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Drive in!(2)

紗綾は行ってみたが、誰なのか分からなかった。

(ウチの制服だな…)

すると、その男子はこちらが誰なのか分かったらしく、声をかけてきた。

「あれ、川口さん?」

「そうですけど…あなたは……?」

「うそー忘れられた〜峯崎淳だよー自称ゴーグルマン峯崎」

紗綾は一瞬で思い出した。いつもゴーグル着けてバスケしている人だ。

(てかゴーグルマンは自称だったのかよ……)

心の中にツッコミは置いといて、「何してんの?」と訊いてみた。

「自主練だよ。ヘタクソは練習あるのみ。」笑いながら峯崎は答えた。

「ヘタクソって、峯崎くんスタメンじゃない。」

「いやいや、そのスタメンの中で一番ヘタクソだから」

(こーゆー人が上手いんだよな…)

紗綾は気になったことを訊ねた。「いつも試合に出るときにさ、意識することって何?」

峯崎は「うーん…なんだろ。あ、いつも声を出すことは意識してるかな。」と返した。確かに一番声が出る人だと紗綾は思った。

「そーいや何であんなに声だすの?」

「癖かな。」

「癖?」紗綾は驚いた。

「うん。ほら、俺はヘタクソだからさ、とりあえず声だけは一番出して気合いを見せようとか、チームを盛り上げようとか、そんな感じで出してたらいつのまにかあんなに出すようになったかなぁ。」峯崎は苦笑いを交えながら話した。

「声か…明日から意識してみよっかな…」

「それがいいよ。……おっとこんな時間だ。俺帰るわ。」

「ありがとうゴーグルくん。また明日ね。」

「いえいえ、ってゴーグルマン峯崎で覚えてくれよー!」

「はいはい」紗綾は上手くあしらい、家路を急いだ。


続く

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