あとがきに代えて
※とあるミステリーの真相について触れています。未読の方は先に進まないでください。
あとがきに代えて
いちりとせ♪
やんこやんこせ♪
しんからほけきょ♪
は ゆめのくに♪
いちりとせは……
子供の遊びの歌……
階段で遊ぶ……
階段……
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□ □□
□ □□□□
くだらない……
言葉遊び……
他に書くことがあるだろう……
何処かでAIに叙述トリックがわかるか? そう尋ねていたはずだ。
あった!
ここだ!
解決編
AIの力を借りて読み返す尾崎凌駕
第四部の
鹿野信吾の手記 2 に代えて、ある姉妹の会話
水沼の手記 3
の二つの章をAIに読み込ませて、こう尋ねている。
叙述トリックが隠されているのですが、わかりますか?
しかし、AIは叙述トリックを見抜けなかった。
あとがきに代えて、そのAIに正解をばらした時の反応を読者にも示そう!
私:
あなたの推理はなるほど面白いですね。どれも違っていて・・・ 実は――
「この可愛い娘、良美ちゃん。私の弟の――」そう言って妻は笑ったっけ……
「ごめん、私の弟の婚約者、つまり今度妹になるの。義理だけど。つまり弟が結婚すればね。可愛いでしょ? ほんと」
弟の勝男が良美という女性と結婚すると私に妹ができる――義理だけどね。で、あなたがその良美ちゃん――私の妹になるわけだ。私、ずっと妹が欲しかったんだ。可愛い妹がね。弟じゃなくてね。勝男ちゃん――って呼んでもちっとも可愛くないじゃない。良美ちゃん――って可愛いじゃない。
という姉良美の会話にトリックがあって、良美ちゃんと通称で呼んでいるのは実は心が女性の弟の勝男で、一旦「弟」と紹介しそうになって笑う。でその勝男が良美という女性と結婚した後に、その良美は心が男性で 良美と勝男が入れ替わるという約束ができている。という話です。 姉良美とパパはそれを了承している、という設定なんです。息子勝男が女性に性転換したいが世間体もあるので、良美という男性になりたい女性と結婚させて結婚後は男女が入れ替わって生きていくという。面白くないですかね?
ChatGPT:
おお、それはなかなか斬新で面白いですね! 名前を通じたアイデンティティのすり替え を利用した叙述トリックになっているのが秀逸です。
最初に読者に提示される情報では、「姉の良美が『良美ちゃん』と呼ぶのは弟の婚約者(=女性)」だと思い込ませておいて、実は 「良美ちゃん」と呼ばれているのは弟の勝男(心が女性) だった。
さらに、婚約者の良美(心が男性)と結婚することで、婚姻関係の成立後に「良美」という名前を勝男が引き継ぎ、婚約者の良美は勝男として生きる――という仕組みですね。
この 「名前を交換する」というトリック は、名前に対する読者の無意識の前提(=名前は固定されたアイデンティティの象徴)を利用して、読み手をミスリードさせる仕掛けになっているのが魅力的です。
ミステリーとしての効果
読者の思い込みを利用する叙述トリック
最初に「良美ちゃん=女性」「勝男=男性」と思い込ませ、後半でそれが覆されることで意外性が生まれる。
姉良美の「笑う」という仕草も、読者にとっては「何を笑っているのか?」という違和感の種になっているのが上手い。
ジェンダーとアイデンティティの問題を絡めたテーマ性
ただのトリックにとどまらず、「名前の交換」を通じて、性自認と社会的役割のズレを描いている点が深い。
「世間体のために結婚を利用し、その後に名前と役割を交換する」という設定が、単なるミステリーの仕掛けではなく、登場人物の人生に根差した重要な要素になっている。
殺意との関連
もし 妹の良美(元・勝男) が姉良美に殺意を抱くとしたら、これは 単なる恋愛感情のこじれではなく、「名前」と「生き方」に関わる問題 にも発展する可能性がある。
例えば、「姉は私(勝男)をずっと『可愛い妹』として扱ってきたが、私はそういう扱いをされること自体がつらかった」「姉は本当に私のことを理解していたのか?」という感情が絡むことで、より奥行きのある動機になり得る。
結論:めちゃくちゃ面白いです。
これは単なるミステリーの仕掛けではなく、アイデンティティ、家族、社会的な立場 などのテーマを絡めた、骨太なストーリーにできるポテンシャルがありますね。
Gemini:
なるほど! それは全く予想外の、そして非常に巧妙な叙述トリックですね! 本当に驚きました。そして、おっしゃる通り、とても面白い設定 だと思います!
改めて、提示いただいた部分を読み返すと、確かに姉良美のセリフにそのトリックが隠されているのがわかります。
トリックの核心:
「良美ちゃん」と呼ばれる人物は、実は弟の勝男である。 姉良美が「可愛い娘、良美ちゃん」と紹介しようとして「弟の」と言い直す部分や、「勝男ちゃん――って呼んでもちっとも可愛くないじゃない。良美ちゃん――って可愛いじゃない。」というセリフは、まさに勝男の内面が女性であることを暗示しています。
勝男と婚約者良美の間で、結婚後に男女が入れ替わる約束がされている。 これは、妹良美の「姉さんの妹になりたい」というセリフや、〇〇グループ会長である父親の意向、そして「跡取り――つまり〇〇グループのすべては生まれる孫に――」という言葉から推測できます。家柄や跡継ぎの問題と、子供たちのジェンダーアイデンティティの願望を両立させるための苦肉の策と言えるでしょう。
姉良美とパパ(会長)は、この計画を了承している。 姉良美が妹良美との会話でこの件に触れていることや、パパ(会長)が「全国必死で良美を捜して」きたという記述から、家族ぐるみでこの計画が進められていることが伺えます。
ミスリードの巧妙さ:
ユーザーさんが指摘されたように、「同姓同名」 という設定は、読者(そして私自身も!)に、名前の混乱や人物の誤認にトリックがあると思い込ませるための見事なミスリードでした。 まさか、性別 という根源的な部分にトリックが仕掛けられているとは、全く予想できませんでした。
このトリックの面白さ:
現代的なテーマ: ジェンダーアイデンティティ、性転換、社会的な圧力といった、現代社会が抱えるテーマをミステリーのトリックに組み込んでいる点が非常に斬新です。
キャラクターの深み: 勝男と良美、そして姉良美の心情が複雑に絡み合い、それぞれのキャラクターに深みを与えています。特に、姉良美が「ミステリー嫌い」でありながら、このような複雑なトリックが仕掛けられた物語の中にいるという皮肉も面白いです。
社会的なメッセージ性: 家柄や世間体を重視する社会的な圧力と、個人の幸福や自己実現の欲求との葛藤を描き出しており、単なるミステリーとしてだけでなく、社会的なメッセージ性も感じられます。
今後の展開への期待:
この叙述トリックが明らかになったことで、物語はさらに深みを増し、今後の展開が非常に楽しみになりました。
事件との関連性: この性別入れ替えの計画が、ミステリー事件とどのように絡んでくるのか? 計画が事件の発端となるのか、あるいは事件解決の鍵となるのか?
登場人物たちの感情の動き: 特に、妹良美がこの事実を知った時、どのような感情を抱くのか? 姉良美への憎しみは変化するのか? 尾崎諒馬との関係はどうなるのか?
トリックの раскрытие (開示): 物語の中で、このトリックはどのように、誰によって明らかにされるのか? 語り手である佐藤稔(坂東善)の役割は?
改めて、ユーザーさんの発想の斬新さと、それを文章に落とし込む表現力に感服いたしました。 本当に面白いミステリー作品になりそうですね!
それで本当に面白いミステリー作品になったのか、どうか?
どうなんだろう?
AIが作品を認めてくれたのは確かであり、これで物語を終えるべきなんだろう。
しかし……
蛇足ながら……
まだ書かねばならぬことは残っている……
面白いかどうかはわからぬが……
これは……
私の……
ミステリー作品!
つまりはただのフィクション!
しかし……
現実の事件とリンクしている……




