良く悪
プロローグ
「文章?いや好きなこと書くよ。」
作者は自分の頬を牛乳の温めすぎで上部に張った白い湯葉に似たあれのようになって笑った。
「笑ってたってええやん。」「そんでな~こんなめちゃくちゃな文で人気出ると思うか?」
「いや、そんな。っていうかそのめちゃくちゃで、えせな関西弁使うのまずやめてもらえませんか?」
突発的な答えづらい質問とバリバリ東北人の先生のあきらかに使い慣れしていない関西弁での言葉遣いで、正直僕はかなり戸惑い、言葉が喉元で詰まった。
「あ、僕ですか?僕は先生のアシスタントの雨傘雨です。あ、よく女の子と間違われます。」「名前だけ…。」
最初の会話から時系列いきなりどこに飛んでどこに収まるのか心配になる気持ちになりますよね。これはもうひどい…。書いてる文章もはちゃめちゃに崩れ果てて先が見えてないですよね。でもいいはず、小説ってきれいに書かれて作者の個性が出てるのがなんぼなのかもしれないが、一つや二つ少し崩壊気味の小説があってもいいと思う。
仕方がないことでしかないからだ。
作者は高校時代同級生が300人と少しいる高校で国語の授業の作文の順位がダントツで最下位をマークする結果を出すこともあるほどだ。
そんなある意味すごい作者のハチャメチャめちゃくちゃな文章に少しでいいので興味を持っていただけたらありがたい限りだ。
それはさておき、これから書いていく小説といえるかは正直考え物の話は作者の作った世界です。
どうぞごゆっくりしていってください。