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裴松之先生の「罵詈雑言」劇場  作者: ヘツポツ斎
罵詈雑言劇場 蜀編

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57/76

【巻三八 許靖】難以言智

「智者の言とは言えませんわ」



孫策東渡江,皆走交州以避其難,靖身坐岸邊,先載附從,疎親悉發,乃從後去,當時見者莫不歎息。既至交阯,交阯太守士燮厚加敬待。陳國袁徽以寄寓交州,徽與尚書令荀彧書曰:「許文休英才偉士,智略足以計事。自流宕已來,與羣士相隨,每有患急,常先人後己,與九族中外同其飢寒。其紀綱同類,仁恕惻隱,皆有效事,不能復一二陳之耳。」鉅鹿張翔銜王命使交部,乘勢募靖,欲與誓要,靖拒而不許。


靖與曹公書曰:

 世路戎夷,禍亂遂合,駑怯偷生,自竄蠻貊,成闊十年,吉凶禮廢。昔在會稽,得所貽書,辭旨款密,久要不忘。迫於袁術方命圮族,扇動羣逆,津塗四塞,雖縣心北風,欲行靡由。正禮師退,術兵前進,會稽傾覆,景興失據,三江五湖,皆為虜庭。臨時困厄,無所控告。便與袁沛、鄧子孝等浮涉滄海,南至交州。經歷東甌、閩、越之國,行經萬里,不見漢地,漂薄風波,絕糧茹草,飢殍薦臻,死者大半。既濟南海,與領守兒孝德相見,知足下忠義奮發,整飭元戎,西迎大駕,巡省中嶽。承此休問,且悲且憙,即與袁沛及徐元賢復共嚴裝,欲北上荊州。會蒼梧諸縣夷、越蠭起,州府傾覆,道路阻絕,元賢被害,老弱並殺。靖尋循渚岸五千餘里,復遇疾癘,伯母隕命,并及羣從,自諸妻子,一時略盡。復相扶侍,前到此郡,計為兵害及病亡者,十遺一二。生民之艱,辛苦之甚,豈可具陳哉!懼卒顛仆,永為亡虜,憂瘁慘慘,忘寢與食。欲附奉朝貢使,自獲濟通,歸死闕庭,而荊州水陸無津,交部驛使斷絕。欲上益州,復有峻防,故官長吏,一不得入。前令交阯太守士威彥,深相分託於益州兄弟,又靖亦自與書,辛苦懇惻,而復寂寞,未有報應。雖仰瞻光靈,延頸企踵,何由假翼自致哉?


臣松之以為:

孔子稱「賢者避世,其次避地」,蓋貴其識見安危,去就得所也。許靖羇客會稽,閭閻之士,孫策之來,於靖何為?而乃泛萬里之海,入疫癘之鄉,致使尊弱塗炭,百罹備經,可謂自貽矣。()()()()()()()()。孰若安時處順,端拱吳、越,與張昭、張紘之儔同保元吉者哉?


(漢籍電子文献資料庫三國志 965頁 ちくま5-221 罵詈雑言)



○解説

 曹操そうそう袁紹えんしょうの対立が表面化しはじめていた頃、孫策そんさく長江ちょうこうの南に勢力を広げます。これを嫌った人々が南方に疎開。ここで多くの人が許靖の尽力により疎開を果たしました。その名声を聞き、曹操の部下が、強引に許靖を召し上げて曹操のもとに連れて行こうとしました。断固として拒否した許靖、曹操に向けて手紙をしたためます。そこには現地の窮状がこれでもかと細かくしたためられており、そういった窮状を救うのは曹操様をおいて他にいない、どうか善政を布いてください、と書かれていました。その手紙は招聘に失敗した曹操の部下による逆恨みのため破棄されてしまうのですが。

 裴松之はいしょうし先生、ここで許靖が現地の窮状をつぶさにしたためられているのを見、はぁあああぁあ!? とにじり寄られます。

 いやまってよ、許靖って別に現地人じゃないよね? 孫策がやってきたことのどこが許靖の身の安全に関わるの? 正直自分から危うい地に飛び込んだだけじゃん? なのに苦難がどうこうとか、()()()()()()()()()()()()()()()()! そんなに現地が心配だってんなら張昭ちょうしょう張紘ちょうこうみたいに孫策に仕えればよかったじゃん、それもしねーでなに言ってんの?



○皆様のコメント

・波間丿乀斎

 いや許靖さん孫策じゃなくて袁術が攻めてきたと思って手紙書いてますからね……? 「袁術えんじゅつが攻めてきた」って、他ならぬ先生が筆書されてますよね?

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