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【あとがき】同業者向け

 「ハリウッド脚本術」「SAVE THE CAT」「感情から書く脚本術」といった俗に言う執筆のための指南書を読み込めば小説を書けるようになるのでしょうか?


 恐らくですが、料理本や筋トレ本を読むだけで、料理が上達したり、マッチョになると思う馬鹿はいないことでしょう。

 しかし、何故か小説を指南書を隅から隅まで読み込めば、プロ級の腕前になると思い込んでいた馬鹿が目の前におります。

 『benibuta』のことです。


 褒められた話ではないですが、小説初心者がやってはいけないことを踏み抜いたのかなと思います。

 是非、他の方々は同じ轍を踏まずに執筆を楽しんでいただけたら幸いです。


『初心者がやってはいけないと思うこと』

1.小説を書かずに指南書をただひたすら読み漁る

 →多分ですが、いざ執筆しようとすると、思い描いていたことの1/10程度しか書けないのが実情かと思います。

  なまじ指南書を読み漁ってしまうと、自分の欠点も分かるし、どうすればよいのか最適解も分かる。

  しかし何故か書けない!という状況になります。


  悪い意味で『目が肥えて』しまい、1文字も書けない。書いていても全然楽しくない状態になります。

  株式投資の世界であれば、知っていることが基本的に武器になりえますが、

  執筆の世界では、知っていることが思考の幅を狭める枷となりえます。

  ここら辺は、投資(分析)と事業(執筆)の違いかと思われます。


2.小説を書かずに有名作品の分析をただひたすら行う

 →これも前述の「1」と同じ弊害をもたらします。

  個人差あるとは思いますが、執筆しようと思っているジャンルの有名作品を3作品も読めば十分かと思います。

  頭で分かっていることと、実際に書けることの乖離を早めに知って、その幅を縮める努力が重要かと思います。


3.総括

 →多分ですが、技巧本の熟読と作品分析で分かった気になる。

  情報デブになっていたのだと思われます。

  そしてデブになったから動く(執筆)のが億劫になる・・・。

  書けない原因が分析が足りないからだと勘違いして負のスパイラルに陥っておりました。


『初心者が重要だと思ったこと』

1.妥協して書く

 →自分の実力わきまえて書くの重要かと思います。

  「ゴブリンスレイヤー」や「ダンまち」の面白さを知っていても、同じ面白さを担保して書こうとしたら無理があります。(ありました)


2.出来が悪くても書ききる

 →大きく分けると物語は3要素で成り立っているかと思います。

  「物語構成」「コンセプト(ハイファンなら、どんなチートスキル?)」「キャラクター」

  個別要素を追求するのも重要だと思いますが、実際に執筆する。

  個別要素を統合して物語る経験がもっと重要だと思いました。

  個別要素にしたって、実力以上のものは作れないし持て余すだけですし。


  

『その上で拙作自己分析』

1.基本骨子

 →大きく分けて3作品の影響を執筆しました。


おい、外れスキルだと思われていた《チートコード操作》が化け物すぎるんだが。 〜実家を追放され、世間からも無能と蔑まれていたが、幼馴染の皇女からめちゃくちゃ溺愛されるうえにスローライフが楽しすぎる〜

https://ncode.syosetu.com/n8672gi/

 →タイトル、あらすじを丸パクリしました。

  

Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。

https://ncode.syosetu.com/n5495gn/

 →主人公とヒロインの関係性はここから来てます。

  類似作品だと「パリイ」も同系統ではないでしょうか。


Sランク冒険者パーティーのサポート役をクビになった俺は、念願の錬金術師となりスローライフを送りたい

https://ncode.syosetu.com/n3017gm/

 →ストーリーライン丸パクリです。

  ざまぁ対象に私怨で追放された主人公。

  偶然出会い、結果的にざまぁ対象にざまぁする。


2.良かった点

 →1話で主人公がちゃんと追放された。

  冒険者ギルド経由で美人の姉ちゃん(ヒロイン)と出会う。

  お願いされる形でヒロインとふたり旅に出る。


3.課題点

 →チートスキルがよく分からない。

  主人公が無双してるのかよく分からない。ぱっとしない。

  ざまぁ対象の悪人っぷりの描写が足りない。同伴キャラ視点で書いてて気の毒すぎて仕方がなかった。

  ざまぁするタイミングが遅い。最終話前後でやっても・・・。


 →登場人物が無駄に多く、誰が何を喋っているのか、どこにいるのか分かりづらい。

  ざまぁ対象にざまぁするのも遅すぎる。爽快感もあんまりない。


他にも思う所はありますが、とりあえず無事に完結出来たことを喜んでいます。

自分で企画を立案して、最後まで書ききる。それが出来たことが最大の収穫でした。

後は上手いことPDCAを回してより良い作品作りに励みたいです。


その過程でドツボに嵌ったわけですが、恐らく他人事ではないかと思います。

同じ轍を踏むと物凄く苦しいと思うので踏まない方がよいと思います。

それでは良い創作ライフを!

もしよければ星一つでも構いませんので評価よろしくお願いいたします。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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