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裴松之先生の「罵詈雑言」劇場  作者: ヘツポツ斎
罵詈雑言劇場 呉編

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62/76

【巻四八 孫休】嗤騃於後代

「後世の人間にゲラゲラ笑い倒されんだよ!」



「『呉録』載休詔曰:「人之有名,以相紀別,長為作字,憚其名耳。礼,名子欲令難犯易避,五十称伯仲,古或一字。今人競作好名好字,又令相配,所行不副,此瞽字伯明者也,孤常哂之。或師友父兄所作,或自己為;師友尚可,父兄猶非,自為最不謙。孤今為四男作名字:太子名■,■音如『湖水灣澳』之灣,字莔,莔音如『迄今』之迄;次子名■,■音如『兕觥』之觥,字■,■音如『玄礥首』之礥;次子名壾,壾音如『草莽』之莽,字昷,昷音如『挙物』之挙;次子名■,■音如『襃衣下寬大』之襃,字㷏,㷏音如『有所擁持』之擁。此都不与世所用者同,故鈔旧文会合作之。夫書八体損益,因事而生,今造此名字,既不相配,又字但一,庶易棄避,其普告天下,使咸聞知。」



臣松之以為

伝称「名以制義,義以出礼,礼以体政,政以正民。是以政成而民聴,易則生乱」。斯言之作,豈虚也哉!休欲令難犯,何患無名,而乃造無況之字,制不典之音,違明誥於前修,()()()()()()()()()()!是以墳土未乾而妻子夷滅。師服之言,於是乎徴矣。


(漢籍電子文献資料庫三國志 1159頁 ちくま6-191 罵詈雑言)



○解説

 孫呉そんごの三代目君主、孫休そんきゅう。彼の治績として圧倒的に有名なもの、それは「オリジナル文字を考案して息子たちの名に与えた」です。理由は「皇帝たちの名前を諱むことによって日常で言葉が使えなくなるとか不便じゃん!」とのこと。なるほど、そのお志は美しい。しかし、しかしです。裴松之はいしょうし先生は思わずツッコまずにおれません。

 左伝さでんでも言ってるじゃん、名前によってその人の行動を律することに繋がる、って。そういう昔の人の思いを無視してオリジナル漢字を作るとか、そんなことするから()()()()()()()()()()()()()()()()し、自身の妻子も皆殺しの目に遭うんだよ!

 ちなみにバリバリ機種依存文字ですので表示できません。皆さんでお調べになって。

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