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白の転生譚  作者: 優音 乙菜
第0章 再会の26時間
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願い 01

 何処までも続く終わりの無い闇の世界。日は昇らないし月も出ない。風も吹かなければ、何かを感じる事すら無い。そこには地面も無いし、空も無い。でも、不思議と居心地は悪く無い。そんな世界で眠りとまどろみを繰り返す。


 もうどれだけ時間が過ぎたのか、あの後僕はどうなったのか、それは分かりません。

 もしかしたら僕は病院のベッドの上で眠っているのかも知れないし、もう死んでしまっていてここは死後の世界なのかも知れない。


 そんなもう何万回目になるか分からない事を考えながらまどろんでいると、唐突に意識が光りの中へと引き込まれます。


「うぅっ……眩しい……」


 どのぐらい振りに為るか分からない程久しぶりに感じる光り。

 そんな光りが眩しくて目を開けられないで居ると傍らから誰かの声が聞こえて来た。


「目が覚めた様じゃな。なかなか目を覚まさんので、少し不安になっていた所じゃ」


「本当ですよ、このまま目を覚まさなかったら、どうしようかと思っていたところです」


 2つの聞き慣れない声が聞こえる。1つは年老いた男性の声、そしてもう1つは若い女性の声。

 少しずつ光りに目が慣れて来たので、目を開けて周囲の様子を確認します。


「…へ?」


 …衝撃的でした。知らない天井なんて非じゃない。知らない世界です…確実に病院のベッドの上では…無いですね、はい。

 そして、当然の事ながら、目の前に居る2人もお医者さんらしくない格好をしています。


「あのー……」


「何じゃい?」


「ここは……一体? ……貴方達は?」


 目の前には、何にも遮られること無く何処までも広がる神秘的な空間。空には靄のような光と星が広がり、足元には雲のようで雲では無い白いフカフカの何かが広がっている。

 とても幻想的で綺麗な場所ではあるけど、今まで1度も見たことが無い風景を前に僕の中の生存への希望は風前の灯火。ここは明らかに現世的な場所ではなさそうです。


「そうじゃなぁ、分かり易く言えば、ここはグランの神界…つまり君の暮らしていた世界における、ワシらの様な神の住む世界……そんな感の場所じじゃな」


 老人は白く長い髪と、長いく白いひげを蓄え、淡く光る白いローブを身に纏い、穏やかな雰囲気をかもし出す老人はそう言いました。

 もう嫌だ、何か神様がてできちゃいました……生存ルートは絶望的です。


「それで私達は神様と言うわけです。ちなみに私はこの世界の神様じゃないんですよ。今日は訳あって別の世界から遥々やってきました」


 この神様と名乗る慈愛に満ちた優しい雰囲気を纏った女性は、長い金髪を緑に輝く宝石の髪留めで纏め、所々に刺繍が施された白いドレスを身に付けた女性が、衝撃のカミングアウト。


 「(……神様かぁ、初めて見るなぁ)」


 そんな月並みな感想しか出てきませんでした。というか、神様は初めて見るけど、案外普通の人と変わらない見た目をしているので、どう反応して良い物やら迷います。


 多分、老神様の方は街で出会ったら「わー凄いひげー。魔法学院で校長先生とかしてそう」とか思って2度見してしまいそですが、女神様の方は美人さんだけど、普通の服を着ていれば「外国の人だー」と、何の気なしにスルーしてしまうでしょう。

 

 ……つまり、普通の人とあまり変わらない姿をしていらっしゃるのです。


 実は、神様はもっと……こう、後ろから後光が常に射し込んで直視できないほど光ってる感じか、無意味にゲームとかに出てくる幻獣的な感じの何かだと思っていたので、想像とのギャップの差が激しいです。


「驚かんのじゃなぁ」


 少しつまらなそうに言う神様。


「いえ~、凄く驚いてますよ? 神様なんて初めて見ましたし」


 ウエディングケーキが全部ケーキで出来ている訳では無い事を知った時ぐらいの驚きです。


「いいえ、貴方はここに来る以前にも1人見ていますよ」


「はえ?」


 またも女性が衝撃のカミングアウトをしました。

 言われて、思い出そうとしますが、人と大して変わりのない容姿をしている神様です。誰が神様やら全く見当もつきません。


「ふぉっふぉっふぉっ、分からんと言う顔をしておるのぉ」


「君がここに呼ばれたのも、その神様が関係しているの」


 神様が関係してる……ダメだ、どんなに思い返してもぜんぜん心当たりがありません。


 僕は、何か神様に対してやらかしてしまったんだろうか? そうだったら大変です! 昔おばぁちゃんが、「神様を怒らせるような事をしたら一族郎党皆殺しにされるからねー」と言っていました……。

 神様が本当に居るのだから、きっとおばぁちゃんの言っていた事も本当の事なのでしょう。


 こういう時にする事は分かっている……うん……謝ろう。全力で謝ろう。許してくれるかは分からないけど、これしかない。


 ※千歳は、「ここに呼ばれた」と「神様が関係している」と言う言葉から、出来うる限り事態の把握に努めた結果。何か神様の怒りを買うような事をしてここに呼び出されたと言う結論を出した。

 普段から何かと失敗したりして呼び出されていた千歳の中では、呼び出し=お説教。と言う悲しい公式が出来上がっていたのだ。


 そんな負の公式を今回の事態に当てはめた千歳は、呼吸を整えた後、頭・膝・手の三点を地に付き、心からの謝罪の言葉を叫んだ。


「すみませんでしたぁぁぁーーーーーーーーーーーーごめんなさいぃぃぃーーーーーーーーーー」


「なっ!」


「えぇッ!ちょっとぉぉ!」


 土下座…極東の島国に伝わる、最上級の謝罪の意を表す時に用いる奥義。

 地に額を衝き、相手の足の高さまで目線を下げ、謝罪の意を込めて誠意を叫ぶ捨て身の技。


 しょっちゅう失敗して怒られる僕でもこの技を使ったのは、今回を入れ2回目です。


 1回目は、僕が6歳の時、両親と母の知り合いの偉い人の家に行った時、当時5歳だった妹が高そうな壷を割ってしまった時。


 僕はすぐに壷の持ち主の元まで行って謝った。スライディング土下座でした。母の知り合いの偉い人はとても良い人だったようで、すぐに土下座をやめるように僕に言って「朱里ちゃんに怪我が無くてよかった」と言って許してくれました。



 ※余談だが、この後千歳の両親は母親の知り合いの偉い人に「君達は子供にどういう教育をしているんだ! まだ小さい子供にあんな事を教えるだなんて、頭がおかしいんじゃないか!」と激しく怒られた。


 母親の知り合いの偉い人は壷が割れた事より、6歳の子供に土下座などと言う行為を教える、両親の教育の方に憤ったのだ。


 その一件の後、千歳は両親に「土下座なんてもうしちゃダメだよ。する時は首がかかっいる時か、命がかかっいる時だけにしなさい」と窘められた。


 更に余談だが、両親が教えた覚えのない謝罪方法である土下座を、千歳が知っていた理由は。父のスーツのポケットに入っていたキャバ譲の名刺を発見した母が憤怒し、父が土下座をしていた光景をこっそり見ていたのが原因だ。

 父の土下座を見ていた千歳は幼心に「とっても悪い事をしたらああするんだな!」と思い理解したのだ。


 ちなみにこの時の父の土下座は、命が懸かっている時にする土下座だった。


 結局、父親キャバクラ出入り疑惑は誤解で終わった。仕事の接待上止むに止まれずキャバクラに行ったのだが、その誤解が解けた頃には、母親の聞き取り調査と言う名の拷問で父親は虫の息。


 アイアンクローやパイルドライバー等の一般的な格闘技技に加え、格闘ゲームでしか見た事が無い様な華麗なコンボ技。そして漫画の主人公が使う様な超絶技。それが流れる様に繰り出されたのだ。

 だがしかし、父親は挫けず土下座を続けた。土下座をしている最中も無慈悲に繰り出される技の応酬に、通信講座で習った受身で対応しつつ彼は土下座を続た。

 そして、誤解が解けた暁には、病院まで自家用車で単独ドライブして、翌日には病院から出勤していった。凄い根性と耐久性である。


 閑話休題


「何か悪い事をしたのなら謝ります。ですからどうか、家族は見逃してください!」


「や、やめんか、おぬしは罪に問われるような悪い事など今まで一つもしておらん。だから少し落ち着け」


「へ? 違うんですか……」


「違う。自分が悪い事をして呼ばれたと思っておるのならそれは全くの見当違いじゃ。安心せいむしろその逆じゃ。と言うか何なのじゃ!? おぬしの中で神のイメージはどうなっておるのじゃ?」


「悪い事したら神様に一族郎党皆殺しって、僕が小さい頃おばぁちゃんが言ってました」


「怖ッ!怖いわッ!そんな事せんわい、と言うかおぬし、それ…」


「悪い事しないようにっていう脅し文句ね。と言うか君は何でそんな事信じちゃったのかな」


「いえ~、信じてたのは12歳くらいまでです。最近では…具体的にはつい10分ほど前までは、神様の存在すら僕の中では怪しかったのですが……その」


「本物が出てきてしまって、君は、おばぁ様の言葉を思い出して信じた…そういうことかな?」


「……(こくり)」


 恐る恐る頷きます。すると神様2人が笑顔で、僕の方を向いたまま固まり密談を初めてしまいました。何だろう、何かやらかしてしまったのでしょうか……。


「(……うーむ何と言うか、難儀な性格をした子じゃ)」


「(というか12歳まで信じてたんだ……。この子……頭が残念な子なのかしら? それとも…ピュァなのから)」


「(わし、この子がとても可愛そうな子に見えてきたんじゃが)」


「(あら、奇遇ね私もよ。こっちに来る前に貴方に少し話を聞いていたけど、予想を遥かに上回る感じで残念な感じね。

 でも、とても綺麗な魂だわ正直異常なほどね、こんなに綺麗な魂は初めて見たわ。魂はそれを持つ者の本質を映し出す…だからこの子はきっといい子だわ)」


「(同意じゃ、あの事故の事を思えばきっとではなく、確実にいい子じゃろうなぁ)」


(「ねぇ、この子本当に私の世界に連れて行っちゃっていいの?連れて行っていいなら私はとても嬉しいのだけど…)」


「(だってのう……この子の魂は見ての通り普通ではない。恐らくは、あの最期の瞬間に変化してしまったんじゃろう。そのせいなのか、この子の記憶は消す事はおろか、干渉する事すらできんかった。このままだと、この子は今の記憶を保ったままじゃ。

 元の家族の記憶と新しい家族。そんな状態では、この子にも、この子が新しく生れ落ちるであろう筈の家族にも良くは無い。

 何よりこの子が無事に生まれて育ったとしても、この子の容姿は良く目立つ。しかも魂が強く変質しているせいか、姿を変えてやる事も出来んかった。だとすれば、いずれ元の家族の目にも留まる事になるじゃろう)」


「(それは辛いかもしれないわね、でももしかしたらお互い喜ぶかもしれないわよ)」


「(その可能性は否定せんが…他にもいくつか問題があるのじゃ)」


「(はて? 何の問題でも?)」


「(神の存在の確信と転生の認識……自殺者が増えそうじゃ。それより何より、この子がこの世界で今すぐ転生した場合じゃ)」


「(さっきの事意外で何か問題でも? この子が起した奇跡が問題?)」


「(いや、奇跡は意外と起きておる。じゃからこの子が起した事自体はさほど問題ではない。言ったじゃろ『悪い事など1つもしておらん』と。

 問題なのは、この子が成長した後、事故の時と同じ見た目になる事じゃ。そのせいで色々問題が起こる筈じゃろう。

 そのせいで新しい家族と元の家族……何よりこの子が普通の生活を送る事が困難になるじゃろうからなぁ)」


「(そう言われれば貴方の世界はそんな感じの世界でしたね)」


「(それにのう)」


「(それになんですか?)」


「(次期神…つまりワシの娘じ。あの子の目に留まるのは絶対に避けたい)」


「(あぁ、それが本音? 自分を助けてくれた人と同じ外見の人を見れば事故の事を思い出しちゃうかもしれないわね。あの光景はトラウマものだものね)」


「(という訳で彼をこの世界ですぐに転生させてはやれんのじゃ。じゃが娘を命がけで助けてくれた者を無下にも出来ん……そこでおぬしの出番と言うわじゃ!)」


「(あーなるほど、この世界ではすぐには色々事情があってすぐに転生させてあげられないけど、別の世界ならって訳ね)」


「(頼めるかのぅ)」


「(いいわよ別に。貸しは1つにしておいてあげるわ)」


「(すまんのぅ……わしはお主に貸しを作ってばかりじゃ)」


「(良いわよいつか返して貰うから…それで?)」


「(それで……とは?」)


「(どう説明するのよ)」


「(一部、つまり彼の魂の事に関する事を除いて、全てを正直に話そうと思う)」


「(それがいいかもしれないわね。魂のことは彼にとっても聞かないほうが幸せかもしれないわね。たとえそれが悪い方向の変化ではないとしても、変化の事を聞いたら彼はきっと不安がるわ)」


「(では、その方針で彼に事情を説明するが、他に彼の為に言わんほうがいい事はあるかのぅ?)」


「(無いと思うわ、あんまり事情を隠しすぎるのもよくないと思うのよ)」


「(では、彼には最低限の事を除いて全てを話す。そういう方向で問題ないかのぉ?)」


「(異議なし)」


「さてと、急に黙ったりしてすまなかったのぉ、ワシらも君がどういう子か大体分かったから、本題に入ろうかのぉ」


「本題……ですか?」


 会話があるとはここまで救われる事だとは今まで思っても見ませんでした。あのまま永遠に続くかと思えた無言の空間が終わったのです。


「そうよ、君がと私がここに呼ばれた理由、その説明をさせて貰うわね」


「呼ばれた…女神様も呼ばれたんですか?」


「うん、その事についても追々説明するから安心してね」


「はい、お願いします」


「さて、まずは君がここに呼ばれる経緯について説明しようかのぉ」


「お願いします」


「いまさらじゃが、あまり畏まらんでよい、わしらに敬語は意味がないぞ。わしらは姿こそ人間に近いものの、結局人間ではないからのぉ」


「そうよ、丁寧な喋り方よりも、君が普段しているような喋り方をしてくれた方がいいわ」


「……うーん、分かりました、出来るだけがんばってみます」


 結局言われた傍から敬語。千歳には敬語を止めるのは無理だった。


「うむ、さてと話が少し脱線してしまったのう。では本筋に戻して話を進めさせて貰うぞ」


「お願いします」


 神様のが僕に話した、僕がここに連れてこられた理由はこうだ。


 神様はそろそろ現役引退を考えており。それに当たって後継者を育てる事にした、それが神様の娘さんです。


 その神様の娘さんは、神としての知識を一通り学び終えいよいよ神様就任!と、言うタイミングで重大な事実が露見した。どうも娘さんには神様として大事なものがいくつか欠落していたらしい。

 それは、慈悲や慈愛、誰かを愛しいと思う気持ち。そんな感情が欠落している状態では、神様など出来る筈がない。


 そう考えた現神様は一計を案じました。次期神(予定)である自分の娘の記憶を一時的に奪い、最後の研修として娘さんを一般的な家庭にの子供として生まれるようにしたらしいのです。

 彼女を現世に送った理由は「現世で、人として生きる中で、大切な物を得てきて欲しい」との事。


 そうして、神様の娘が現世に生まれて数年が経ったある日、彼女が事故に遭った。そう僕が死んだあの事故だ。どうもあの時助けた少女の1人が神様の娘さんだったらしいです。

 そして、娘を救ってくれたお礼に、特別待遇で僕を別の世界に転生させてくれると言うのが今僕がここに居る理由。


 そして、転生させてくれる世界で、一番偉い神様が今僕の目の前にいらっしゃる女神様。

 僕は2つの世界それぞれのトップと話をしていたらしい。話を聞いてとても驚きました。


 別の世界から来たって言ってたけど、まさか一番偉い神様だったなんて……あぁ、何かお腹痛くなってきた。



 ―――――



「ここまでは理解できたかのぉ」


「ええ、一応」


「それで、転生の件はどう?勿論転生しても君は君のまま、この世界での記憶もそのままよ。その点は安心してくれて良いわ」


 そのまま、と言えばまるで「消さないでおいてあげる」と言っている様に聞こえるが、実際は消せないのだ。知らない方が不安にならないと言う事もある。


「どう?と言われましても~、いまいちピンと来ないです。こっちの世界では転生できないんですか?」


「うーむ、それなんじゃがのう。色々と問題があって厳しいのじゃ。君にとっても君の家族にもあまり良い事は無いじゃろう。

こちらの都合で悪いのじゃが、そうとしか説明できん、それで納得して貰えんかのぉ」


「はぁ…分かりました」


「すまんのぉ、代わりと言ってはなんじゃが、君の希望は出来うる限り叶えるつもりじゃ」


「まぁ色々と事情があって出来る事は限られているんだけども……」


 女神は正直に告げた、千歳の魂が変化している影響で、おそらく出来る事は多くないだろうと予測して、千歳にはそう告げたのである。

 詳しくは自分の世界に千歳を連れて行かないと分からないが、下手に希望を持たせていざやってみたら出来ませんでした。なんていえるわけが無い、それでは嘘だ。

 彼女は、千歳の事を個人的に気に入っている。だから彼に嘘をつく事は極力したくないのだ。


「あのぉ……」


 千歳は2柱の様子を窺いながら、小さく声を上げた。


「どうしたんじゃ?」


「……お願い事、決まりました」

1週間に1話位更新していきたいですね。…できれば。


8/22(土曜日) 改稿

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