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気になることは、注意深く観察する方がにイエスと答えるタイプである①
プロ棋士の一日は勤め人の一日とは、全く違う。
奄美と付き合うまさみは、それを痛感している。
今も朝の七時だが、目覚ましの音で、のらりくらりと目を開け起きる準備をしているまさみと違い、奄美は横でずっと寝ている。
まだ寝るつもりだと思う。
棋士は対局がない日は、本当に一日中家にいる。
対局だって月に四回ある程度である。
その四回でも多い方だと言い、四回あれば、売れてまっせと言っている。
棋士として大忙しだと言う事らしい。
じゃあ、他の日は何をしているかというと、将棋の普及活動のためのイベントだったり、将棋の定跡書の執筆だったり、ちなみに奄美は振り飛車の本を二冊出している。
一冊目は四間飛車の本で、二冊目は相振り飛車の本である。
本の執筆もそんなに頻繁にしている訳じゃない。
奄美はプロ棋士になって十年だが、二冊しか書いてない。
じゃあ他の日は何をしているかと言うと、
他の棋士と練習対局をしたり、自分一人で研究をしている。
という訳で棋士という職業は、けっこう時間があると、奄美と付き合って気づいた。
デートの日程は大体、こっちの都合のいい日になった。
無理してるのかなと思ったら、本当に都合がついていたのだ。
の割に収入はけっこうあり、サラリーマンよりもある。




