こんなに私がアナタの事を好きなのに、アナタは私を全く見てくれないの？
”こんなに私がアナタの事を好きなのに、アナタは私を全く見てくれないの？”
好きな気持ちって本当に難しい！
アナタは何故？ 私の事を好きじゃないの？
こんなに私はアナタの事が好きなのに、、、。
全くアナタは私を見てくれない！
・・・ただ今は未だ友達の関係でもいい。
でもいつか私の事をちゃんと見て！
私だけを愛して！
アナタに私のこの想いが届けばいいのになぁ。
『何？ ボーっとしてんの？』
『えぇ！？』
『”あのさあのさ、俺に可愛い女の子紹介してくれない？』
『・・・な、何言ってんのよ！』
『いいじゃん！ 俺もスキな女の子が欲しいよ～』
『”ここに居るでしょ！”』
『えぇ！？』
『・・・えぇ！？』
『”ごめん、恋愛対象として見てなかった。”』
『バカ！』
『・・・でも、見てもいいの？』
『えぇ！？』
『”恋愛対象として見てもいいのかって聞いてんの！”』
『見てくれるなら、見てほしいけど......。』
『・・・そ、そうなの！？』
『そんなにビックリしないでよ～』
『”ずっと友達でいたいのかなって思ってたから、まさか？ そんな風に
想ってるとは知らなかったから。』
『・・・・・・』
『”ちゃんと青藍の事、女性として見てみるよ。』
『初めっからそうしなさいよ！』
『ごめんな、ずっと気づかなくて、、、！』
『・・・べ、別にいいわよ、』
『ちゃんと青藍の事、俺考えるから！』
『・・・うん。』
・・・初めて自分の気持ちをアナタに言えたような気がする。
これで少しは、”私の事を女性として見てくれるかな。”
少しでいい、私の事をちゃんとアナタに考えてほしい！
いつもはどうでもいい話ばかりして、こんな恋愛話をした事がなかった
からなんか変な感じだったけど？
私は、自分の気持ちをアナタに言えて良かったと思ってる。
ほんの少しでいい。
私の事、少しは好きになりなさいよ！
私ばっかりアナタの事を好きなのは嫌なの。
私の事を好きになってよ。
でも？ こんな私の気持ちをアナタはやっと気づいてくれたみたい！
『”よく考えたんだけどさ、俺と付き合うか？”』
『えぇ！？』
『俺でいいなら、付き合ってほしいんだ。』
『・・・ううん。』
『マジで？ なんか不思議な感じだよな～』
『・・・そ、そうだね。』
『”ずっと青藍とは友達の関係で終わると思ってた！』
『私もそうだよ、自分の気持ちを言えないまま終わると思ってた。』
『早く言えよ～』
『言えないわよ。』
『ごめんな、気づいてやれなくて！』
『いいわよ。』
『これからは俺、青藍の事！ 大事にするから！』
『うん！』
・・・最初は？
こんなに私がアナタの事を好きなのに、アナタは私を全く見てくれないの？
って思ってたけど。
今は、ちゃんとアナタに私の気持ちを知ってもらって凄く嬉しい！
好きな男性に自分の気持ちを知ってもらえる事がこんなに
嬉しいなんて想ってもみなかった。
これからはずっとアナタの傍に居るからね。
だから私の傍にずっと居て！
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
