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青空坂上 3条線 ~ハツネとくるみの連絡帳~  作者: 中村千歳
3条4丁目 誰にも言えない秘密
57/69

3条4丁目-16

「えっと……ハツネちゃんとくるみちゃんが、同一人物?」

 5年前に歌を習ってたのも、「約束の歌」を作詞したのも、北川下で飛び降りたのも、全部大学2年のハツネ。そう考えると、しっかり筋が通るんだ。

 くるみなんていう人は、最初からいなかった。


 この仮説を聞いたハツネの答えは、

「正しいと言われれば正しいけど、違うと言われれば違う。同一人物と言われれば同一人物だけど、別人と言われれば別人」

 すごい中途半端な回答だな。

「でも、私たちのこと、心配してくれてるんだね」

 心配してるって言われるとなんか違うような気がするが、あいにゃんの「約束の歌」を収録できなかったんだから、責任は取ってもらわないとな。

「心配してるんだね」

 心配はしてない。


「今日の授業が終わったら、あいにゃんと一緒に私の家に来て。そこで全部話す」

 ハツネとくるみの秘密、教えてくれるのか?

「教えてくれるのかっていうか……そこまで辿り着いちゃったら、話すしかないよね」

 同一人物仮説、あながち間違いじゃないのか。

「その代わり、ちょっと重い話になるから、それは覚悟しといて」

 了解。あいにゃんには、私から電話しておく。

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