好きなんだってさ
「別れろよ!!今すぐ別れろ!!!こんなやつ麗佳姉ちゃんにふさわしくない!」
「か、海くーん」
うん。
取り敢えず、手が痛いから離してくれないかな?
あぁ、無理そう。
「まあまあ」
佳蓮ちゃん!
海くんを止めてくれるの!?
「まずはこの変態さんのお話を聞きましょうね?」
あ、や、あの海くんの手の力は抜けたけど、え?変態さんっていったの?佳蓮ちゃん!
「ごめん。麗佳、ホントごめん。君に罵って欲しくてあの時わざと遅く戻ったんだ。もっと早く戻っていれば…」
変態さんに異論は無いんですね…
それと真ん中の1文いらなかったです。
はい。
うんと、この際だから聞いてみましょうか?
「もしかしてだけど、あの浮気もそんな理由?」
「すみませんでした!罵って貰えれば直ぐに止めるつもりでした。あいつは俺の友達で協力してもらっていただけなんです!」
「私のこと好きなの?」
「はい!嘘偽りなく大好きです!」
「あー。うん。分かった」
「ホント!?」
笑顔で言い切ります。
「あんたとはもう別れる」
これは叶の計画にあった最後の言葉です。
彼が私に再び惚れたら言うはずだったものです。
彼は私のことを好きだって言ったんだから計画的には問題ないでしょう。
なんだかスッキリしました。
急に睡魔が襲ってきました。
体が弱っているからでしょうか。
誰かが呼ぶ声がしますが、欲求に任せて私の意識は夢の中へと落ちていました。
お待たせしました。
終わりっぽいですが、まだ続きます。
もうしばらくお付き合い願います。




