【巻四五 宗預】近為煩文
「どうでもよくね?」
延熙十年,為屯騎校尉。時車騎將軍鄧芝自江州還,來朝,謂預曰:「禮,六十不服戎,而卿甫受兵,何也?」習預答曰:「卿七十不還兵,我六十何為不受邪?」
臣松之以為
芝以年啁預,是不自顧。然預之此答,觸人所忌。載之記牒,近為煩文。
(漢籍電子文献資料庫三國志 1076頁 ちくま5-450 批判)
○解説
宗預は蜀後半に出てくる外交官のひとりです。孫権と結構仲がよかったりします。そんな彼が、齢六十をこえて初めて兵権を得ることになりました。そんな彼を、齢七十にならんとする蜀の重鎮のひとり、鄧芝がからかってきます。「ふつう六十超えたら兵権なんて持たないもんじゃない?」とのこと。思わず宗預は言い返すのです、「え、あんた七十にもなって兵権持ってんじゃん」と。
裴松之先生、これを見てげんなりです。
鄧芝がこんな自分を棚に上げたことほざいて、いっぽうの宗預も人の嫌がるようなことをツッコんでいる。こんなくだらないやり取り、歴史書に載せる意味ある? とのことです。
○皆様のコメント
・ひぽ太郎様
このエピソードの本質は
●鄧芝は尊大な性格で、費禕ですら彼に気を遣っていた
●その中で宗預だけ彼に遠慮しなかった。偉い!
だと思うんですよね。
この会話はそれを分かりやすく生き生きと説明する物なので、いらない事は無いと思いますよ、松之先生。




