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サバイバーズ・ギルト(罪悪感)  作者: 真 淳子
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プロローグ

おはようございます。新作です。投稿させていただきます。初めてのジャンル なので工作をしながら 色々やってみたいと思います。お願い申し上げます。

俺は逃げた。

逃げた?

俺が助けに入らなかった。だから逃げたのと同じだ。

俺なら助けられたのだろうか?俺なら助けられたのかもしれない━━。

葛藤。

でも俺だけはまだ生きている。どけが。

俺は母を見捨てた。父を見捨てた。妹を見捨てた━━。

だから彼らは死んだ。

正直、今となってはそれが真実なのか否か、検証のしようはなかった。襲い来るZOMBIEゾンビの大群を俺一人で押し退()けて殲滅せんめつしてしまうことは、果たして可能だったろうか?俺はできることをせずにただ逃げただけなのだろうか?

つまり俺が親兄弟を皆殺しにしたのと変わりないのだろうか?

ゲーム開始と同時に、そんな記憶が脳内に、流れ込んできた。(にせ)の記憶が俺の脳を支配しようとしていた。

今のところ、それは偽の記憶だと頭の何処かで判断できている。が、ゲームが進行すればいずれそんな認識もなくなり、俺は送り込まれた記憶を事実だと認めることになるだろうことはわかっていた。今はまだ現実の記憶と、コンピューターから植え付けられた記憶が混在する時期があるのは、ゲームの仕様なのだろうか。

それもわかっている。が、いずれもともとあった記憶は薄れ、VRの世界から与えられたものぎ本当の記憶のように置き換わるだろう。

それまでの残りの時間を、やり過ごさなければならなさそうだった。

今回は逃げるわけにはいかなそうだった。これから、闘いの日々が始まるのだろうか?俺はまだ、このゲームの内容を知らないも同然だった。

高隈 なしにゲームを始めてしまったことを俺は少し後悔し始めていた。


そこは 石造りのまるで 牢獄のような建物の中だった。照明はない。窓のように開けられた穴から日光が若干 差し込んで建物内を照らしているようだ。

おそらく これは ダンジョンになっている━━。

俺の予感はおそらくあたっているだろう。そんな気がした。

俺はなぜここにいるのだろう?また謎だらけだった。、

になっていただきまして誠にありがとうございました

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