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世界に勝利した皇国よ新世界に勝利せよ  作者:
世界に慣れ始めた
38/72

反撃

今回は何個か投稿します

8月8日

硫黄島司令部

高橋大将「……全砲門、敵上陸部隊中央に照準。反撃、開始だ」

伊賀瀬中将「砲兵隊、照準確認――撃てッ!!」

――ドォォォォン!!

地下陣地から咆哮のごとく響き渡る155mm重砲の轟音。揺れる大地、吹き飛ぶ砂塵。その瞬間、戦場は再び硝煙に包まれた。

上陸前線

双眼鏡を覗いていた敵中尉の顔が強張る。

敵中尉「な…なんだ!? 地面が…爆ぜ――」

言葉が終わるよりも早く、直撃。指揮テントは丸ごと爆風に呑まれ、火の玉と化した。

残った兵士たちは砂浜に倒れ伏し、混乱の渦に呑まれる。

敵兵「ひっ、地雷じゃない! 砲撃だ! 上から来ているぞ!!」

敵兵「う、嘘だろ!? 奴ら、まだ生きていたのかよ!?」

敵兵「どこだ!?地下か!? 地面の下に潜んでやがる!!」

塹壕

小隊長「奴ら、パニックになっている! 狙撃班、散開!」

兵士「了解!」

パスッ……パスッ……。

サプレッサー付きの小銃が沈黙を裂き、敵の指揮官が次々と倒れる。

どこから狙われているのかも分からず、敵兵たちは伏せ、叫び、逃げ惑う。

硫黄島司令部

伊賀瀬中将「敵、混乱中。中央指揮壊滅、予想以上です」

高橋大将「やはり…敵は我々が死に絶えていると思っていた。だが、今ようやく“戦い”が始まったのだ」

敵後方

動揺した兵の列の一部が、海へと後退し始める。

だが――

敵将校「逃げるな!」

振り下ろされたサーベルが、逃げようとした兵士の足を斬り裂いた。

敵将校「これは奇襲だ! 数は少ない! 弾薬も尽きているはずだ! 潰せッ!!」

敵兵「で、ですが、さっきの中隊が全滅で…!」

敵将校「黙れ!! 前へ進めッ!!!」

怒声とは裏腹に、彼の目は焦りと不安に満ちていた。

硫黄島司令部

高橋大将「第一波を半壊させたが、敵はまだ本気を出していない。これは“探り”だ」

伊賀瀬中将「ですが、我々が“ただの敗残兵”ではないと知ったはずです」

高橋大将「よし。ならば次は、“地獄”を味わわせる」

この日、硫黄島守備隊の反撃によって敵上陸部隊の第一波は壊滅的打撃を受けた。

しかし――それは、本格侵攻の“序章”に過ぎなかった。

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