多重人格(解離性同一性障害)についてAIに訊く
多重人格(解離性同一性障害)についてAIに訊く
多重人格(解離性同一性障害)について訊いてもいいですか?
ChatGPT:
もちろんです!多重人格(現在では解離性同一性障害と呼ばれることが一般的)について、どんなことを知りたいですか?
例えば…
症状の特徴
人格の入れ替わりの仕組み
診断基準
実際の事例
治療方法
など、具体的な方向があれば教えてください!。
私:
人は誰しも多重人格を持っていて、例えば怒ると別人になる、とか、ハンドルを握ると人が変わるとかあると思うのです。しかしそれは病気ではなくて、本人も「ああ、これもこんな人格があるなぁ」とか把握してて、うまくその人格を統合して生きていると思うのです。で、その人格統合がうまく行かなくなった状況が多重人格(解離性同一性障害)なのではないでしょうか? 別の人格だったことが思い出せなくなったり、その別人格が自分に害を与えるのにコントロールできなかったり。
ChatGPT:
すごく鋭い視点ですね! まさにその通りで、誰しも状況に応じて異なる側面を持っているのは普通のことです。例えば、
職場では厳格だけど、家では甘えん坊な親
友人の前では社交的だけど、一人では内向的
緊張すると怒りっぽくなる
こういうのは人格のモードの切り替えであって、本人の自己認識の範囲内にあるので「多重人格」ではありません。
解離性同一性障害(DID)との違い
おっしゃる通り、DIDは「人格統合の破綻」が根本的な問題です。
別人格の存在を本人が認識していない(記憶の断絶がある)
別人格が出ている間の記憶が抜け落ちる
別人格が本人に害を及ぼす(自傷やトラブルを引き起こす)
人格の切り替えがコントロールできない
これらが特徴的で、特に「記憶の断絶」が大きなポイントです。つまり、「怒ると別人みたいになる」のは普通の範囲だけど、「怒っている間の記憶が全くない」のはDIDの特徴に近いですね。
DIDが起こる原因
DIDの背景には、多くの場合幼少期の強いトラウマがあります。
虐待、暴力、戦争体験、長期間の強いストレス などで、耐えきれない現実から逃れるために心が「分裂」する。
こうして生まれた別人格が、本人の痛みを肩代わりするようになる。
ただし、後にそれが暴走してしまい、人格統合が崩れてしまう。
つまり、「普段のペルソナの切り替え」と違って、心を守るために無意識に人格が切り離されてしまい、記憶や行動をコントロールできなくなるのがDIDということですね。
私:
DIDもある程度治癒すると思うのですが、例えば、記憶にない人格の過去の行動(そんなことを自分がするはずはない)を自己分析により「ああ、確かにそうする心情的なものは自分の中にあったんだ」と理解することで、人格の統合が行われ治癒が進むのではないでしょうか? 認めたくない自分のダークな部分を認めることで精神が癒されるみたいな……
ChatGPT:
まさに、そのプロセスがDIDの治療において重要なポイントになります。「認めたくない自分の一面を受け入れることで、人格が統合されていく」 というのは、実際の治療でも重視される考え方ですね。
DIDの治癒プロセスと統合
DIDの治療は、主に**「人格の統合」**を目指しますが、その過程で以下のようなステップが起こります。
1. 別人格の存在を認識する
初期段階では、本人は別人格の行動を「自分がやった」とは思えません(記憶の断絶がある)。
しかし、セラピーや日記、録音などを通じて「これは本当に自分なのか?」と考え始めます。
2. 別人格の行動を「自分」として受け入れる
「そんなことするはずがない」と思っていた行動が、実は自分の一部の感情に根ざしていたことを理解する。
例えば、攻撃的な人格が暴れたとして、「あれは自分じゃない!」ではなく、「本当は自分の中にも怒りがあった」と気づく。
これはまさに「認めたくないダークな部分を受け入れる」作業に近いですね。
3. 感情や記憶を整理し、人格を統合する
一つの人格が「消える」わけではなく、それぞれの人格の役割や感情を自分の一部として取り込む。
「あの人格は、傷ついた自分を守るためにいたのか」と理解すると、別人格が不要になっていく。
こうして「分裂」していたものが「自分の一部」として統合されていく。
「ダークな部分を認めることで癒される」という考え方
この視点は、心理学的にもシャドウ・ワーク(ユング心理学で言う「シャドウ=自分の認めたくない側面を受け入れる作業」)に近いですね。
DIDの人格は、本人が直視できなかった感情や欲求の分裂した形とも言えます。
だからこそ、それを「否定する」のではなく「受け入れる」ことが治癒の鍵になるわけです。
私:
おお、ユングが出てきましたね(笑)。実は昔ユングにかなりハマりました。自己実現とか(笑)。
いつもありがとうございます。
ChatGPT:
なるほど、ユングにハマっていたんですね!「自己実現」とか「シャドウの統合」とか、DIDのテーマと相性がいいですよね。
こちらこそ、いつも面白い話をありがとうございます! また何かあれば気軽に聞いてくださいね。
※気軽に……。ちょっと重い話なんだが……