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プロローグ

初めてオリジナル作品を連載します。

適当に更新早く。

これがモットー?にやっていきます。

誤字脱字だと思われるものは感想にて・・・。

ですが作者はガラスのハートの持ち主ですので罵詈雑言を感想で言うと心が折れます。そして感想を見るのは週一ほどだと思うので期待しないで待っていてください。

 ・・・今日も外にも出ないだろう。


 五月蝿い。

 子供の声がキーキー五月蝿い。

 ここはあまり雪が積もらない場所だが、昨日から今日にかけて雪が降り、積雪した結果、子供が外に遊びに出て五月蝿くなる。

 勘弁してほしい。


 でも自分はヘッドホンをしてボ〇ロ曲を聴きながらライトノベルがよく投稿されている、小説サイトでまた今日も読んでいた。


 これといって部屋の中は変わりない、慣れている自分の家だ。

 一時期、大成功して年収3000万を超えたときが数年あったが、その後大失敗して会社が倒産して、まだ使いきれてない数千万円と、無駄に高性能なパソコンと無駄に高い学歴があるだけだ。

 もう、就職するのが面倒だし、料理くらいはできるから生きていける。


 突然だが昨日、調味料が切れたのだ、だから運悪く雪の積もった道を通らなくてはならない。

 色々防寒して外に出ると、やはり雪を一歩一歩踏むごとに雪が勿体なく、車の通った場所で歩いていた。

 それは置いといて、コンビニに行く。


 何だかんだあって着いた。

 切れた調味料を買って外に出る。


 さて帰ろう。 俺はそのまま帰っていった。


ドン!!


 何か巨大な物が自分に向かって来た。

 「ドン」という音はなんだろうか。

 そんな事を数秒間考えていた。

 本当はそんなこと考えている暇などなかったのに。


 強烈な痛みが全身を襲う。

 でもその瞬間気持ち良くなる。快感に侵される。

 死ぬとき誰でも快感に侵される。 人は皆、ドMだということがわかったところで自分はこの死という運命は(あらが)えない、生まれるのなら死ぬ。 当たり前な事だ。


 だから自分は死んだ。


 その時を待つように自分は何も考えなかった。




 何時間経っただろうか?それはわからなくてもいい、早くこの思考はなくならないの?


「君は・・・主人公?」


 いきなりだった、でも自分は答える。

 主人公ではない、かといって脇役でも敵でもモブでもない。

 自分は自分の思考では主人公だし、他人から見れば脇役以下かもしれない。


「そうか・・・実に偏った意見だね、面白い」


 何が面白いというのか、俺は知らない。


「では次、人は何故生きる必要がある?」


 生きる必要なんてない、でも動物の本能で子孫を遺す為に生まれ死んでいく。

 自分はつくづく思う、何故思考なんか創るのか、本能だけで動けば子孫を遺しやすくなる。

 生きるという本能は消せない。

 生きないといけないという固定観念に囚われた人間は注意しながら慎重に進む。

 生きる希望がなくなったら生きるという固定観念に囚われることなく生きていける。

 でも最終的には本能が勝つ、生きたい生きたい、死にたくない。

 最終的に人は死ぬ。

 人間によっても違う、身長、体重、そんな差別的にされる。

 人間は人間に差別し、差別され、同じ人間かというのを疑うほど違う人達もいる。

 そんな事を言っていると意味がわからなくなる。

 だから結論付ける、人間は意味のない、弱肉強食から外れた悲しき生物。


「偏り過ぎ、面白い、では何故人を殺しちゃいけないの?」


 固定観念に囚われているから。

 そんな一般論どうでもいい、本当の理由は見つけるのが難しすぎる。

 昔同族殺しはいけないと考えたかもしれない。

 でも何故?

 有能かもしれないから?

 では無能を殺しちゃいけないの?

 自分はいらない奴なんか死ねと思ったことはある。

 本当にそうだった、いらないでしょ?無能。

 何もしない。何もしない。


「ストップストップ!偏見が過ぎるよ」


 ・・・さっきまで気にしてなかったけどこいつだれ?


「さ、さて!と、取り敢えず転生させちゃうじょ?」


 噛んでる。可愛い。


「可愛いっていうなー!」


「と、取り敢えず転生させてあげるんだから!感謝しなさい!」


 一人で話し進めるなんて・・・ぼっちだったの?


「では!転生!」


 え?ちょ、待って?

 いきなり過ぎる。

 そんな急に言われたら返せない。

 霞みだした意識を強く強く踏み留める。

 意味はないのに、何かを失いそう。

 

 もうすぐ意識が・・・無くなる。

 そのまま自分は眠った。


「よ、よし、よかった・・・あのまま喋らせてたらこの世界が崩壊しているところだった」


そういいながら今まで姿の描写のない女神だった。

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