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音のない世界  作者: 横須賀かもめ
27/99

三歳児の子供がリュックを背負っる姿は何事にも変えがたし可愛さである⑤

 「もしもし、あっガリクソン! エッ、日本に来てるの? ‥‥‥今どこよ? ‥‥‥東京にいるの?」と話している恵。

 スマホを切り、将棋盤の前に戻ってくる。

 「向こうの知り合い?」と母が尋ねる。




 「フィリピンっていうか、フィリピンにいたアメリカ人のガリクソンって人から」と母に答える。

 「ガリガリのガリクソンか」と父が言う。

 「いや、エネルギッシュな感じよ」と恵。

 「いやーギャグよギャグ」と母。

 意味が分からない恵。




 「日本にいないと、流行りについてこれないな。で日本に来てるのか?」と父。

「うん。元々、バックパッカーなのね、ガリクソンは」と説明する恵。

 「バックパッカーって何?」と母。

 「それを今から説明しようかなと、思ったんだけどね」

 と恵が、バックパッカーの説明をする。




  「バックパッカーと言うのは、低予算で国外を個人旅行する旅行者のこと。ガリクソンは、アメリカの証券会社で働いてたんだけど、辞めて今は色んな国を見て歩いてるの。そんなガリクソンが、日本に来てるんだって」説明を終える恵。

 母が「日本にいるなら、会ってみたいな」

 父も「そうだな。こっちの方にいるなら連れてきてもいいぞ。向こうでのお前の話しも聞きたいからな」




 という訳で、二日後、川越駅にガリクソンを迎えに来た恵。

 川越駅の駅前で、待っているガリクソンを見つける恵。

 フィリピンにいた頃と、何も変わらない姿を確認する恵。

 恵に気づき手を振るガリクソンが、恵の方に駆け寄ってくる。

 「ハーイ、ヒサシブリ。ゲンキ、シテマシタカ」と言いながら、恵にハグするガリクソン。 


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