発艦させた。瞬間、敵戦艦が黒煙を上がる光景が見えた。黒煙を上がった瞬間だけ士気は一時的だが士気は高まった。

しかし敵の反撃は激しく、多くの味方艦は撃沈され、重症者が続出。夕張も多くの被弾を受け、砲塔は折れ、浸水も進行していた。だが艦長は冷静に指示を出す。

「敵の攻撃が激しい。だが、海に落ちた味方乗員の救助に全力を尽くせ。命を繋ぐことが生きた私たちの精一杯の役目だ」

荒れる海に漂う味方を次々に救い上げ、夕張は傷つきながらもその任務を全うした。

やがて限界を迎えつつあった夕張は撤退を決断。艦長は撤退準備を指示した。

そのとき、敵の大口径主砲が夕張に向けて放たれた。

「敵砲撃、回避!回避!速やかに回避せよ!」艦長が叫ぶ。

夕張は急速に回避行動を取るが、砲弾は容赦なく打たれていくその時。

無線が割れ、軽空母の声が響いた。

「こちら、軽空母日進、夕張、今すぐ逃げろ。こちらが足止めする」

軽空母は自ら敵の注意を引きつけ、砲撃の集中を受け止めた。砲撃の直撃を受け、艦は炎上し傾きながらも、仲間を守るために最後までその体で何十発という砲弾を受け止めた。

艦長は艦橋で拳を握りしめた。

「日進の犠牲を無駄にするな。必ずこの無念をなくしてはならん」夕張はその隙をついて速度を上げ、重い被害を負いながらも必死に海上を離脱した。

夜明けの海に、遊撃隊の灯はほぼ消えた。しかし夕張の旗はまだ翻り、命を繋いだ者たちのため、帰還への航路を進んでいった。

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