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音のない世界  作者: 横須賀かもめ
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対局場

 パチンパチン音のない世界に音がする。

 視線を上げるとニキビメガネが扇子を鳴らしている。

 「このニキビメガネ強いんだなー」心のひとり言が聞こえてくる。



 森田の顔を見る。

 盤面に集中してこちらが見てることにも気づかない。

 満足そうな森田の顔に、多少イラついてしまう。

 



 仕掛けた手に全てといっていいほどに、守りに入られている状況で次の一手が悩ましい。

 いつもの棋風と違う森田に、少し戸惑う。

 「他人を理解することは絶対に無理なんだって」と恵の言葉が聞こえてくる。


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