31/31
敗けたエース(3)
紗綾達は学校に戻り、荷物を片付けて解散した。
帰ろうとした時、佑樹が声をかけてきた。
「男子も負けちゃったわ」
「そっか…」紗綾は少しがっかりした。
「まぁまだ終わったわけじゃねーし。あと3つも大会があるんだから楽しみでしょーがない」佑樹は意外にも明るかった。
「そうだね…。」だが紗綾はその明るさについていけなかった。
「何落ち込んでんだよっ」
「えっ」
「明らかに下向いてただろ」
「そんなことないよ!」紗綾は作り笑いでごまかそうとしたが無駄だった。
「誰だって完全なニンゲンはいねぇんだよ。失敗するなんて日常茶飯事だぜ。ほら、また明日から地獄の練習だぞ。」佑樹が笑顔で話す。
変な言い方だったが妙に立ち直れた紗綾だった。
御無沙汰です。いきなりですがこの「偏差値70のエースプレイヤー」はここで第一編は終わりです。続きはしばらくしたらまた書くつもりなので、見捨てないでくださいね(笑)




