【巻五九 孫奮】非實理
「関係ないよね?」
江表傳曰:豫章吏十人乞代俊死,晧不聽。奮以此見疑,本在章安,徙還吳城禁錮,使男女不得通婚,或年三十四十不得嫁娶。奮上表乞自比禽獸,使男女自相配偶。晧大怒,遣察戰齎藥賜奮,奮不受藥,叩頭千下,曰:「老臣自將兒子治生求治,無豫國事,乞丐餘年。」晧不聽,父子皆飲藥死。
臣松之案:
建衡二年至奮之死,孫晧即位,尚猶未久。若奮未被疑之前,兒女年二十左右,至奮死時,不得年三十四十也。若先已長大,自失時未婚娶,則不由晧之禁錮矣。此雖欲增晧之惡,然非實理。
(漢籍電子文献資料庫三國志 1375頁 ちくま7-350 批判)
○解説
呉のラストエンペラー・孫皓の寵姫である王氏が死亡! 悲しみのあまり孫皓が長らく引きこもってしまい、人々が「これは皓ちゃん死んじゃったんとちゃうん……?」と噂し合い、勝手に孫奮を後継者候補に立てようとしました。引きこもりから復帰した孫皓ちゃん、当然激怒です。孫奮をはじめとした人々をわっさわっさと殺しちゃいました。
江表伝ではこの事件のディテールを詳細に伝えてくださっていますが、その中で「孫奮が拘束され、それによって息子と娘が結婚できなくなった。なので、せめて二人で結婚させてやって欲しいと願い出た」、と言う内容を伝えています。けど皓ちゃんはひどい野郎でそんなことも許さず、そして彼らを殺してしまった、と書いています。
裴松之先生、ビビります。
待って? 孫奮の息子と娘でしょ? 彼らが幽閉されたときの年齢って、孫奮自身も三十から四十って言ってるよね? その年まで結婚できなかった奴らなんて自業自得じゃん? なんかその辺まで孫皓の悪事っぽく書かれてるけど関係ないよね?




