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エースの地獄(4)

−−ハーフタイム

ベンチのムードが悪い。

三池コーチが話を切り出す。

「とりあえず前半の事は忘れろ。むしろ県1位の相手に15点差『しか』離されていない。俺にとってはいい誤算だ。」

チーム全員が意外そうな顔で三池コーチを見る。

「なんだ。そんな顔で見るなよ。オマエらは3年主力がいる県1位の相手にしてんだぞ。そう上手くはいかないと思っていた。だからオマエらはまだやれる。」

「はい!」

「あと、一旦川口は交代だ。」

「えっ?」紗綾は驚いた。

「麻衣と優も交代だ。今かなり疲労がたまっているだろう。ひとまず第三ピリオドはオマエらを温存する。だが、それは勝つための作戦だ。」

「どういうことですか?」雅が不思議に思い訊ねる。

「相手はまさかディフェンスを変えてくるとは思わん。そこで第三ピリオドで一回勝負をかける。」

「勝負って……?」優がアクエリアスを飲むのを止めて訊く。

「まずはオールコートマンツーマンディフェンスだ。そこで相手の出鼻をくじく。相手が対応してきたらまたタイムアウトをとる。そして三ピリで作った流れを使って四ピリでスタメンに戻して一気に逆転を狙う。だからベンチにいる間は紗綾、優、麻衣で話し合って4ピリの作戦を考えろ。プレーするのはオマエらだ。自分達で考えてプレーしろ。」

「はい!」

勝てるかはわからない。

だが、チーム全員が勝とうという気持ちは持っていた。

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