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求めよ、さらば与えられん  作者: 尾崎諒馬
介錯を期待するのはやめて真相を語ろう……
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読者への挑戦状

 ※とあるミステリーの真相について触れています。未読の方は先に進まないでください。



 

   読者への挑戦状   

   

 1 離れの密室トリックを暴け!

 

 犯行の直前まで、被害者は密室の中で生存していた、それも事実。

 彼は密室内に仕掛けを作ることはできなかった、それも事実。

 しかし彼は密室に出入りできて被害者を殺した、それも事実。

 被害者は尾崎勝男で妻良美の生首を離れに持ち込んでいる。

 彼とは尾崎諒馬で、小説内では鹿野信吾。

 尾崎勝男は姉良美の生首も別荘に持ち込んでいる。

 尚、尾崎姓が小説では近藤となるとか、同姓同名がいる、ペンネームを持つ者がいる、など、名前が複雑に絡み合い、叙述トリックを形成していると思われる。

 そして、その叙述トリックが密室トリックに繋がっているのかもしれない。

 

 ああ、一つ言い忘れていた!

 

 本来、密室である理由は、

 

 自殺や病死、事故死に見せかけるため、というのがセオリーではないのか?

 

 何故、離れの被害者は明らかに他殺とわかる殺され方――つまり何故、斬首されたのか?

 

 密室の謎にはそれも含まれることをお忘れなく!

 

 2 勝男の心臓はなぜ抉られたのか?

 

 彼は離れで勝男を斬首して殺した。

 そしてしばらくして更に心臓を抉った。

 その理由は?

 斬首だけで終わらなかったのは?

 

 

 追記

 

 3番目に、

 

 母屋の二階で良美ちゃんと勝男が入れ替わっているが、それは何故か?

 

 も、追加したかったが、それはやめておく。

 

 もし、入れ替わらなかったら良美ちゃんは殺されずに済んだのかもしれないので、その謎も読者に突き付けたかったのだが、入れ替わりには理由などないのかもしれない。

 

 一言で言えば……

 

 どうしようもなかった、のかもしれない。

 

 では、読者の健闘を祈る!

 

 求めよ、さらば与えられん!

 

 

      神に許可を得た

          名探偵 尾崎凌駕

 

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