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第三十九話 再会

「もしかして、今現実で色々言われている行方不明の事件って…」

「おそらく、この世界が何らかで関与しているだろうな」

 その子が顔を落として、何かを考え始めた。

「もしかしたらあの子もここに…」

 黎慈その発言が気になった。

「あの子って?」

「…何でもない、こっちの話」

何やら含みがある話し方だった。


「ところで」

「……どうして、私がこんなところに?」

少女は眉をひそめ、黎慈に視線を向けた。

 大体検討はつく。

「まあ、大体理由は分かるが…」

 おそらく、和寿と何らかの関係を持ったからだろう。

黎慈は一瞬言葉を飲み込んだが、やがて静かに口を開いた。

「お前がここにいる理由は、おそらく和寿のせいだ」

「和寿…」

 明らかに怪訝な顔をした。

「でもなんでアイツがこんな世界に関わっているの?」

彼女は問い詰めるように尋ねた。

「とゆうかこの世界から現実に出られるの?」

 立て続けの質問に動揺した。

「俺ら二人は出られるが、君が出られるかは…」

 正直言って分からない。


「なあ、あそこに誰かいないか?」

 静寂の中に景佑が指を指す。

確かに人影のようなのが見える。

「あの人影…」

 景佑は目を窄めて見た。

「なあ黎慈、あの人…」

 黎慈も目を顰めて見てみた。

「あの人…」

「ねえ誰なの?怖いんだけど!」

「ちょっと黙ってろ」

 おそらく、少し前に夢の世界に迷い込んだ子だ。

遠くからでも面影を感じる。

「行方不明になった理由ってもしかして…」

 この世界から出られなくなった。

可能性としてはゼロではない。

 合流する価値はありそうだ。

「あそこに行ってみよう」

そう言って出発しようとすると、その人影が急に倒れた。

「急ぐぞ!何かあったんだ!」

黎慈と景佑はなりふり構わず走り始めた。

「ちょっと!置いてかないで」

 三人はあの子がいる場所に向かうことにした。

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