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2と4の境界線  作者: 折葉こずえ
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エピローグ

――2と4の境界線――

 僕に跨って盛んに腰を振る彼女を見上げながら、結局は理性で自分自身をコントロールなんて出来ないんだって思い知った。


 それは恋心?


 それは愛情?


 ただの性欲?


 もしくは独占欲?


 色んな感情が混ざりあい、数種類の色を混ぜ合わせれば、濁った灰色になるように僕自身も濁って行く。


 彼女の嬌声の中から快感に繋がる物を拾って行き、その反応を見る度にほくそ笑む。


 ああ、結局はそういう事なんだ。どんなに頭で考えても、理性で制御しようとしても、人間の奥底に潜む欲望の前には無力なんだ。


 だったら、それで良いじゃないか。


 「自分の気持ちに正直になれ」 小説などで良く聞くセリフだ。


 だったらその通りにさせてもらう。


 自分自身に嘘を吐く必要もない。

 

 誰も咎めない。


 制約も受けなければ禁止もされていない。


 罰則を受けることも無い。


 皆が当たり前に行っている事だ。


 僕の中の罪悪感と言う物だけが許しを請うているだけだ。


 ならば僕はそれに対してこう答えるだろう。


 「2()4(傍生)の境界線なんて無いんだ」と。





 ――了――


 

 


 読んで頂きありがとうございました。


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