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7章 スキル


 ペルセポネのステータスがチートだと判明したあと、ペルセポネは、スキルの説明をする。

 

 

 「”スキル”とは、能力の事じゃ、例えば、火属性魔法だと、火に関する魔法が使えるようになるのじゃ」

 

 

 「つまり、習得すると、特殊能力が使えるようになるって事か?」

 

 

 「まぁ、そう言う事じゃ、でも、この世界の人々にとって、スキルは基本、特殊能力ではないがのう」

 

 

 「スキルには、二種類あって、習得すると常に効果を発揮するスキルを”パッシブスキル”、自分で意識的に発動するスキルを”アクティブスキル”と言うのじゃ」

 

 

 ショウは、ペルセポネの説明を自分の頭に、しっかりと焼き付ける。

 

 

 次に、ペルセポネは、スキルレベルについて、説明をする。

 

 

 「スキルレベルについてじゃ、スキルレベルとは、その名のとおり、スキルの強さを表しておる、スキルレベルは、最大一〇じゃ」

 

 

 「ペルセポネ、質問いいか?」

 

 

 ショウは、ペルセポネに質問をする。

 

 

 「スキルレベルってのは、レベル一〇以上になったりするのか?」

 

 

 「うむ、各種属性魔法スキルだと、上位属性のスキルを習得可能じゃ、他には、特殊スキルと言うのに進化する事があるそうじゃ、ちなみに、属性についての説明、魔法の使い方については、後で説明をするぞ」

 

 

 そう言うと、ペルセポネは次の説明に移る。

 

 

 「次は、”スキル群”と、”単体スキル”についての説明じゃ」

 

 

 「スキル群とは、同類のスキルが集結した、スキルの事じゃ、スキル群を習得する事で多数のスキルを習得可能じゃ、主なスキルは、各種属性魔法などじゃ」   

 

 

 「単体スキルとは、習得する事で、一つのスキルを習得する事が可能じゃ、主なスキルは、鑑定眼、言語翻訳などじゃ」

 

 

 「んー……すまん、もう少し簡単に説明できないか?」

 

 

 ペルセポネは、ショウに伝わりやすい様な説明を考える。

 

 

 「そうじゃのう……スキル群は、沢山の短編小説(スキル)が書かれた本で、単体スキルは、一つの物語(スキル)が書かれた本、と言う感じじゃ」

 

 

 ショウは、ペルセポネの本に例えた説明でしっかりと理解した。

 

 

 「では、次に、特殊スキルについて説明をするぞ」

 

 

 ペルセポネは、ショウが、スキル群、単体スキルについて理解した事を確認して、次の説明に移る。

 

 

 「特殊スキルとは、スキルレベルが一〇を超える又は、魔導書 (スキルなどを習得出来る本)を使用する事で習得出来る、スキルの事じゃ」

 

 

 「はーい、質問」

 

 

 ショウは、ペルセポネに質問をする。

 

 

 

 「スキルレベルが一〇を超えれば、どんなスキルでも、特殊スキルに進化するのか?」

 

 

 

 ペルセポネは、ショウの質問に首を横に振る。

 

 

 

 「いいや、全てのスキルが進化する訳では無い、特定のスキルがスキルレベル一〇になると、特殊スキルに進化するのじゃ」

 

 

 

 「進化するスキルと、進化しないスキルがあるって事か?」

 

 

 

 「うむ、しかし、スキル同士が合体して、進化する事もある、この事を”統合進化”と言うのじゃ」

 

 

 

 ペルセポネは、ショウにスキルの進化について説明をする。

 

 

 

 「そして、もう一つ、スキルには、”派生進化”と言うものも存在する、派生進化とは、基本は、各種属性魔法スキルに、存在する進化方法じゃ、派生進化は、特殊スキルには、至らない事が多いいぞ」

 

 

 

 「じゃあ、スキルの進化は、基本的に、特殊進化、派生進化、統合進化の三つって事か?」

 

 

 

 ショウは、自分の指を三本立てる。

 

 

 

 「うむ、その他の進化方法は、極々稀にしか起きないからのう、別に知らなくても問題はないのじゃ」

 

 

 

 ペルセポネは、次に属性について説明をする。

 

 

 「では、次に各属性について説明をするぞ」

 

 

 ペルセポネは、まず、属性について説明をする。

 

 

 「属性には、十二種類存在する、基本は、火属性、水属性、風属性、地属性、光属性、闇属性の六つじゃ」

 

 

 「ちなみに、火属性は地属性に強く、地属性は風属性に強い、風属性は水属性に強く、水属性は火属性に強い光属性は闇属性に強く、闇属性は光属性に強いのじゃ」

 

 

 

 「今の所、六つしか出てきてないけど、残りの六つは、どんな属性なんだ?」

 

 

 

 「うむ、残りの六つは、さっきの基本属性の上位属性じゃ」

 

 

 

 「上位属性?」

 

 

 

 ショウは、小首を傾げる。

 

 

 「上位属性とは、その名のとおり、上位の存在じゃ、火属性は爆属性、水属性は氷属性、風属性は雷属性、地属性は鋼属性、光属性は聖属性、闇属性は影属性じゃ」

 

 

 

 「ちなみに、相性もさっきと変わらん」

 

 

 

 「ペルセポネ、質問」

 

 

 

 ショウは、ペルセポネに質問する。

 

 

 

 「どうやったら、上位属性の魔法を使えるようになるんだ?」

 

 

 

 「うむ、簡単じゃ、使いたい上位属性の下位属性のスキルレベルを一〇にすると、派生進化が行われる、派生進化に成功すると、上位属性のスキルを習得が出来るのじゃ」

 

 

 

 「つまり、爆属性を使いたい場合、火属性のスキルレベルを一〇にする必要があるって事か?」

 

 

 

 ペルセポネは、ショウの発言に首を縦に振る。

 

 

 

 「うむ、そう言う事じゃ」

  

 

 

 ペルセポネは、属性の説明を終えると、次の説明に移る。

 

 

 「では、次に妾達が生きていくのに、最も大切な説明をするぞ」

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