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古今無双の傭兵が異世界へと行っちゃった話  作者: やまだ和興
ツバキが里帰りする
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第326話―初めて喧嘩する―

 魔道具から出てきた声を聞いた瞬間、俺は思わず身を乗り出す。グレンも何かに気付いたようで、俺の顔をバッと見つめる。

 何故、魔道具の先から、アイツの声が聞こえてくるのか理解が追い付かなかった。

 先ほどの男とは違う人物の登場に、デネブを始め、冒険者達はざわざわとしていた。


 しかし、魔道具からは淡々と相手の声が聞こえてくる。


『すでに、こちらの用事は済んでおります。色々と、画策していたようですが、少なくともここは終わりです。アマンさんも、直に騎士団が……っと、それは無理そうですね。ここの騎士団が当てにならないということは、判明しました。

 ……まあ、この件に関しては、私自ら対処いたします。そして、貴方の居場所も分かっております。そこでせいぜい、今までの人生の見つめ直しでも行っていてください……』


 ……結構怒ってるな。聞いたことも感じたことも無いような声色や、相手を脅すような言葉に、ただただ驚いている。本当に怒らせるようなことは今後辞めておこう。


 ……って、言っている場合では無かったな。このままだと、デネブが何を言っても向こうが魔道具を切ってしまいそうだ。

 何が起きているのか分からないが、向こうも切迫した状況というのは伝わった。それでも、無事だということを確認できたので、幾らか慌ててはいない。

 ただ、何を怒っているのかと、ここからは俺が魔道具の相手と話す為、困惑するデネブから魔道具を受け取った。


「あー……あー……聞こえるか? ツバキ、俺だ。ムソウだ」


 声の主の名前を言ってみると、魔道具の相手は、ハッとしたような声を漏らす。

 だが、その後は何も聞こえなかった。魔道具の効果でもなくなったかと思ったが、しばらくすると、再び、低い声が聞こえてくる。


『……ずいぶんと、声真似が得意な方が居るようですね? それか、スキルか……どちらにせよ、貴方とムソウ様が一緒に居るとは思えません。ムソウ様でしたら、貴方の姿を見た瞬間に、貴方を斬りますから……』


 どう見られているのだろうか、俺は本当に……。魔道具からの声は皆にも聞こえて、何か可哀そうなものを見るような目で、俺の顔を見ていた。ツルギはまだしも、グレンなどはため息をついている。

 思わず、顔を覆いたくなるくらい恥ずかしい思いをしたが、ひとまず向こうの誤解を解くために、語り掛けていく。


「……いや、本人だ。正真正銘、冒険者のムソウだ」

『信じられるとでも……? 何かの時間稼ぎのつもりでしたら、即刻辞めてください。私の怒りが増すだけです』

「取りあえず落ち着いてくれって。俺は、元タカナリ直属の“古今無双の傭兵・死神斬鬼”だ。これを知っている人間はそこまで居ない。俺が俺だという証拠になるだろ?」

『よく調べたものですね。ですが、商人の情報網を舐めるなと言ったのはそちらでしょう? どういう経緯で知ったのか、こちらは分かりませんが、その程度では信じません。というか、いい加減にしてください。そこまでするなら、私ではなく、ご本人が私以上に凄惨なやり方で貴方方を殲滅いたしますよ?』


 その、「凄惨なやり方」というものを教えてくれ……俺は一体どういう方法でケリスの従者を殺すのだろうか。いや、そもそも殺すつもりは今のところないんだがな……。

 クソっ! ジェイド達が今まで以上に俺に引いている。今度は、完全に恐れるような顔で俺を見ている。いい加減にして欲しいものだ。


「待て待て、ツバキ。俺はこの男を殺すつもりはねえよ。現にまだ生きている」

『そうですね。先ほどまで、こちらの男とお話しされていましたね』

「いや、それはスーラン村で知り合った奴に頼んだだけだ。スキルの力を使ってな」

『そして、貴方もスキルの力でムソウ様の声色を真似しているのですよね? もう充分です。そちらの時間稼ぎに付き合っているのも飽きました』

「俺はそんなスキル持ってねえよ。というか、俺の話を――」


 このままだと何も状況が変わらない。これからの事もあるし、早いところ信じて欲しいものだと思った時、俺の言葉を遮り、ツバキが怒号をまき散らす。


『いい加減にしなさい! 貴方方は、完ッ全に私を怒らせました! そのうえ、まだ、怒らせたいのですか!? こちらはすでにリンネちゃんも取り返し、そちらの「合成魔獣拡散計画」とやらも、呪いの計画も封じました! いい加減、自分の立場を理解しなさい!

 というか、ムソウ様を夜襲するという計画自体、私からすれば悪手です! このまま村に攻め入ってムソウ様に斬られるか、そこで私を待って、私に斬られるか選びなさいッッッ!』


 魔道具から聞こえてきた言葉に、俺含め、一同ハッとした様子でどよめき立つ。向こうの状況が分かるようなことがようやく聞こえてきた。

 そして、何やらきな臭く、大ごとになっているということも伝わってきた。

 と、同時に、相手の怒号に怯えたような顔になっていく。最初に話していたデネブは、少しばかり顔色を悪くして項垂れていた。


 だが、俺だけはその中で一つ、どうしても不安になり、気になる言葉が聞こえてきて、向こうの怒号に対応するように、思わず魔道具を怒鳴っていた。


「ちょっと待て! ツバキ! リンネがどうしたって!? リンネに何があった!?」


 魔道具からは、なおも怒号が聞こえてくる。


『知らばっくれる気ですか!? 貴方たちが手引きしたことなど――』


 段々苛ついてきた俺は、魔道具の相手を黙らせるように声を張り上げる。


「うるせええええッッッ! 良いか、ツバキ! 俺は本物だ! いい加減、テメエが、こっちの話を聞け! 話が進まねえだろうが! いくらテメエでも流石に許さねえぞ! マルドの奴らは思い込みが激しいと、テメエから聞いてはいたし、初めて街に行った時に実感したから、わかってはいたが、まさか、それをツバキがやるとは思わなかったなあ! しかもこの状況で、馬鹿か!? 地元を愛するってのは良いことだが、悪習は辞めろ!

 何度も言うように、俺は安備の国出身、“死神斬鬼”! 死んだ妻の名はサヤ! 息子の名はカンナ! この世界の初代人界王だ! お前の持ってる神刀斬鬼に宿る闘鬼神初代頭領エンヤは俺の育ての親! その簪に宿るちっこいツバキとハルマサは、俺の親友! これで満足か!? 満足したら、状況を伝えろ! 分かったな!?」


 言いたいことを全て……本当に全て言い切った。思わず出てしまったが、初代人界王のシンラが、俺の息子であるということも言ってしまった為、グレンを除く、その場に居る全ての人間が、何やらヒソヒソとしている。

 そして、大声を張り上げてしまった為に、近くの家の窓が開き、住民が顔を出していた。グレンが頭を下げながら、何でも無いと言うと、再び住民は家の中に引っ込む。

 申し訳ないことをしたなあとは思ったが、俺の頭の中はとにかく向こうの状況を知りたい気持ちでいっぱいだった。


 はあ、はあ、と肩で息をしながら、魔道具からの返答を待っていた。

 すると……


『え……ほ、本物の、ムソウ様……ですか?』


 いつもの調子の声が聞こえてくる。怒気などは感じられない、いつも通りの綺麗で、真面目そうで、今は少し困っているという声だ。

 目の前に、ソイツが居るわけではないが、俺は思わずうなずき、口を開く。


「……さっきから言っている。ようやく信じる気になったか?」


 死神の鬼迫が使えない状況というのは本当に辛い。あれが出来れば、一発で分かるのになと頭を掻いていると、慌てた様子の声が、魔道具から聞こえてきた。


『も、申し訳ございません! 私はてっきり……』

「その先はもう聞いた。そっちも大変なのは伝わっている……が、どんな時でも落ち着いて行動してほしいものだ。まあ、それは俺にも言えることだがな……」

『いえ……あの……本当に、申し訳ございませんでした……』


 ああ、と魔道具の相手、ツバキに返答する。ひとまず誤解は解けたということで、俺も怒気を抑えて胸を撫で下ろした。

 多分、初めての喧嘩だったな。これ以上に発展した覚えはない。まあ、ただの誤解だったから、それが解けた今、お互いに特に遺恨も無いので後を引くような感覚ではないがな。

 

 さて、魔道具の向こう側の相手はマルドに居るはずのツバキだが、無論、ツルギやジェイド達は誰のことを言っているのか分からない。グレンが皆に、俺の仲間の騎士だということを説明している中、俺は、ツバキに話を聞いていた。


「それで、さっきお前が言っていたことだが……リンネが何だって?」

『あ、はい……結論から言いますと、人攫いがリンネちゃんを連れ去りましたが、先ほど無事に救い出す事が出来ました。今は、私の胸の中でゆっくり眠っております』

「そうか……」


 色々な疑問が思い浮かんだが、取りあえずリンネも無事だということが分かったので安心だ。

 グレンによる、皆へのツバキの説明が終るのを待っているついでに、お互いの状況の報告も兼ねて、まず俺は、自分の状況を簡単に説明した。

 スーラン村にケリスの従者が魔物の軍勢を率いて攻めてきたが、それを退けたこと、従者の男はシンキに身柄を引き渡すために生かして捕縛していること、その男から色々と魔道具と、アマンと転界教の関わりを示唆する書類が出てきたことなどを伝えた。

 魔獣封環の説明をしていると、ツバキは、なるほど、と言って、口を開く。


『確かに……リンネちゃんもその首輪をつけられたようです』

「そうか……リンネにも効くとはな……」

『強力な魔物にも有効かどうかは分かりませんが、それはリンネちゃんの精神耐性などが低いからというのも考えられます。そうは言っても、まだ子供ですので……』

「まあ、そうだな。それで、今は?」

『エンヤ様によって取り外された、もとい、壊すことが出来ましたので、影響は無いと思われます。一応、ムソウ様のお薬を与えておきました』


ああ、エンヤが出るほどの事態だったのか。だが、約束を守ってくれているようで、我が“親”ながら、本当に頼りになる奴だ。

魔獣封環は、魔物を眠らせたり、催眠状態にするものだったか。どの程度の魔物に効くのか分からないが、リンネに効いたのは、確かにツバキが言うような理由かも知れないな。

 高位の魔法を使うデーモンなどには通用しないのかも知れない。

 ただ、噂でしかないが超級以上の魔物を縛り付けるものもあるみたいだから、それを使われたのかも知れない。

 まあ、今は薬も与えてゆっくりと眠っているそうなので、特に心配することも無いな。


 その後、ツルギ達にツバキの説明が終ると共に、全員、俺の周りに集まってきた。

 ほとんど、俺の身内に起きたことだが、話を聞く限り、そんな生易しい事情でも無いようだ。固唾を飲んで、ツバキの言葉を待っている。


「さて……そっちの様子はどうだ? そっちの事を話せる状態か?」

『ええ、大丈夫です。あらかた、敵は倒しましたので』

「結構だ……では、ツバキ。話してくれないか? そっちで、何があった?」

『はい。実は……』


 俺達が待つ中、ツバキは事の顛末を語り始める。

 それは、昨日の朝、タクマ達の手伝いをしていたリンネが、マルドで出来た友達と遊びに行った、ということから始まった。


 ◇◇◇


 ムソウがマルドを発ってからも、リンネとツバキの日課は変わらない。ツバキは主にメリアと共に家の手伝いを行い、リンネはタクマの店の手伝いを行っている。

 その日も、リンネは店に商品を並べたり、店の掃除をしたりしていた。ツバキの方は買い物に出かけている。家に残っているメリアとタクマは、一生懸命店の前や棚を掃除しているリンネを見て、ほっこりした気持ちになっていた。


「リンネちゃん、いつもありがとね」

「は~い! おそうじ、すきだから、リンネもたのしい~!」

「楽しく仕事をしてくれるのはありがたいけど、リンネちゃんも偶には一日遊んでも良いんだよ?」


 リンネが神獣ということは把握しているが、普段はやはり幼い子供にしか見えない。仕事が出来て、料理を作ることが出来ても、年相応にして欲しいと、二人は思っていた。

 リンネは作業の手を止めて、顎に指を置く。


「んー……でも、おししょーさまとおねえちゃんに、ここにいてっていわれてるから……」

「一日中ここに居ないといけないってことじゃないと思うわ。今日はそこまで忙しくないし、ツバキが帰ってきたら街に遊びに行っても良いわよ」


 前日は客が多かった。その分、今日は少ない。今だって、店の中には三人だけだ。増えるとしても、夕方頃だと思っている二人は、今日は、リンネにも自由に過ごしても良いと考えていた。

 メリアの言葉に、リンネはパッと反応し、二人に満面の笑みを向ける。


「ほんと!? いいの!?」

「ええ。久しぶりに羽を伸ばさないとね」

「リンネ、はねないよ?」

「そう言うことじゃなくて、伸び伸びと遊ぶってことだよ。ツバキもリンネちゃんくらいの時は、外で遊びたくてそこら中、走り回っていたからね。同じことをリンネちゃんがやっていても怒らないよ」

「わ~……リンネ、おねえちゃんといっしょ~!」


 楽しそうに両手を上げてそこらを駆け回るリンネ。娘の幼い頃と、それに悪戦苦闘していた過去を思い出し、タクマとメリアは顔を見合わせて笑っていた。

 その時、家にツバキが帰ってくる。店の前で走り回っていたリンネはツバキが目に入ると駆け寄り、そのまま飛びつく。


「おねえちゃん、おかえり~!」

「おっと……今日はいつにも増してお元気ですね。何かありましたか?」


 買い物袋とリンネを落とさないように、しっかりと受け止めた後、家に入って買ってきたものをメリアに渡しながら事情を聞いた。


「何かあったの?」

「いえね、今日はそこまで忙しくならないだろうし、お昼ご飯を食べた後は、リンネちゃんも遊んでも良いって話になってね」

「ただ、リンネちゃん一人では心配だから、ツバキも一緒に居ることが条件だけど、どうかな?」


 なるほど、とツバキは頷く。ムソウがスーラン村に行っている間、リンネは普段以上に家事や店の仕事を頑張っている。ムソウが帰って来た時に、凄く頑張ったことを見せる為か、ムソウが居ないからやることが無いか定かではないが、結果として、一日中、遊ぶということはせず、夜もすぐに眠っている。

 本人が楽しそうにしているから特に気にしなかったが、確かにリンネには息抜きも兼ねて年相応に街で遊んで欲しいなと感じた。

 ふと、リンネの顔を見ると、キラキラとした顔で自身の顔を見つめていた。やれやれと、微笑みながら、ツバキはリンネの頭を撫でる。


「わかりました。今日は目いっぱい遊びましょう!」

「わ~い! おねえちゃん、ありがと~!」


 リンネはギュッとツバキに抱き着いた。


 そして、四人で昼ご飯を食べながら、リンネの行きたいところなどを聞いたり、行ってはいけない場所などを聞いたり、ツバキは、少なくともツバキが小さい時に行っていた場所には行くなと、メリアとタクマに注意を受けていた。

 ムッとしながら、そんなところには行かないとそっぽを向くツバキ。タクマとメリアがクスクスとする中、リンネはツバキを指さして笑っていた。

 いつも通り、リンネの頬を引っ張りながら、笑い過ぎですという一連の流れがあり、その場は盛り上がっていた。


 そして、昼ご飯を食べ終えると、ツバキとリンネは普段着に着替えて街に出る。手をつないで歩きながら、リンネは顔を上げる。


「どこにいくの~?」

「そうですね……リンネちゃんはどこか、行きたい所はありますか?」

「んー……いったことがないところ!」

「カジノは……よろしいですか?」


 前回行った時に、凄く気に入っていた様子だったため、一応尋ねてみたが、リンネは首を横に振る。


「あそこ、こわいから、おししょーさまといっしょにいきたい」


 楽しかったのは間違いではないが、苦い思い出が出来たようだ。一応、賭けには勝っていたムソウが、村から帰った際に行きたいというリンネの言葉に、ツバキは苦笑いしながら頷いた。

 それにしても、行ったことが無い場所……港に行こうと思っていたが、既に何度も行っているので考えから除外。ハンナも誘って遊ぼうかと思ったが、そもそも向こうにも事情があるので、無理かも知れないと思うと、港に行かないことに関しては落ち着いた。

 しかし、この数日でリンネと一緒にマルドの色んな所に行っている。行ったことが無い場所など、それこそ、ツバキの昔の遊び場くらいしか無い。流石にそこに連れて行くわけにはいかない。タクマ達にも怒られそうだが、ムソウにも怒られると考えると、まず、そこに行くわけにはいかなかった。


 しばらく考えこみながら、どこへ行こうかと悩むツバキ。

 だが、思い当たる場所が思い浮かび、フッと笑みを浮かべた。


「では、臨海公園に行きましょう。遊具もありますし、広場もありますから、たくさん遊ぶことが出来ます。ひょっとしたら、お友達の皆さんもいらっしゃるかもしれませんね」


 臨海公園は港の近くにある。それなりの広さがあり、昼間は多くの子連れが訪れて息抜きをしている。

 クレナを発ってから数日が経ち、リンネが「公園で遊ぶ」という発想を忘れていたツバキは、今日は年相応に見えるようにと思いついた。

 ツバキの言葉を聞いたリンネはぱあっと笑顔になっていく。


「たのしそう! そこ! そこがいい!」

「かしこまりました。では、行きましょうか」


 ツバキはワクワクとしている様子のリンネの手を引いて、歩き出す。こうえん♪ こうえん♪ と、歌いながら歩くリンネを見ながら、領主や貴族の子供の、身辺警護を思い出し、笑っていた。


次回からしばらく、ムソウさん出てきません。

マルドでは一体何が起きていたのか、ツバキはどう動いていたのか、お伝えしていきます。

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