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古今無双の傭兵が異世界へと行っちゃった話  作者: やまだ和興
災害級魔物を斬る
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第37話 晩飯前ハクビ編―覚悟を決める―

晩飯前のひととき。今回はハクビとぴよちゃんの話。

 ぴよちゃんと共に、私は森の中を歩いている。今晩の晩飯の材料を探すためだ。この辺りはゼブルたちによって、魔物たちの数は減っている。だが、先ほどムソウから、川があり、そこには結構な数の魚が居ることを聞いた。

 ……とりあえずはそこを目指している。途中に何かいれば、もしくは何かあれば、獲ろうと思うのだが、やはりなかなか見つからない。


「どうだ? ぴよちゃん殿」

「うむ……この辺りには何もなさそうだな」


 ぴよちゃんは先ほどから鼻を使い、辺りの様子を探っているようだが、結果は芳しくないようだ。私も鼻を使っているが、食べ物らしい臭いはしない。やはり川に行った方がよさそうだ。


 しばらく歩くが……暇だ。何か話をしながら行くとしようかとも思ったが、特に話題が見つからない。私は、自分が口下手だということを思い出す。今まで、一人だったからな……。


「……そういえば、ハクビ殿」

「なんだ?」


 ふいに、ぴよちゃんが私に話しかけてきた。


「ハクビ殿は白餓狼の獣人だが、どこの集落の者なのだ?」

「ん? 私はオウキ領の森だ。オウキには確か、白餓狼の棲んでいる森は一つしかなかったな。それがどうかしたのか?」


 白餓狼は強力な魔物の割に、集落の数はそこまで多くない。私が生まれたオウキという領は、古くから獣型の魔物が多く生息する領で、マシロのように、山岳地帯から、森林地帯まで広大に続いている。人間の数もそこまで多くないので、魔物は増える一方であるが、十二星天の一人の故郷でもあり、彼が度々様子を見に来ることがあるので、何とかなっているというのが現状だ。

 それでも、やはり、私のように獣人が生まれやすいという問題点は昔から変わらず存在する。そして、狂気スキルに呑まれて魔物側についてしまう獣人も数多く居る。ああはなりたくないと出奔してから……もう十年か……。

 私が応えると、ぴよちゃんはふむふむと頷いている。


「ということは……コウガ殿の集落だな……そういうことか……」


 ぴよちゃんの言葉を聞いて、私は驚いた。コウガという名は確かに私の族長と同じだった。昔、狂人化した私を止め、私に、自分を殺せと言ってきた、変わり者の白餓狼だった。


「……ぴよちゃん殿、なぜそれを?」


 私はぴよちゃんとコウガの関係について、聞いてみた。


「我とコウガ殿は……なんと言うか……喧嘩仲間というやつでな、コウガの討伐依頼をミサキ様が引き受けたことから話は始まるが……」


 ぴよちゃんはそう言って、過去のことを話し始めた。


 大地に破壊と滅亡をもたらした天災級の大魔獣壊蛇が、十二星天に倒されたのち、ミサキ殿は、同じく十二星天のセイン殿の創立した、ギルドの冒険者となって、数々の依頼をこなしていたらしい。

だが、その中で唯一失敗となったのが白餓狼の討伐依頼であったという。


 当時の依頼の内容は、オウキ領の白餓狼の群れの殲滅だったが、その中の一匹の若い白餓狼が異常に強く、僅かに残った仲間達を逃がすため、さすがのミサキ殿も四神達も苦戦したという。

 そこで、ミサキ殿が最後に召喚したのが、召喚獣の中でも最古参のぴよちゃんだった。召喚されたぴよちゃんの目に入ったのは、傷ついた後輩たちの姿と、珍しく満身創痍なミサキ殿の姿であったという。

 ぴよちゃん殿は怒り、その若い白餓狼に攻撃を仕掛けるが、白餓狼はその全てを「食った」という。そして、そのまま雄たけびを上げた。


「てめえら! 俺の仲間に手を出して、無事に帰れると思うなよ!!!」


 そして、その白餓狼は、ぴよちゃんの攻撃を身にまとい、突進してきた。ぴよちゃんも応戦しようと、渾身の力で風を纏い突進していく。


 激しくぶつかり合った両者はそのまま同時に倒れた。


「……はぁはぁはぁ。くそっ! 人間の小娘と、オピニンクス如きに敗れるとはな……」


 若い白餓狼はそう言い放つが、ミサキ殿が言い返す。


「ふんだ! いろんな種族を攫って、あんなことやこんなことするからいけないんだ~!」


 いくら魔法を撃っても、取り込まれてしまって、予想以上の苦戦を強いられ、更に殲滅依頼も完遂することが出来ず、ムカつきも最高潮のミサキ殿が怒鳴る。

 すると、白餓狼が体を起こし、ミサキ殿達を強く睨んだ。


「なんだとッ!? 俺をそこらの白餓狼と一緒にするんじゃねえッ!」


 ミサキ殿の言葉に若い白餓狼は反論する。


「白餓狼こそが頂点! 純粋な白餓狼こそが王者! 他と交わって生まれる奴に興味はない!」


 若い白餓狼の言葉を聞いて、ミサキは黙り込む。そして、何を思ったのかそのまま、白餓狼に背を向けた。


「……そう言うことなら別に倒す必要はないね。ただ、あんたがまた、かかってきたら……容赦しないよ……」


 ミサキ殿はそう言い残し、契約した魔獣たちを帰そうと魔法を唱え始める。

 だが、ぴよちゃんが消えそうな瞬間、白餓狼は叫んだ。


「上等だ!!! 小娘がッ! 俺はこれからもてめえらを狙い続けてやる! 特にそこのオピニンクス! 今日の決着をいつか必ずつけてやるからなッ!」


 帰り際にそう言ってきた若い白餓狼の凄まじい敵意の目、それはぴよちゃんの脳裏に焼き付いて、離れなかったという。


 ……それが、ぴよちゃんとコウガの出会いだった。それからというもの、ミサキ殿がオウキ領の依頼をこなす時には、毎回と言っていいほど、コウガは現れ、ミサキ殿を襲った。その度にミサキ殿はぴよちゃんを召喚し、それに対応していた。

 最初は、殺意と殺意のぶつかり合いによる戦いであったが、段々と、お互いの力が拮抗している相手と闘う喜びに似た感情が両者にできたという。


 ぴよちゃんとコウガの戦いはその後も、幾度も幾度も続き、1000ほど続いたとき、コウガは言った。


「オピニンクス……テメエとの戦い……1000戦0勝0敗1000分けだ。そろそろ決着をつけよう……俺はな? これから一族の長として、やっていくことになった。

だが、その前にてめえとの決着をつけたい。テメエとそこのガキとの因縁はこれで終わらせてやる」


 コウガの申し入れにぴよちゃんは応じる。


「いいだろう。我もそろそろ、貴様との戦いに飽き飽きしていた頃だ」


 そして、二体の魔獣は、かつて、壊蛇が暴れ、森林も生き物もすべてが無くなった、「ナモナキ地」で決闘を始めた。


 両者とも死力を尽くし、凄まじいせめぎ合いの末、最後に立ったのは、ぴよちゃんだった。


「……これで、終わりだ」

「ヘッ。好きにしろや」


 ぴよちゃんはその場にひれ伏すコウガをジッと眺めていた。ミサキ殿は、既にコウガの処理については、ぴよちゃんに全て一任していた。生かすも殺すもぴよちゃん次第。

 

 ―この白餓狼は、ただただ自身の血にこだわり続け、ほかの白餓狼とは違い、他種との交配をしない。その上で、我との戦いを続けていた―


ここまで自身の血に誇り高い者を、このまま殺していいのか?


 ぴよちゃんは、そんなことを考え、コウガのとどめを刺すのを辞めた。


「なんの真似だ? 俺に生き恥をさらせとでも……?」


 じろりと睨みつけるコウガに、ぴよちゃんはフッと笑みを浮かべる。


「お前に出会ってから、1000度……闘ったか……フッ、たった1000度か。もう少し我を楽しませて見せよ」


 そう言って、ぴよちゃんは去っていく。ミサキ殿はやれやれと頷き、コウガを見逃した。


 ……その後、群れの長となってもコウガは、ミサキ殿に襲い掛かり、ぴよちゃんが戦った。

いつしか二人には奇妙な友情が出来ていき、互いに戦いを楽しみ、その後に談笑するのが好きになっていったと語った。


「そして、10年程前か。コウガ殿は、我に一つ面白い話をしてきたな」


 ぴよちゃんは更に昔のことを語り始める。10年ほど前というのは、私が一族を出たごろだな。


「なあ、オピニンクス……お前は召喚主である人間の小娘についてどう思っておるのだ?」

「どう、というのは?」

「……ああ、ちょっと前になるが、俺のところに獣人の娘がいてな。

そいつは自分が生まれる際に母親を殺したんだ。俺達大人はそのことを黙っていようと思っていたのだが、若くて愚かな一匹がそのことをそいつに語って、そいつが暴走。俺の一族が半壊しそうになったことがあってな……」

「ほう。そのようなことが……」

「それ以来、群れの中でも疎遠になっていたそいつは出て行ってな。……長として俺はもっとやることがあったんじゃねえかと最近になって思ってるんだ」


 そして、コウガはぴよちゃんを見て続けた。


「……俺は白餓狼こそが頂点の魔獣だと今でも思ってる。他種と交配して生まれた奴などどうでもいいと思っていたのだが……それでも俺の群れに居た者だ……心配でな……」


 ぴよちゃんはハッとして、コウガを見つめた。いつの間にやら、コウガが大人になっていると気づかされたみたいだ。


「んでよ、お前に聞きたいのが、人間ていうのはどうなんだ? と、言うことだ。一度でもあいつの長だった者として、次に会うときは力になりたいんだが……」


 ぴよちゃんは、いつもと違って大人びたことを言うコウガに驚いて、ガクッとうなだれた。自分は、その人間の従魔、相手は、群れの長。対等な立場だと思っていたが、いつの間にか、責任のある立場に立つコウガに感嘆しつつ、自分の立ち位置に悩むぴよちゃんだったが、う~んと、考えて口を開く。


「う、む。そうだな……我はミサキ様という一人の人間しかわからないが、ミサキ様は基本的にふざけていることが多い……だが、いざという時には自分の力を使い人々を護ることもある。

我からしても、尊敬できるところもある、強きものだ。……人間にもいろいろ居るからな、これだけではあまり参考にならないと思うが……」


 そう言って、コウガを見た。コウガはぴよちゃんを見て、遠くの方を眺めていたという。


「強きもの……か」


 コウガはそう呟いて、何か納得したように微笑んでいた。


「……まさか、あの時の獣人がここにいるとはさすがの我も思わなかったぞ」


 ぴよちゃんは最後にそう言った。


 私も驚いている。ぴよちゃんと、コウガにそんなつながりがあったとは驚きだ。何より、コウガが私の身を案じているだと?

そんなことは今まで、感じたことはなかった。私は自らに流れる白餓狼の血を恨み続け、ただ、白餓狼を絶滅させたいと思っていただけだからな。


白餓狼は皆同じ。無論、コウガも……そう、思っていた。


 私はふと空を見上げ、黙り込む……。


 ◇◇◇


 しばらく歩くと、ムソウの言ったように川が見えた。そこで、川の中を覗き込むと、結構な量の魚が居るみたいだ。

 そこで、まずぴよちゃんが大きな風を巻き上げ、魚たちを空にあげ、それを私が網で獲るという漁をした。すると、かなりな量の魚を獲ることが出来た。中にはヤマタノヤマメなんてのも居る。


「ふむ。これだけあれば十分だな」


 そう言ってぴよちゃんと私は帰路につく。


 再び、森の中を歩いていく私達。


「……なあ、ぴよちゃん殿」

「ん? なんだ?」

「コウガは今でも私の身を案じていると思うか?」


 私の問いにぴよちゃんは首を傾げる。


「うーむ……どうだろうか。コウガ殿は会ったときは白餓狼絶対主義という考え方だったが、長に就いてからは、他の種族の血が混じった者でも、白餓狼の血が流れているのであれば、と、その者たちのことも気にかけていたみたいだからな……」

「……そうか」


 ぴよちゃんの答えに私が呟くと、ぴよちゃんはガクッとうなだれた。そして、強い視線で私を見ていた。


「まどろっこしいな。そんなに気になるなら一度里帰りでもした方が良い」


 ぴよちゃんは声を上げてそう言った。


「言われなくてもするつもりだ。もっと私が力をつけたときにな」

「何年後だ?」

「いや、それは……」


 ぴよちゃんの問いに黙ってしまう。里帰りをするときというのは、白餓狼と決着をつける時、つまり、スキルを極めたときと決めているのだからな。今のままではできない。


「どうせ、狂人スキルを極めてからとでも思っておるのだろう?」


 ぴよちゃんの言葉に黙る。そのままその通りだからな。


「だが、このままでは何年、いや何十年かかるかわからないのも承知してるな? それだと一生コウガ殿にも勝てないぞ!」


 ぴよちゃんは黙り込む私に一歩近づいて私の目を見た。


「白餓狼の血をどうにかしたければ、白餓狼に聞くのが一番いいだろう。コウガ殿ならお前の力になるかもしれんからな。そして、会ったときにどうするか考えろ。その方が良い」


 ぴよちゃんの言葉に私は考え込む。今まで、私は白餓狼を倒すこと、それだけを目標に生きてきたからな。だが、コウガの思いをきいて、奴の考えも分かった気がしたのも事実だ。


 しばらく、私は悩む。手っ取り早く強くなるには、強い奴と一緒に居た方が確実。私の信条だ。

 確かにぴよちゃんの提案は分かる気がする。そして、聞かされたコウガの話と、私が村を出る時に言っていた言葉。


「またここに帰ってくることがあれば、俺を殺せ。それで満足するならな。

 外で強くなって、この一族を終わらせてみろ……」


 挑発にも似たコウガの言葉に、私は苛つき、そのまま森を出ていったが、あの時のコウガの顔は……。


 私は、拳を握り、大きく息を吐いて、ぴよちゃんに頷いた。


「……わかった。近々私は、オウキの森に帰る。長と話くらいはしてやる……」

「そうか。無論、我もついていくぞ。ミサキ様に頼み込んでな」


 私達はお互い頷くと再び歩き出した。


 ◇◇◇


 皆の所へ戻ると、ミサキ殿とウィズ、エンテイが火を起こし、レイカとサンロウシ、リンネが遊んでいる。サンロウシが出している光の輪の中を跳んだりして楽しそうだ。レイカはすっかり良くなったらしいな。


「あ、ハクビさん、戻ったんですね」


 ウィズが私達にそう声をかけた。


「ああ。大漁だったぞ」


 私は捕まえた魚を台の上に置いて、みんなに見せた。皆は喜んでいる。ヤマタノヤマメに関しては、ウィズとレイカが微妙そうな顔をしたが、ミサキ殿が、これすっごく美味しいんだよ~と言うと、納得してくれたみたいだ。


 その後、ミサキ殿とエンテイと私で魚をさばいた。エンテイは包丁を二つ持って調理しているが、その様子が凄まじい。レイカが投げた魚を空中でわたを抜き、三枚におろしている。


 それを見た、ミサキ殿が負けてられるかあと言って、同じことをしようとするが、出来なかったみたいだ。包丁に魚が刺さって、うまいこといってない。調理スキルを極めても、超人的なことは出来ないらしいな。


 仕方なくミサキ殿は、ウィズと共に、鉄板の上で魚を焼き始めるがなんだか嬉しそうだ。時々、ウィズの方を向いては小躍りしている。


 そう言えば洞窟の戦闘の時も、ミサキ殿がウィズを見る目は何だか変だったな。

 エンテイ、サンロウシ、ぴよちゃんは、様子がおかしいミサキ殿を見て、がっくりと肩を落とし、レイカの方はやれやれと笑みを浮かべている。

 周囲の人間の心の機微に疎い私でも、何となく理解出来て、やれやれと思った。


 しばらくして、料理が出来上がる。川魚のムニエルに、ヤマタノヤマメの香草焼き、レイカとウィズが持っていた野菜と共に作った川魚の鍋もの。そして、白米だ。


 なんだかムソウが好きそうな献立だな。っとそこで気づく。


「料理は出来たが、ムソウはどこだ?」

「あ、今気づいたの~! ムソウさんなら、ちょっと離れたところでがおちゃ……リンガとジンランと稽古中だよ~」


 私の問いにミサキ殿が応える。先ほど闘ったというのに、元気な奴だな。あの男は強いものを見ると闘わずにはいられないのか……?


 私はため息をつく。するとエンテイが


「やはり、あなたも呆れますか?」


 と聞いてきた。確かに呆れはするが、気持ちはわからんでもないな。私も戦いが好きなのだからな。そう言うと、そばにいたぴよちゃんが、やれやれ、と呟くのが聞こえる。


 言っとくが白餓狼の血は関係ないからな。


「じゃあ、みんなでムソウさんを迎えにいこうか~!」


 ミサキ殿はそう言って、歩き出すがエンテイが元の姿に戻り、


「離れたところに居るようだから飛んでいきます。さあ、乗ってください」


 と言った。ミサキ殿はわーい、と言ってエンテイに乗る。後に続いて私も乗った。まさか日に二度も災害級の魔獣に騎乗する日が来るとはな……。


「キュ~~~!」


 と、ここでリンネがミサキ殿の肩に飛び乗った。フッ、主を迎えに行くのが良いみたいだな。


 そして、火の番をするというウィズ、レイカ、サンロウシ、ぴよちゃんを残し、私たちはムソウの元へと向かった。


 ムソウの元へと着くと、辺りの景色がおかしいことに気付く。よく目を凝らさないとわからないが、何やら結界を張っているみたいだった。空間に赤いぼやのようなものが見え、それは上から見ると、円状になっている。そして、その中だけが、凄まじい戦いでもあったかのように荒廃していた。


「キュウ~?」


 リンネはそこまでは理解していないみたいだ。ミサキ殿の顔を見て首をかしげている。


「全く、あの三人は仕方ないですね……」

「だね~。あの魔石持たせて良かったみたい。にしても、これだけの戦いでも傷一つつかないなんて、さすが私の魔法だね~!」


 エンテイとミサキはそんなことを話している。どうやら、この結界は、三人の戦いに周囲が巻き込まれないように、四神のどちらかが張ったものらしい。


 どうやったら、ムソウを呼べるのか考えていたら、結界が消えた……。どうやら稽古というのは終わったらしいな。結界が無くなり、三人の姿が見える。何やら話しながら笑っているようだ。いい鍛錬になったようだな


「終わったみたいですね」

「そうだね~、あ、いたいた!……お~い、ごはんできたよ~!三人とも戻っておいで~!」


 ミサキ殿はなにやら話しているムソウ達に声をかける。それに気づいた3人はこちらに近づいてきた。


 それをリンネが迎えに行った。よく見ると、ムソウ、ボロボロだな。ゼブルと闘った時以上だな。何があったかは聞かないようにしようか……。


 私達は三人を迎え、ウィズたちの元へと戻っていった。


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