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Drive in!(3)

家に帰ると紗綾はまず辞書で「ace」をひいた。その中にこんな表現があった

『ace…達人、一流』

紗綾は「エース」がどれほど重いものかが分かった。

(エースとはその道の達人、つまりそれ相応の努力をして実力をつけ、周りから認められた人なんだ……)

私程度じゃまだまだなれない。だが、「天才」よりさ近いと紗綾は思った。

(私じゃバスケの天才にはなれない。けど努力次第で達人、つまりエースにはなれる。)

「絶対エースになる…」紗綾は部屋で一人呟いた。



翌日から特訓が始まった。基礎からではあったが、紗綾は(エースになるためにはやらなければいけない)と常に集中して取り組んだ。

そして日曜日。

練習試合対総野高校。

県ベスト4なだけあって第一ピリオドから苦戦を強いられた。

しかし、第四ピリオド10点ビハインドだったが開始直後、わずか4秒で紗綾が電光石火の速さでドライブし、シュートを決めた。こっから流れを掴んだ吉瀬高校は並木の3Pシュートなどで2点差まで縮めた。しかし、落ち着きを取り戻した総野高校に力の差を見せつけられ、67-74で敗北。

試合後三池コーチは「負けたのは悔しいが、収穫はたくさんあった。特に川口、4ピリの最初のプレー。あれが今日一番良かった。次はその流れをモノにできるようになろう。」と紗綾を褒めた。

チームメイトも「紗綾は前より積極的に攻めるようになったね。」とか「oneonone強くなったね」とか言われたが、紗綾自身は納得の表情ではなかった。


続く

用語解説



ピリオド…バスケは10分×4で行われる。1ピリオドは10分。略してピリともいう



ドライブ……ドリブルで相手ゴールに向かって進むこと。筆者は苦手です。



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