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音のない世界  作者: 横須賀かもめ
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あっしゃビットコインよりFX派かな!⑤

 という訳で、全員で食事を兼ねて飲みに行くことになった。

 場所は、ガリクソンのために日本っぽい場所が良いという事で、居酒屋になった。

 日本っぽい場所がどうして居酒屋なのか、まさみには疑問だったが、店に入るなりガリクソンは喜んでいた。




 「ステキナオミセデス! スバラシイ!」と言い写真をバシャバシャ撮っている。

 料理が運ばれるたびに、驚き写真を撮っていた。

 みんなで食事とお酒を楽しんでいると、安井が雨竜に「雨竜さんの、小説ってどんな感じになるんですか?」と呑んでいた梅酒をテーブルに置きながら聞いた。




 森田も「取材されてるから、僕も気になります。将棋の話しは将棋の話しなんですよね?」とこちらはグラスワインを飲みながら聞きたいようだ。

 「私も気になりますー」と景子が言うが、こちらは何も考えずに言っているはずだ。

 雨竜が新たな小説を執筆していることも、今知ったに決まっている。

 「まさみも気になるでしょ?」と同意を求める景子。




 「そ、そうだね‥‥‥」確かに、完成された小説を読むのも面白いが、今まさに物語が紡ぎ出される瞬間を見るのも興味がある。




 雨竜が「そんなに気になります?」と全員を見てから問いかける。

 いたずらっ子のような感じで、悪巧みをする子供のような表情である。

 「ボクモキキタイデス」とスマホを置いてガリクソンが聞く態勢に入る。

 にも関わらずスマホを出す景子。




 聞きたいと言ったのは何だったのか‥‥‥。

 「そんなに知りたいですか?」ともったいぶった様子で皆を見る。

 「僕の今までの作品は、ミステリーが中心だったんです。誰が死んだ、どうやって殺された‥‥‥とかしか書いてなかったんだけど、

ちょっと方向転換してみたくなって、人間の物語をちゃんと書こうと思って、いや書きたくて!」

 と少し微笑む。


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