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10章 スキル②

更新が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。


 朝、ショウはペルセポネの呼びかけによって目を覚ます。

 

 

 「オイ、ショウよ、もう九時じゃぞ。そろそろ朝食の時間じゃ」

 

 

 ペルセポネは、ショウの枕元で仁王立ちになりショウを起こそうとする。

 

 

 「うーん……まだ九時だぞ……」

 

 

 ショウは一切覇気のない声でペルセポネに抗議する。

 

 

 

 「戯け! 『まだ』では無く『もう』じゃ」 

 

 

 「いや、休日の朝九時はまだ明け方だよ」

 

 「そうか、ならば今日は平日じゃ!」

 

 「おいおい、ペルセポネカレンダー見てみろ、今日は休日だ」

 

 「ここにはカレンダーは無いのじゃ」

 

 

 その後、五分間抗議のキャッチボールが行われた。

 

 結果は、抗議のキャッチボールをしているうちに、ショウが覚醒した為、二人は朝食を取ることにした。

 

 

──────

 

 日替わり朝食

 

 日替わりでメニューが変わる朝食

 

 

 一〇〇pt

 

 ・購入する   ・購入しない

 

────── 

 

 日替わり朝食 二つ(二〇〇pt)

 

 

 合計 二〇〇pt

 

──────

 

 

 ショウが朝食を購入すると、玉座の間(リビング)にあるダイニングテーブルの上に朝食が出現した。

 

 

 

 今日のメニューは、白米、ししゃもの塩焼き、たくあん、豆腐とワカメの入った味噌汁。

 

 

 

 「良かったなペルセポネ、朝食は和食だぞ」

 

 

 ショウは、ペルセポネが朝食は和食が良いと言っていたのを覚えていたので朝食についての会話をする。

 

 

 「…………」

 

 

 「どうした? ペルセポネ」

 

 

 ショウがペルセポネの方を見ると、ペルセポネがししゃもを見ながら何かを考えていた。

 

 

 ショウがペルセポネを静かに観察しているとペルセポネがボソッと呟いた。

 

 

 「訳あり子持ちししゃも……」

 

 

 

 「オイ! 子持ちししゃもに訳ありを付けるな! ししゃもの家庭環境複雑過ぎるだろ!」

 

 

 

 ペルセポネに対してショウは今日一番の(起床してから一時間も経過していない)大声でツッコミを入れる。

 

 

 

 「朝から大声を出すでない、早く朝食を食べるのじゃ」

 

 

 

 「お前のせいだろ!」

 

 

 ショウは今日一番の大声(記録更新)で又してもツッコミを入れる。

 

 

 

 

 ◇◆◇玉座の間 午前十時

 

 

 ショウはステータス画面を見ながら考えていた。

 

 しかし、ショウはどれだけ考えても分からない為、考えるのをやめてペルセポネに質問することにした。

 

 

 

 「なぁ、ペルセポネスキルってどうやって使うんだ?」

 

 

 

 「そう言えばスキルの使い方を説明をしていなかったのう」

 

 

 

 そう言うとペルセポネは、スキルについての説明を始める。

 

 

 

 「まず、ステータス画面を開くのじゃ」

 

 

 

 ショウはペルセポネの言われた通りにステータス画面を開く。

 

 

 

 「開いたらスキル説明を見るのじゃ」

 

 

 「スキル説明ってなんだ?」

 

 

 

 ショウは『スキル説明』と言う単語に疑問符を浮かべる。

 

 

 

 「スキル説明とは、スキルの説明書の様なものじゃ」

 

 

 「ステータス画面にスキル名が書いてある場所があるじゃろ、そこに書いてあるスキル名をタッチするのじゃそうすると、スキル説明が出て来るのじゃ」

 

 

 ショウは自分の持っている十三のスキルのスキル説明を順番に読み始めた。

 

 

──────

 

 言語翻訳   Lv五 (最大一〇)

 

 ありとあらゆる言語を翻訳するスキル。

 スキルレベル六以上で動物、魔物と意思疎通が可能。

 

──────

 

 魔力成長   Lv五 (最大一〇)

 

 スキル所持者がレベルアップした時、魔力、魔法力が高く成長する。

  

──────

 

 魔力適正   Lv六 (最大一〇)

 

 魔法に関するスキルのスキルレベルが通常よりも早く成長する。

 

──────

 

 万能戦術   Lv七 (最大一〇)

 

 様々な武器をそれなりの技量で扱う事が出来る。

 

──────

 

 火属性魔法   Lv一 (最大一〇)

 

 火属性の様々な魔法を習得出来る。

 

 スキルレベル一~三で習得する魔法を下級

 スキルレベル四~六で習得する魔法を中級

 スキルレベル七~九で習得する魔法を上級

 スキルレベル一〇で習得する魔法を最上級

 と、言う。

 

 ・習得済みの魔法を閲覧する

 

──────

 

 水属性魔法   Lv一 (最大一〇)

 

 水属性の様々な魔法を習得出来る。

 

 (以下略)

 

 ・習得済みの魔法を閲覧する

 

──────

 

 風属性魔法   Lv一 (最大一〇)

 

 風属性の様々な魔法を習得出来る。

 

 (以下略)

 

 習得済みの魔法を閲覧する

 

────── 

 

 地属性魔法   Lv一 (最大一〇)

 

 地属性の様々な魔法を習得出来る。

 

 (以下略)

 

 ・習得済みの魔法を閲覧する

 

──────

 

 闇属性魔法   Lv一 (最大一〇)

 

 闇属性の様々な魔法を習得出来る。

 

 (以下略)

 

 ・習得済みの魔法を閲覧する

 

──────

 

 光属性魔法   Lv一 (最大一〇)

 

 光属性の様々な魔法を習得出来る。

 

 (以下略) 

 

 ・習得済みの魔法を閲覧する

 

────── 

 

 鑑定眼   Lv一 (最大一〇)

 

 物品、生物、魔物を鑑定する事が出来るスキル。

 物品の場合は物品の説明文、生物、魔物の場合はステータスを見ることが出来る。

 スキルレベルによって情報量が異なる。

 

──────

 

 魔力感知   Lv一 (最大一〇)

 

 魔力を可視化する事が出来る。

 スキルレベルによって精密度が異なる。

 

──────

 

 収納箱   Lv五 (最大一〇)

 

 空間を歪め簡易的な異空間を作る。

 異空間の中に様々な物を収納するスキル。

 生物、魔物などは収納不可。

 スキルレベルによって収納量が異なる。

 (スキルレベル一〇で収納量が無限)

  

────── 

 

 

 「読み終わったか?」

 

 

 「ああ、読み終わった」

 

 

 ショウはペルセポネにスキル説明を読み終わったことを伝えると早速質問をする。

 

 

 「この、各属性魔法スキルに『習得済みの魔法を閲覧する』って書いてあるんだけどこれ何?」

 

 

 「そのままの意味じゃ、火属性魔法だったら習得している火属性の魔法を確認する事が出来るのじゃ」

 

 

 

 ショウがスキルについて最低限の知識を得たところでペルセポネは、ショウにスキルの使い方を伝授する。

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