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敗けたエース(1)

紗綾は相手に作戦を読まれないように定位置についた。

審判が雅にボールを渡す。

その瞬間に優と栄がスクリーンに来る。西はスクリーンに掛かり、栄のディフェンスがついてきたが、雅からロングパスが通った。フェイクを入れてカバーに出てきた麻衣のディフェンスの上体を浮かせ、そのまま麻衣にパスを出す。

「ナイスパス!」麻衣はボールを受けとるとゴール下からシュートを決めた。

「オールコート!」雅に言われたが、西を見失う。その間に西にパスが通った。しかも守っていたのは優だった。

(まずい!)紗綾はすぐさま戻って優のカバーに出たが、抜かれそうになり、ボールをカットしにいった。

無情にも審判の笛が鳴る。「ファウル白6番、青ボール!」

(悔しい…)

紗綾は戻る前に仲間に謝った。

「ゴメン。やっちゃった…」

「大丈夫、あとは任せて!」雅から笑顔で返されて、気持ちが少し楽になった。

5ファウルなのでベンチに戻る。

「コーチ、すみません………。」

「いや、あのファウルは仕方ない。むしろよく時計を止めてくれた。悔やむならその前までのファウルを悔やめ。あとは仲間を信じろ。」

「はい…」


結局、その後、西にトドメのシュートを決められ、負けてしまった。

吉瀬67-72陽明

(自分が最後まで残れれば……)試合が終わって、紗綾はひとり涙を流していた。

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