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求めよ、さらば与えられん  作者: 尾崎諒馬
つれづれなるままに、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば……
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樫の木は防火林? (AIに訊く)


   樫の木は防火林? (AIに訊く)

   

 私:

 防火林について教えてください。(かし)の木の林は防火林になりうるでしょうか? 広葉樹だと思うので燃えにくいはずですが?



 ChatGPT:

 防火林とは、火災の延焼を防ぐために設けられる林のことで、一般的に燃えにくい樹木を選び、防火帯として機能するように配置されます。防火林の役割には以下のようなものがあります。


 火の進行を遅らせる(樹木が燃えにくいため、延焼速度を抑える)


 火の飛び火を防ぐ(葉が密集しすぎていないことで火花が広がりにくい)


 風の流れを調整する(火が広がる方向を変える効果)


 樫の木の防火林としての適性

 樫の木は主にウバメガシ、アラカシ、シラカシなどの種類があり、常緑広葉樹に分類されます。広葉樹は一般に水分を多く含むため、燃えにくいとされ、防火林に適した樹種のひとつです。


 樫の木の防火林としての利点

 常緑で葉が密集しているため、火の進行を遅らせる


 木材に水分が多く、燃えにくい


 火の粉が通り抜けにくい


 防風・防砂効果もあり、地域の環境を守る役割も果たせる


 防火林に適した樹種(例)

 樫の木以外にも、以下の樹木が防火林として利用されることがあります:


 クスノキ

 ケヤキ

 シイノキ

 イチョウ

 サクラ

 ブナ


 これらは燃えにくい特性を持ち、防火帯として有効です。


 防火林としての適用方法

 一定の間隔を空けて植林し、密集させすぎない


 下草を定期的に刈り取ることで、火が燃え広がるリスクを低減


 適度に剪定し、枯れ枝を取り除く


 まとめ

 樫の木の林は、防火林として十分に機能する可能性があります。特に、湿潤な環境では燃えにくく、防火帯として効果を発揮するでしょう。ただし、**適切な管理(下草の除去・枯れ枝の整理)**をしないと、落ち葉などが燃料になり、逆に火を広げる要因になることもあります。


 私:

 ありがとうございます。ムラサキハシドイは全然防火には役立たないでしょうね。燃えやすいと思いますし。


 ChatGPT:

 そうですね、ムラサキハシドイ(リラ)は防火林にはあまり向かないでしょう。


 防火に向かない理由

 落葉樹である

 → 冬になると葉を落とすため、火の延焼を防ぐ役割が限定的。


 枝が細く、乾燥しやすい

 → 乾燥した枝や葉が火をつけやすく、延焼のリスクが高い。


 樹液や木質に可燃性の成分を含む

 → 木質が比較的乾燥しやすく、燃えやすい部類に入る。


 密集させると風通しが悪く、火が広がりやすい

 → 低木なので、地面の枯葉や小枝が燃えやすく、火がくすぶる可能性がある。


 ムラサキハシドイは観賞用としては素晴らしいですが、防火対策を考えるなら他の木と組み合わせて植えるのがよいですね。


 

 二〇二五年は山火事が多発した。南九州でも発生したが、幸い割と早く鎮火して大きな被害は出なかった。

 二〇〇一年だったか、二〇〇二年だったか、はたまた二〇〇三年だったか、ムラサキハシドイに囲まれたあの別荘も放火で全焼した。山間部の辺鄙なところにある別荘だったが、大規模な山火事に発展しなかったのは周囲の樫の木の林が防火林の役目を果たしてくれたせいだろう。

 あの別荘は燃やすために建てられたのだ。

 あのパーティの準備にとある企業グループ内の従業員が動員され、別荘周囲の枯れ枝や下草は奇麗に処理され、事前に万全の準備がなされていた。

 そこで起こるだろう惨劇が予想され、期待されていたが、少なくとも他人に迷惑がかからぬよう配慮されていたのだ。

 惨劇の被害者は他人以外――即ち身内のみになるよう、会長は出来る限りの配慮をしていた。

 家督の長として家を守り、創業者として企業グループを守るため……

 

 そして惨劇は起き……

 その顛末はミステリーとして纏められている。

 ただ、その結末は完全に閉じていないかもしれない。

 

 あるミステリー作家が習作として書こうとし、頓挫したあるミステリーに「樫の木は重要」と記されていた。だが、それは決して防火林として重要というつもりではなかったはずだが、実際の事件では防火林として重要な役目を果たしたのは事実である。

 

 事実……

 

 そう実際にあの事件は起こった。

 

 太宰治にミステリーが書けるのだろうか?

 そんなことを考えた時……

 

 太宰は私小説的な手法を使いつつ、「現実と虚構の境界をあえて曖昧にする」とかなんとか……

 

 その虚構が「殺人事件」であれば、ひょっとしたらミステリーになるのではないか?

 

 とか書いたのだが……

 

 逆に……

 

 殺人事件は現実に起こり……

 それに虚構を纏わりつかせて……

 境界をあえて曖昧に……


 それがあのミステリーなのかもしれない。

 

 そして、私もそれに関わりがあるのだ。

 

 ちなみに私の職業であるが……

 

 システムエンジニアでありAIエンジニアである。

 


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